「もしゴッホに会えるなら、語り合いたい」吉岡里帆があふれるゴッホ愛を披露

エンタメ総合
2017年10月23日

ゴッホ展

 日本初となるオランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」が明日10月24日(火)にオープンするのに先駆けて東京都美術館で報道内覧会が行われ、11月3日(金・祝)放送のゴッホの人物像に迫る特集番組『ゴッホは日本の夢を見た』(NHK総合)に出演する吉岡里帆が登壇した。

 番組でゴッホの足跡をたどりながらフランス・オランダを縦断した吉岡は、「絵に触れる機会も多かったですし、作品だけではなく彼の足跡をたどることも多かったので、実際に日本に帰ってきて絵を見ると、どこか懐かしいといいますか、帰ってきても絵が待っていてくれるというのがすごくうれしいです」と。

 吉岡にとってゴッホとはどういう存在かとの質問には、「昔から絵が大好きなんですけど、ゴッホの絵は特別で、絵の美しさだったり造形だけではなくて、彼自身の人間性にすごく惹かれている部分があるので、ゴッホというのは人の心の在り方を教えてくれる貴重な存在です」とゴッホへの愛を語った。

 さらに「(ゴッホに)会えることができるなら会ってみたいです」と目を輝かせる吉岡。MCから「(ゴッホと)友達になれそうですね」と振られると、「彼は日本を見るときに、実際に日本に訪れたことはなかったんですけど、自分の中で日本を創り出して、その審美眼を持って絵を描いた。私もそのことを信じているので、仕事をする上で共鳴できるのではないかなと。一緒に語り合いたいです」とはにかんだ

 また、「ここにもアルルの景色の作品がたくさん展示されていますが、アルルにはとても壮大な自然があり、旧市街地や歴史が深みのある街で、自然とこみ上げてくるものがありました。ゴッホが『(アルルを)ここは日本なんだ』と思えたという話を聞いて、私も自然と涙がこぼれるような思いがありました」と熱弁した。

 吉岡が出演する特集番組『ゴッホは日本の夢を見た』はNHK総合で11月3日(金・祝)前10・05から放送。