矢口真里、新曲「光と影」披露で涙「皆さんにいろいろ迷惑をかけて…」

エンタメ総合
2017年12月07日

『やぐフェス ~アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか~』 無料インターネットテレビ局・AbemaTV(アベマティーヴィー)の「AbemaSPECIALチャンネル」で、『矢口真里の火曜The NIGHT』が12月5日に放送された。

 12月5日の放送では、元アイドリング!!!の朝日奈央をゲストに迎え、トークを展開。12月3日に6時間にわたり開催された矢口プロデュースのアイドルイベント『やぐフェス ~アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか~』を振り返った。

 前半は、個性的なアイドルが集結したBLACKステージ。オープニングでは、アイドリング!!!のシングル曲「MAMORE!」を朝日が独唱し、東京おとめ太鼓との迫力あるコラボステージを披露した。ステージを振り返り、朝日は「本当に緊張しました、人の目が怖くてずっと上を向いて歌いました。こんな私の歌声で、東京おとめ太鼓さんとのコラボ…こんな恥ずかしいことはない!」と語り、スタジオの笑いを誘った。

 BLACKステージのトップバッターはベッド・イン。セクシーな衣装で登場した2人に対し、視聴者からは「これがアイドル!?」「カメラマンいいぞ!」と多くのコメントが寄せられた。ボーカルの益子寺かおりは「やぐフェスにバブルの嵐を起こしに来たのでシクヨロ!」と意気込みを語り、そのパフォーマンスで会場を沸かせた。

 次に登場したのは、矢口が「生放送でこの子にステージ任せて大丈夫かな?」と一番心配していた椎名ぴかりん。「会場にいる人も、AbenaTV見ている人も吐くほど暴れましょう」と、魔界パワー全開でパフォーマンスを披露し、ラストの曲「ドゲザナイ~お前をひざまづかせてやろうか~」では、ファンが土下座をして道を作り、椎名がその上を踏みつけながら歩く“土下座ロード”が行われた。これを見た矢口は「私初めて見たよ!すごいなー。でも、ベッド・インとぴかりんはこのフェスには欠かせないなって思いました」と語った。

 続いて、矢口が「BLACKステージの芯となってほしい」と大役を任せていた吉川友とチャオ ベッラ チンクエッティが登場。吉川は、1月にリリース予定の新曲「ときめいたのにスルー」を披露し、抜群の歌唱力で会場を魅了した。吉川とチャオ ベッラ チンクエッティのコラボステージでは、矢口が加入していたZYXの「白いTOKYO」を歌い、ラストに矢口をステージに呼び込み一緒に歌った。後輩たちの無茶ぶりに矢口は「聞いてない!慌てて歌詞間違えちゃった」と笑った。

 放送ぎりぎりのセクシーな衣装で登場したフェッティーズの3人は、ライブの途中で音が出ないというトラブルに見舞われるも、アドリブで元巨匠・岡野陽一をステージに呼び出し、SM調教をステージで披露。突然のSMステージに会場は盛り上がり、矢口も「アイドルフェスだからって遠慮しないところがいい!自分たちの持ち味を前面に出してくれた」と絶賛した。

 BLACKステージの“矢口コラボステージ”では、矢口とさまざまなアイドルが「恋のサタデーナイト」「恋をしちゃいました!」「LOVEマシーン」の3曲を披露。矢口のファンだというDream Heartの2人は「矢口が、今着ているドリームモーニング娘。の衣装で出ていたライブを見に行ってました。今日一緒のステージに立てるなんて感動。幸せ!」と喜びを語った。

 BLACKステージのラストを飾ったのは、独特の世界観で圧巻のステージを見せたBiS。全5曲を披露し、代表曲「nerve」では、ファンも一緒に踊るなど大盛り上がり。「ラストにふさわしい盛り上がりだった」と絶賛する矢口に、メンバーのプールイは「番組ではいつも変なところしか見せてないから、かっこいいところ見せようと思って」と語った。

