「これが一番腹立った」元世界王者・山中慎介が2度の世界戦の舞台裏を明かす!3・17『コヤぶるッ!SPORTS』

エンタメ総合
2018年03月15日
©カンテレ
©カンテレ

 ボクシング元WBC世界バンタム級王者・山中慎介が、3月17日(土)放送の『コヤぶるッ!SPORTS』(カンテレ)に出演。因縁の相手であるルイス・ネリとの2度にわたる世界戦の壮絶な舞台裏を明かす。

 MCを務める小籔千豊が“今一番会いたいアスリート”としてラブコールを送っていたことで山中のスタジオ出演が実現。公私共に親しく、ネリ戦の前にはスパーリングにも協力するなど山中を支えた元3階級制覇王者の長谷川穂積も加わり、熱いトークを繰り広げた。

 山中選手が13回目のタイトル防衛を懸けてネリと対戦した最初の試合は昨年の8月15日。惜しくも敗れて王座を奪われたが、ほどなくネリにドーピング疑惑が発覚し、WBCから再戦が指示された。そして今年3月1日の再戦では、前日の計量に臨んだネリがまさかの体重超過で失格となり王座剥奪に。空位となった王座を懸けて試合が行われネリが勝利したが、後味の悪い結果に国内外から非難が殺到している。

 ネリの体重オーバーを知り、思わず「ふざけんな!」と吐き捨てたと報じられている山中は、この発言について小籔に聞かれると、「今でも『ふざけんな!』という思いはある」と本音を吐露。「でも、その中で自分自身を作り上げることが出来たという思いもあります。試合には負けましたけど、翌日にはすっきりしていました。8月の試合の後の気持ちとは全く違います」と心境の変化を明かした。

 いっぽう、昨年8月のネリ戦を「家族と見に行っていたんです」と明かした本田は、「本当に泣きそうになって…」と壮絶な試合を思い出して感極まったのか、思わず涙。これを機にボクシングに興味を持ち、「スケートのトレーニングにボクシングを取り入れるようになりました」と語りながらも涙が止まらず、「望結ちゃんが泣くから、僕も泣きそうやん!」と小籔がもらい泣きしそうになるひと幕も。

 そのほか、8月の王座陥落後、悩みながらも決意した“現役続行”や、度重なる騒動で山中を振り回したネリへの思いなどを激白。終始穏やかな様子でトークに臨んでいた山中が唯一表情を変えたのは、計量に臨むネリの姿を捉えた写真がモニターに映し出された時。両腕をかかげ、天に祈るかのような彼のポーズに「これが一番腹立ったんですよ!」と思わず声を荒げた山中。果たしてその理由とは──?

 山中が因縁の一戦後、初めてスタジオに登場する『コヤぶるッ!SPORTS』は、カンテレで後5・00から放送。(※関西ローカル)

『コヤぶるッ!SPORTS』
3月17日(土)後5・00~5・30(関西ローカル)

出演 MC:小籔千豊 アシスタント:本田望結
ゲスト:山中慎介(ボクシング元WBC世界バンタム級王者)、
長谷川穂積(ボクシング元世界3階級制覇王者)