下ネタ全開で爆笑必死の舞台「野良女」戦闘態勢の美女5人が並んだキービジュアル公開!

エンタメ総合
2017年03月05日

105458_01_R「校閲ガール」や「花宵道中」などのヒットメーカー宮木あや子原作で、女性から圧倒的な共感を集め続けている大人気小説の舞台化「野良女」が4月5日(水)より上演。上演1か月後に控え、豪華キャストが並んだキービジュアルが公開された。

 本作は、結婚や仕事など常に悩みがつきず、何をするにも現実が重くのしかかってくる年齢を迎えたアラサー独身女子が、行きつけの小汚い居酒屋で泡盛を飲みながら続けられるガールズトーク。グチを言ったり、自暴自棄な発言をしながらも心底にあるのは「幸せになるまで死ねません!」ということ。そんなあがき続ける5人の女性たちの日常と葛藤を描いている。

 公開されたキービジュアルは、繁華街のネオンをバックに出演者である佐津川愛美ら5人が決意に燃えた鋭い視線でこちらを見据える印象的なデザイン。原作者の宮木自ら「しょぼくれSex And the City@中央線の荻窪より西側」とキャッチコピーをつけた世界観を表している。さらに立ち並ぶ5人の表情には世間、年齢、男など彼女たちを取り巻くさまざまな問題と闘おうとする強い意志が込められている。

 それぞれ実際に舞台上で用いられる衣装に身を包み、演じるキャラクターの性格などを表している。佐津川愛美演じる鑓水は、人当たりがよく美人なのになぜか2人も彼氏ができないキャラを白いワンピースとオレンジのカーディガンで周りに影響を受けやすいピュアな精神世界を表している。芹那演じる桶川は、“付き合う彼氏に軒並み暴力を振るわれる保険勧誘員”というキャラを露出度の高い部屋着のような黒の上下で表している。さらに沢井美優演じる朝日は、ミスコン三連覇を達成した美貌を持ち、社長秘書で実家は金持ちと恵まれた環境でありながら“オジンとカテゴライズされる異性”とばかり関係を持つという、個性の強い人物を派手なピンクのワンピースとジャケットで表現。深谷美歩演じる壺井は、正社員としてキャリアを進めながらもカナダに住む彼氏との遠距離恋愛に悩まされる人物。キャリアウーマンらしいスタイリッシュで都会的なパンツスーツが採用された。最後に菊地美香演じる横山は、不倫に溺れ自傷行為を繰り返すキャラで、5人の中でも一際大きな役割を演じ、衣装はウエディングドレスを着用している。

 また、このビジュアル撮影の様子を収めたスペシャルムービーが公開中

舞台「野良女」は4月5日(水)より新宿シアターサンモールで上演。
出演:佐津川愛美/芹那/沢井美優/深谷美歩/菊地美香 ほか
演出:稲葉賀恵(文学座) 脚本:オノマリコ(趣向) 音楽:オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
公式サイト:http://noraonna-stage.jp