天海祐希&沢村一樹、アガサ・クリスティの名作で主演 3月にテレ朝系で2夜連続放送

エンタメ総合
2018年02月01日
©テレビ朝日
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 天海祐希と沢村一樹が、英女性作家アガサ・クリスティの名作に挑戦することが分かった。テレビ朝日系のアガサ・クリスティ二夜連続ドラマスペシャル(3月放送)で、天海が『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』、沢村が『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』にそれぞれ主演する。

『パディントン発4時50分~』で天海が演じるのは、アガサ・クリスティが生んだ人気キャラクター、ミス・マープルを日本版にアレンジした、元敏腕刑事にして危機管理のプロの天乃瞳子。列車の車窓から隣を並走するもう1本の列車内での殺人事件を目撃した義母のため、真相究明に立ち上がる。

 天海は、アガサ・クリスティ作品初挑戦。膨大なせりふもあるが、「列車を舞台にしたミステリーは今となっては定番に思えるかも知れませんが、この『パディントン発4時50分』の発表当時はとても衝撃的な内容だったのではと思います。登場人物のキャラクターも個性豊かで、さまざまな人間が絡み合うミステリーなので最後まで楽しんでいただけると思います」と気合十分。

 いっぽう『大女優殺人事件~』では、沢村が警視庁きっての名警部・相国寺竜也に扮する。沢村は、昨年3月に放送された同じくアガサ・クリスティ原作の『そして誰もいなくなった』にドラマオリジナルのキャラクターとして同役で登場。今回1年ぶりに復活し、大女優のパーティーで起きた殺人事件を解き明かす。

 沢村は「相国寺が再びアガサ・クリスティの世界に戻ってくることになりました」と大喜び。「『そして誰も~』の時、僕は皆さんが亡くなってしまってからの登場だったので、容疑者たる人物たちには会うことができなかったのですが、今回はたくさんの“容疑者たち”にも対面できておりますので、相国寺がどのようにトリックを解明し、事件を解決していくのかご期待ください」と語っている。

 また、天海は沢村に向けて「『がんばれ!』のひと言ですね(笑)。沢村さん主演の作品を見るのはすごく楽しみ!」とエール。それを受けて沢村は「同じアガサ・クリスティ作品でも、まったく違った推理劇となっていますので、その違いを存分に堪能していただきたいと思います」とPRした。