ロマン・ポランスキー監督の戦慄のミステリー『告白小説、その結末』6・23公開決定

映画
2018年03月22日

『告白小説、その結末』 鬼才ロマン・ポランスキー監督最新作「D’apres une histoire vraie(原題)」が、邦題『告白小説、その結末』として6月23日(土)より日本公開されることが決定した。

 本作は、『ローズマリーの赤ちゃん』『チャイナタウン』『テス』『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』などで知られるポランスキー監督が、初めて2人の女性を主人公に据えて作り上げた底知れない戦慄を呼び起こす極上のミステリー。

 フランスの権威ある文学賞の1つであるルノドー賞を受賞し、同国で注目されている作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」を一読したポランスキー監督は映画化を即決。『夏時間の庭』などで知られるオリヴィエ・アサイヤス監督を脚本の共同執筆者として招いた。

 さらに『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』の撮影監督パヴェウ・エデルマン、『シェイプ・オブ・ウォーター』で2度目のアカデミー賞®作曲賞を受賞したアレクサンドル・デスプラらが参加している。

 主演女優は、監督の妻エマニュエル・セニエとエヴァ・グリーン。スランプに陥ったベストセラー作家のデルフィーヌと、その前に現れた熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エルを演じているる。

映画『告白小説、その結末』
6月23日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー

<ストーリー>
心を病んで自殺した母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなった後、スランプに陥っているデルフィーヌの前に、ある日、熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エルが現れる。差出人不明の脅迫状にも苦しめられるデルフィーヌは、献身的に支えてくれて、本音で語り合えるエルに信頼を寄せていく。まもなくふたりは共同生活を始めるが、時折ヒステリックに豹変するエルは、不可解な言動でデルフィーヌを翻弄する。はたしてエルは何者なのか?なぜデルフィーヌに接近してきたのか?やがてエルの身の上話に衝撃を受けたデルフィーヌは、彼女の壮絶な人生を小説にしようと決意するが、その先には想像を絶する悪夢が待ち受けていた……。

監督:ロマン・ポランスキー(『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』)
出演:エマニュエル・セニエ(『潜水服は蝶の夢を見る』)、エヴァ・グリーン(『007/カジノ・ロワイヤル』)
脚本:オリヴィエ・アサイヤス(『夏時間の庭』)、ロマン・ポランスキー
音楽:アレクサンドル・デスプラ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)
原作:デルフィーヌ・ド・ヴィガン「デルフィーヌの友情」(水声社)

配給:キノフィルムズ/木下グループ
映倫区分:一般

公式サイト:kokuhaku-shosetsu.jp

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