本郷奏多、名ぜりふ「きたぜ、ぬるりと」で「アカギやってんな~」と実感

ドラマ
2017年09月22日

『アカギ』 BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「『アカギ』竜崎・矢木編/市川編」の製作発表会が行われ、本郷奏多、鹿賀丈史、駿河太郎、六角慎司、津川雅彦、原作者の福本伸行が登壇した。

「『アカギ』竜崎・矢木編/市川編」で13歳の赤木しげるを演じた本郷は、「今年27になるんですけど、まさか13歳の男の子を演じるとは…。若いことを意識せずやっています」と語り、「ワンショットで歳を聞かれ『13』って答えるシーンがあるんですけど、そこさえ乗り越えればドラマの世界に入り込めると思います」と笑顔でコメントした。

 自身の役を“顔芸”とコメントしたのは駿河と六角。赤木の斜め後ろで、ずっと顔芸をしていたという駿河は「どれが正解なのか分からなくなりました(笑)。でもみんなが楽しんでくれたのでよかったです」と。いっぽう六角は「駿河君、今分かってないなっていうのは伝わりました。様子がおかしい顔芸もあった」と撮影時の笑えるエピソードも。

『アカギ』に登場する“福本語録”の中で好きなせりふを聞かれた本郷は、赤木と市川が対戦するシーンでの「きたぜ、ぬるりと」を選び、「アカギやってんな~って気持ちよかったですね」と。それに対し駿河は「僕は斜め後ろで聞いてたんで、きたきた!って感じでした」と盛り上がった。

 また、赤木を演じるにあたり本郷は、「なるべく原作のイメージを崩さないよう演じています。アニメ版の声優・萩原聖人さんの独特な体温の低い感じを参考にさせていただきました。漫画・アニメの赤木っていう像を心掛けています」と話し、何度も漫画やアニメを見返したことを明かした。

 そして「アカギ~鷲巣麻雀完結編~」の発表もされ、原作・ドラマともに完結を迎える『アカギ』に、鷲巣を演じる津川は「どう死ぬかっていうところがこのドラマの面白いところ。原作が面白いから脚本も面白い」と原作ファンの期待もあおった。

「『アカギ』竜崎・矢木編/市川編」は、10月13日(金)後9・00から放送される。「アカギ~鷲巣麻雀完結編~」は2018年放送予定。

「『アカギ』竜崎・矢木編/市川編」
BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)
毎週金曜 後9・00~(全5話)
※第1話無料放送。第2話以降は、スカパー!チャンネルまたはパック・セット等の契約者は無料で視聴できます。

監督・演出:岩本仁志、久保田充
脚本:田辺満
原作:福本伸行「アカギ~闇に降り立った天才~」(竹書房「近代麻雀コミックス刊)
出演:本郷奏多(赤木しげる)、駿河太郎(南郷)、神保悟志(安岡)、津川雅彦(鷲巣巌)、六角慎司(竜崎)、眞島秀和(矢木圭次)、鹿賀丈史(市川)

公式HP:https://www.bs-sptv.com/akagi/