芦名星VS真木よう子のバトル勃発!『セシルのもくろみ』

ドラマ
2017年08月17日

『セシルのもくろみ』 真木よう子主演の木曜劇場『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)で、後半のストーリーを盛り上げるキーマンとなる“強気な専属モデル役”で芦名星が出演することが決定した。

 芦名が演じるのは、女性ファッション誌「ヴァニティ」が新たに契約した専属モデルとして、主人公・宮地奈央(真木)と対立するモデル・手島レイナ。それぞれの“もくろみ”を秘めた真木、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子らに加わり、後半のストーリーをかき乱していく役どころとなる。

<芦名星コメント>
◇“レイナ”を演じるにあたって
「ここまで自分の感情を他人に出せるキャラクターってすごいなと思います。でも、ただ完全に吹っ飛んだ役ということではなく、レイナ自身にも大切にしているものがあって、単に、意地悪なだけでなく彼女なりの“プライド”や“強がり”があると思うので、そういうところを全力で表現したいなと思っています。ただの嫉妬だけを持つ浅い存在にはしたくないので、そこのバランスを意識しています。今回は、“中途半端にイヤなやつ”ではなく、“全力でイヤなやつ”に思われたらいいなと思って演じています。視聴者の方々に“頑張れ!奈央!”ってなってもらえるように、良い意味で嫌われる役を演じ切りたいです」

◇(モデル経験者として)役作りで意識されていることは?
「モデルの世界の話なので、そこは裏切らずにしっかり表現してやっていきたいですね。一番難しくて一番意識しているところですね。モデルのポージングシーンを撮影しているとき、普通は写真として静止画になりますけど、“ドラマは動画で続けて撮影されているから恥ずかしいよね”と共演者の方にいわれて、それが“恥ずかしい”ということだと言われて気が付いた瞬間があったんです。私もモデルのお仕事をしていた頃は撮られていて恥ずかしかったときもあるんですけど、人から言われてハッとさせられました。今はモデルの仕事を経験してきたことで、モデルとして女優として両方の感覚をもってこの役を演じられているので、モデルの仕事をやっていてよかったなと思いました」

◇“レイナ”というモデル役について
「レイナなりの正義が強くあると思いますが、レイナは“結構なキャラ”なので(笑)共感するのはなかなか難しいところもありますが、ストレートにものを言えるところはうらやましかったりしますね。人に対してガツガツいけるところはすごいなって。
苦労して戦っていかないと生き残れない世界であったりもしますし、本人は一生懸命に本気で生きている部分はレイナの気持ちも分かるので、私自身もレイナの“厚み”を引き出せるような演技を心懸けています」

◇現場の雰囲気はいかがですか?
「皆さん本当に仲良くて明るくて、ドラマのバチバチした印象とは打って変わって、楽屋はとても和やかです。私は途中から撮影に参加させていただきましたが、みなさん優しくて、良い空気感の中、毎日楽しく撮影しています。現場では、ストイックに役作りされていて、素直に勉強させていただいています」
◇今後の撮影について
「後半のストーリーにかけて、主人公の奈央と面と向かってよりストレートにぶつかっていくシーンも増えてくると思いますので、もっと個人的に感情をあからさまに表現できるシーンでは、“受けて立つ!”ような芝居をしていきたいです。そういったシーンを通して、レイナの“真っすぐ”な部分も伝えつつ、演じることを楽しみにしたいですね。主人公と正面から向き合うシーンはすごく楽しみです!」

◇視聴者へメッセージをお願いします。
「主人公の奈央とは、回を追うごとにこれからどんどんぶつかっていくと思いますし、直接、奈央との対決もあると思うので、お互いの熱のぶつかり合いを楽しみに見ていただきたいです。私自身もとても楽しみです。レイナ自身の正義を振りかざす部分も見ていただきつつ、視聴者の方にも共感してもらえたらと思います。仕事においては、“悔しい”という感情はとても大切なことだと思います。レイナの役どころからも“熱い思い”や“隠している気持ち”などを共感していただき、視聴者の方の感情を動かせたらうれしいです。ご期待ください」

<第6話(8月17日放送)あらすじ>
読者モデル企画の廃止に伴い、奈央(真木よう子)は「ヴァニティ」を卒業した。一方、離婚が成立した由華子(吉瀬美智子)は、シングルマザーとして再出発することになった。それから数カ月後、奈央の前に、突然、江里(伊藤歩)が現れる。奈央が「ヴァニティ」の専属モデルとして迎え入れられることになったというのだ。実は、読者モデル企画を廃止して以降、「ヴァニティ」の売り上げ部数は徐々に落ちていた。そこで洵子(板谷由夏)は、思い切ったテコ入れをするために、奈央を専属モデルとして迎えてはどうか、と編集長の南城(リリー・フランキー)に提案したのだ。毎月の読者アンケートにも、奈央がいなくなったことを寂しがるコメントが届いていたらしい。
 早速、6月号のワンピース特集に参加することになった奈央は、江里やトモ(徳井義実)の協力の下、プロのモデルとしてカメラの前に立つための特訓を開始した。だが、いざ撮影が始まると、緊張のせいか奈央はうまくポーズや表情を作ることができず、カメラマンや出番を待っていたレイナ(芦名星)の怒りを買ってしまう。
 そんな中、有名海外ブランド「フェローニ」の日本上陸50年を記念した3誌限定のタイアップ企画に「ヴァニティ」が選ばれる。「フェローニ」は江里にとっても特別な思い入れがあるブランドだった。南城と洵子は、無名のモデルを起用したいという先方からのリクエストもあり、奈央を推薦することにしたが…。

木曜劇場『セシルのもくろみ』
フジテレビ系
毎週(木)午後10時~10時54分

©フジテレビ