ドラマBiz第2弾は仲村トオル主演『ラストチャンス 再生請負人』

ドラマ
2018年05月18日

『ラストチャンス 再生請負人』 テレビ東京系7月クールのドラマBizが『ラストチャンス 再生請負人』に決定し、仲村トオルが主演を務めることが分かった。

“働く”をテーマとし、働くすべての人へ向けた上質で本格的なビジネスヒューマンドラマを放送している「ドラマBiz」。第2弾のテーマは「会社の再生(再建)と人の再生」。第一線で活躍していた銀行マンが、長年勤めた銀行の合併を機に人生を見つめなおし、転職を決意。異業界で会社再建に奮闘する波乱万丈な日々をドラマチックに描く。

 主人公・樫村徹夫を演じるのは、テレビ東京連ドラ初主演となる仲村トオル。大手都市銀行に勤めていたが、財閥系銀行との合併を機にさまざまな業態を展開する飲食フランチャイズ企業「デリシャス・フード」のCFO(最高財務責任者)へ転身。しかし、会社の経営状態は芳しくなく、企業再建に奮闘するという役どころだ。

 仲村は「大企業の買収や大きな金額の向こう側には“人”がいる。社長や社員やその家族がいる。『ラストチャンス』というドラマはその人たちの心の動きや感情の動きを描いています。樫村がリストラせずに会社を立て直していく様を演じながら、撮影現場で目の前で日々懸命にドラマ作りをしている人たちの姿を見ながら、昨今、少々難しくなっている地上波のドラマを“守りたい”という意識も、少なからず心底では感じていたように思います」とコメント。

 さらに「一生懸命働いた先には明るい未来、今日より良い明日がある。デリシャス・フードのさまざまなところで働いている人たちを見て、そんなふうに感じてもらえたら。一生懸命働くことがよりよい人生につながると、ドラマを見て感じてもらいたいです」と語った。

 樫村の元同期で、経営コンサルティングの会社を立ち上げ独立した宮内亮役を演じるのは椎名桔平。椎名は「社会派のドラマは骨太すぎて見る人を選ぶ傾向にありますが、このドラマは視聴者が分かりやすく見やすいエンターテインメントの要素があるので、見る人を選ばず、たくさんの方に楽しんでいただけるドラマになっていると思います」と。

 また「宮内亮という役は、主人公・樫村のサポート的な役回りなのですが、視聴者の方にも樫村にどっぷり感情移入していただいて、応援するような気持ちで見ていただけたら。宮内のネクタイの色の変化にも注目してください」と見どころを語った。

 そのほか「デリシャス・フード」の財務部員・佐伯隆一役を和田正人、財務部長・岸野聡役を勝村政信、CEO(最高経営責任者)の大友勝次役を本田博太郎、社員・渋川栄一郎役を石井正則が演じる。

 また、投資ファンド「ジャパン・リバイバル・ファンド(JRF)」社長・山本知也役に大谷亮平、銀行時代の樫村の部下・杉山誠三役に町田啓太、樫村行きつけのジャズバー店主・塩田和男役に嶋田久作、意味深な助言をする占い師役にミッキー・カーチス、「デリシャス・フード」に興味を持ち、樫村を見守る小沢幸太郎役に竜雷太。

 そして、外食企業「十和子フード」社長で、樫村にとってよきアドバイザーとなる岡田十和子役に水野美紀、樫村の妻・樫村明子役に長谷川京子と、豪華俳優陣が集結する。

ドラマBiz『ラストチャンス 再生請負人』
テレビ東京系
7月スタート

<第1話STORY>
樫村(仲村トオル)は順調な人生を送ってきたが、勤務先の銀行が吸収合併されて、運命が一転。同期の宮内(椎名桔平)ら行員たちは次々と辞めていく。そんな中、樫村は占い師(ミッキー・カーチス)から「七味とうがらしをきかせた、味に深みのある人生になる」と予言される。やがて樫村も銀行を辞め、職探しをする中、投資会社社長の山本(大谷亮平)から飲食フランチャイズ会社の再建の仕事を持ちかけられて…。

原作:江上剛
脚本:前川洋一ほか
監督:本橋圭太ほか

出演:仲村トオル、椎名桔平、和田正人、大谷亮平、勝村政信、町田啓太、石井正則、本田博太郎、ミッキー・カーチス、嶋田久作、竜雷太、水野美紀、長谷川京子 ほか

公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/lastchance/

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