 エンディングではBLACKステージの出演者で「恋愛レボリューション21」を披露。矢口は「普通とはひと味違うライブにしたかった。バランスよくできたから満足です」とBLACKステージを無事に終え、安心した様子を見せた。

 後半の『やぐフェス』では、王道のアイドルが集結したWHITEステージを開催。トップバッターは大阪☆春夏秋冬。ライブの途中で、メンバーと衣装を合わせた矢口が登場し、大阪☆春夏秋冬の曲でコラボ。「どうしてもしゅかしゅんとコラボしたかった」と話す矢口は、キレのあるダンスを披露し、視聴者からも「さすが矢口」「ダンスうまいな」とコメントが寄せられた。

 ヒップホップアイドルユニットのlyrical schoolは、カッコよく、おしゃれなヒップホップの楽曲と、メンバーのかわいいパフォーマンスがミックスされた新しいアイドルライブの形を見せ、会場を盛り上げた。

 平均年齢15歳の4人組アイドルsora tob sakanaは、WHITEステージらしいフレッシュでかわいらしいステージを披露。若さ溢れる元気なパフォーマンスに視聴者からは「かわいい」「これからのアイドルだ!」とコメントが集まった。

 ライブ中盤には、矢口が作曲家・新垣隆が制作した新曲「光と影」を披露。「今回新曲を作らせていただいたんですけど、ほんわか聞いてもらえるとうれしいです。めっちゃ緊張する!」と、気持ちを語り「私は皆さんにいろいろ迷惑をかけて、また復帰させていただいて、今ここ『やぐフェス』をやらせていただいて、本当にいろんな道のりがありました。それをぎゅっと詰めた1曲になっております」と新曲への想いを明かした。

 無事に歌い終えると「ありがとうございました」と、深々と頭を下げ涙ぐむ矢口。その姿を見た朝日は「スーパーアイドルって何年たってもスーパーアイドルだなって思いました」と語った。会場からはたくさんの温かい拍手が送られ、矢口の思いが詰まった歌詞に涙するファンの姿も。

 新曲発表を終え、緊張のピークを越えた矢口はそのままWHITEステージの“矢口コラボステージ”にも出演。「聖なる鐘がひびく夜」「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」「恋愛レボリューション21」の3曲をさまざまなアイドルたちと披露した。

 WHITEステージのラストを飾ったのは、SKE48。今回は、SKE48の中でもなかなか前に出ることができない“くすぶっているメンバー”が集まったはずが、1月リリースの新曲に選ばれた選抜メンバーが7人中4人もいることが発覚。選抜に選ばれなかった山田樹奈、斉藤真木子、谷真理佳の3人は、CDが発売されることも、既にミュージック・ビデオを撮影したことも知らされておらず「知らない!聞いてない!」と話し、会場を笑わせた。

 ライブでは、「12月のカンガルー」など5曲を披露。ラスト曲の「パレオはエメラルド」では、SKE48のイメージカラーがオレンジということで会場のサイリウムの色がオレンジ一色に染まった。メンバーたちは「もし第2弾があったらぜひ出たいです!」と、『やぐフェス』第2弾への意気込みを語った。

 グランドフィナーレを迎え、『やぐフェス』の感想を聞かれた矢口が「『やぐフェス』最高でした、2回目もやっていいですか?」と聞くと、会場や視聴者からは「いいともーー」とたくさんの声援やコメントが寄せられた。最後はWHITEステージの出演者全員で「LOVEマシーン」を披露し、『やぐフェス』は大盛況で幕を閉じた。

 6時間にわたるフェスと生放送を行った矢口は「今回、ハロプロのダンスの先生やヘアメイクさん、いろんな方に、今までにないフェスをやったという評価をいただいて、すごいうれしかった。第2弾もやりたい」と語った。

 『やぐフェス ~アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか~』はAbemaビデオで視聴可能。

AbemaTV『矢口真里の火曜The NIGHT』
放送日時:毎週火曜 25時~27時(生放送)
放送チャンネル:AbemaSPECIAL

前回放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9a92LuqeqZLX3V
次回放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/DgvrUXpikQGgK9

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