彼女はなぜ“女スパイ”になったのか…J・ローレンス主演『レッド・スパロー』特別映像公開

映画
2018年03月22日

映画『レッド・スパロー』 3月30日(金)公開の映画『レッド・スパロー』から、ジェニファー・ローレンス演じる主人公ドミニカの巧妙な心理戦と、彼女が“女スパイにならなければいけなかった理由”が明らかとなる特別映像が公開された。

 本作の主人公ドミニカは、ハニートラップと心理操作を武器にミッションを遂行する女スパイ=<スパロー>。持ち前の美貌と頭脳で男を手玉に取る彼女は、CIA捜査官ネイト(ジョエル・エドガートン)に接触し、ロシア情報庁に潜むアメリカとの内通者を探り出す任務に就いている。

 彼女はなぜ、過酷すぎる女スパイになったのか。特別映像の中で、ジェニファーはその理由を「意に反しスパイとなることを強要されたのよ」と明かしている。ドミニカはバレリーナの将来が断たれ、病気の母親に治療を受けされるために、女スパイとなったのだった。

 続く映像では、ドミニカが母親と抱き合い「生活のためよ」と涙を見せながら“生きるために”女スパイになることを決意する悲痛な様子も映し出される。

 そんな彼女を取り巻くのは、ロシア情報庁の幹部でドミニカの叔父であり、「母親のためだ ドミニカ」と彼女をスパイの世界へ引き込んだ張本人ワーシャ(マティアス・スーナールツ)や、女スパイ訓練所で「私の最も優秀な生徒」とドミニカをスパローへと仕立て上げる監督官(シャーロット・ランプリング)など、さまざまな人物の陰謀と欲望が渦巻く世界。周囲の人間に翻弄されながら、ドミニカが一流の女スパイへと変貌を遂げていく過程も本作の見どころの1つだ。

 しかし、ジェニファーは、そんなドミニカが「反撃に出る」「利用しようとする者を出し抜くのよ」と壮絶な展開へと進んでいくことも示唆している。本作の原作者であり、元CIA局員だったジェイソン・マシューズは、「ドミニカは“自分の諜報活動がいつバレしまうか”、そして“相手に知られたときは死を意味する”という恐ろしさを常に感じている」と説明している。

映画『レッド・スパロー』
3月30日(金)全国ロードショー

監督:フランシス・ローレンス(「ハンガー・ゲーム」シリーズ)
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・アイアンズ

配給:20世紀フォックス映画

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation