石橋凌主演『スモーキング』に松田龍平、橋本マナミ、高橋和也ら出演決定

ドラマ
2018年04月24日

『スモーキング』 石橋凌主演の木ドラ25『スモーキング』(テレビ東京)に橋本マナミ、螢雪次朗、麿赤兒、高橋和也、山中崇、松田龍平が出演することが決定した。

 本作は、岩城宏士原作漫画のドラマ化。法や国家権力では裁けない人間の皮をかぶった悪魔、外道を容赦なく葬り去る暗殺集団“スモーキング”の活躍を描く。ターゲットの体から刺青の皮をはがす“はぎ師”佐辺重蔵(通称:佐辺ジィ)を石橋凌、重火器から廃棄弁当まであらゆるものを調達する達人、“物足師(ぶったし)”八丁役を金子ノブアキ、地下格闘技の元チャンピオンで素手で悪党たちを潰しまくる“潰師(つぶし)”ゴロを丸山智己、幼少時に負った壮絶なトラウマから言葉を発することができないが、暗殺のため劇薬から治療のための生薬まで、ありとあらゆる薬を作る“薬罪師(やくざいし)”ヒフミン役を吉村界人が演じる。

 今回出演が決定した橋本マナミは、弁当店で働いており、ゴロ(丸山)が好意を寄せている槙野ミナミを演じる。橋本は「悪を成敗し、カッコいい男たちの物語にミナミがどのように絡んでいくか…。最後には衝撃の結末が!作品としてはおぞましくスリリングなものになっていますので、木曜の深夜にドキドキしながら見ていただけたらうれしいです」と見どころを語った。

 剥師・佐辺(石橋)の過去を知る男・松戸を演じる螢雪次朗は「私の演じた松戸ならきっとこう言う。『ゴミみてえな俺の人生だったけど、佐辺さんとその仲間のあんちゃんたちのおかげで、最後にでっかい花火を打ち上げることができたぜ。ありがとよ!』」とコメント。

 また、ドラマオリジナルキャラクターで日本最大の暗殺組織・クリーナーの構成員の若林役の山中崇は、「ダーティでスモーキーな世界で、淡々と生きている男です」と。

 日本最大の暗殺組織・クリーナーの首領の砂地彰役には麿赤兒。麿は「怖くて優しい男たちの物語。毒には毒を持って制する以外にない人間もいるものだ。その毒をあえて自ら飲む人間には、人間としての魅力がある。私の役は一体どうなのだろう。何やら血がたぎる思いで撮影の日を待っている次第だ。楽しみだ!」とドラマに参加する思いを明かした。

 砂地の右腕で武闘派・毛沼将也を演じる高橋和也は「裏街道を歩いている男を演じるのは好きだ。日常では押し殺している凶暴性や残忍性をカメラの前で思い切り曝け出すことができる。しみったれた人間性を踏みにじり己の欲望のままに生きて行く。人間の醜悪さは同時に人間らしさを剥き出しにしたものだ。そういうドラマを作って何になるのか?と問われても答えることはできない」と。

 そして、松田龍平は日本を裏で操る政治支援団体の若き議長・榊原正幸を演じる。松田は「何が起こるかまだ分かりませんが、たぶん、血肉沸き起こる男たちの晩餐会が開かれているでしょう」と語った。

 五箇公貴プロデューサーは「視聴率とは全く関係ない、このクリエイティブ優先の素敵すぎるキャスティング。テレビ東京はどうかしている、いい意味で」と。さらに「かつて名優、松田優作は自身の監督作『ア・ホーマンス』で若き石橋凌を主演に抜てきした。その石橋凌主演ドラマで、息子であり今や日本を代表する俳優となった松田龍平が共演する。この二人が真正面から対峙する瞬間を見届けられる日が来ようとは。明らかに何かが起こる気がしかしない。これは今年最大の事件だ」と本作の見どころを語った。

木ドラ25『スモーキング』
テレビ東京
毎週木曜 深夜1時からで放送中

BSジャパン
4月24日(火)深夜0時から放送スタート

原作:岩城宏士
脚本:根本ノンジ、栗島瑞丸、守口悠介
監督:権野元、元木隆史
出演:石橋凌、金子ノブアキ、丸山智己、吉村界人、橋本マナミ、螢雪次朗、麿赤兒、高橋和也、山中崇、松田龍平

公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/smoking/

©岩城宏士/講談社 ©「スモーキング」製作委員会
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