安藤サクラが朝ドラ『まんぷく』ヒロインに!夫・柄本佑の言葉で出演を決意

エンタメ総合
2018年02月01日

連続テレビ小説『まんぷく』ヒロインに決定した安藤サクラ 平成30年度後期連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合ほか)のヒロインが安藤サクラに決まった。

 本作はインスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福さんとその妻・仁子さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の愛の物語として描く。安藤はヒロインの立花福子を演じる。

 朝ドラ99作目のヒロインに決まった安藤は、「相当、覚悟を決めて今日やっとここに立てたという感じです。今、ここに立っていることは初めての感覚で、武者震いしています」と話し始め、「頭が真っ白になってしまった。どうしよう…」と緊張を隠さずにあいさつ。

 オファーを受けて、子育ての問題など、さまざまな葛藤があったという安藤。夫の柄本佑に相談すると、「できるかもしれないよ。考えてごらん」と言われたという。それでも現実的に考えられなかったという安藤だが、柄本の「(朝ドラ出演は)面白いことだから、馬鹿なふりしてやってみようっていう気持ちで、前向きに考えてみなよ」という言葉に背中を押され、出演を決意したことを明かした。

 また、義理の母・角替和枝からは「やりなさい、やらないんだったら仕事やめちゃいなさい」、義理の父・柄本明からは「なんでやらないの?」と言われたことを明かし、徐々に表情が柔らかくなってきた安藤は、「いつものヒロインより一回りくらい年上なので、このあと人間ドックを受けたりしないと!」と話し、会場を笑わせた。

 これまでの朝ドラのイメージについては、「毎日、笑ったり、泣いたり、心のどこかに何かが残るドラマで、真っすぐな目を持っていて、心地よい方がヒロインをやられているイメージ」と語り、自身がヒロインを演じる上では、「子育てから学んだ強みを生かし、嫌なプレッシャーは背負わないようにしたい。福子というキャラクターも嫌なことがあっても、それを必ず良いエネルギーに変換できる子。私も母になってから意識するようになったのでそれを生かしたい」と意気込んだ。

 会見に同席した制作統括の真鍋斎氏は、ヒロインに選ばれた安藤の魅力について、「幅広い役を演じられて、役を憑依させる。ほかの女優さんとはちょっと一味違う」と語っていた。

 平成30年度後期連続テレビ小説『まんぷく』は平成30年10月1日(月)から平成31年3月30日(土)の全151回の放送予定。