朝ドラ『まんぷく』に松下奈緒・要潤・大谷亮平・内田有紀・松坂慶子の出演決定

エンタメ総合
2018年03月23日
©NHK
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 平成30年度後期連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合ほか)の出演者発表取材会が行われ、主演の安藤サクラをはじめ、松下奈緒、要潤、大谷亮平、内田有紀、松坂慶子が登壇した。

 本作はインスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福さんとその妻・仁子さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の愛の物語として描く。安藤演じるヒロイン・今井福子の姉で今井家の次女・克子を松下、克子の夫・忠彦を要潤、今井家の長女・咲を内田、咲の婚約者・真一を大谷、福子の母・鈴を松坂が演じる。

 朝ドラのオファーを受け「また“朝ドラ”のスペシャルな経験をさせていただけるんだなと思い非常にうれしかった」と喜んだ松下は、「今度はどんな家族とどんな人生を歩んでいけるのか今から楽しみ。今日初めて(キャストの)皆様にはお会いしたのですが、何だか楽しくなりそうな予感がしています。私も地元が関西なので『ようやく関西弁の役が来たな』と今(撮影が始まるのを)心待ちにしております」と心境を語った。

『まんてん』(2002年)以来の朝ドラ出演となる要は「非常に懐かしく思って、本当に古巣に帰ってきた気持ちで、また初心に帰って一から頑張っていける」と。役柄については「忠彦は何かと頼りない役。しっかりとその頼りなさを出して、僕自身がすごく頼りない人間なのでぴったりはまった役かな」とコメント。

「“朝ドラ”は目標でもあり憧れの舞台」と語る大谷は念願の朝ドラ初出演。「“朝ドラ”に出演することになり、うれしく光栄に思っています。少しでも皆さんに愛されるドラマになるように、しっかりやりがいを持って取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 同じく内田も朝ドラ初出演。「私は本当に全くの初めましてなので、古巣に帰ってきたと言えるくらい今回の“朝ドラ”で、自分の中でも、福子ちゃんはじめ、家族のみんなの一応大黒柱を仰せつかっていますので、一生懸命、清く正しくチャーミングに演じたい」と。

 松坂は「鈴の口癖は『わたくしは武士の娘です』という、一見しっかりしてるようですけども、なかなかユニークな女性のようなので、楽しみながら元気に演じさせていただきたいと思います」と役柄について語った。

 出演者の発表を受けた安藤は「今日が家族で初めましてという感じだったんですけど、ものすごい家族だなと思って、圧倒されてます(笑)。でも、その緊張感と安心感と、福ちゃんも末っ子なので、皆さんに頼って頼って頼って、やっていけたら」と。「皆でいっぱい笑いながら、いっぱい食べながら、私も東京で家族と離れて大阪に来たので、この家族を本当の家族と思えるような、楽しい家族になるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 平成30年度後期連続テレビ小説『まんぷく』は平成30年10月1日(月)から平成31年3月30日(土)の全151回の放送予定。