ホストクラブ太客の収入源は仮想通貨!?「数百万が数千万に」

エンタメ総合
2018年05月28日

『給与明細』 無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『給与明細』#7が5月27日に放送された。

 5月27日は、“進化するホストクラブのリアル”を調査。かつて、ホストブームを巻き起こしたホストたちだったが、近年、テレビ出演もあった有名店が相次いで閉店している。そこで番組は、ホストクラブを経営する業界に詳しい人物と接触。「ホストクラブは増えているイメージ。条例改正で、暴力団の圧力が減って、若い才能あるメンバーが出店しています。ファッション誌・SNS・インターネットの普及で、ホストクラブが認知されている」と業界の現状を聞く。

 今回取材に協力してくれたのは、歌舞伎町にあるホストクラブ『GRAN』。そこは、まるでアイドルのような爽やか系のホストばかりで、服装もカジュアル。彼らの中にはハーフや高学歴のホストもおり「ホストで大金を稼いで、フィリピンで起業したい」「ホストの前は、大学院で研究をしていた」と語る。

 気になる給与を調査するため、番組は『GRAN』の給与ミーティングに潜入。ホストクラブは、今でも現金で給与が支給される。ホスト歴1年半の若手ホストに、給与が入った封筒を見せてもらうと、その月収は約10万円。続いて、No.1ホストで、店のオーナーも務める楓流依さんに封筒の中身を見せてもらうと、そこには総額730万円もの現金が。楓さんは「僕の給料は、店のオーナーとしての取り分と、プレイヤーとしての給料が入る形。プレイヤーとしての給料は、(客が支払った)総売上の半分いくか、いかないかくらい」と明かし、その金額は若手ホストのおよそ70倍。ホストの世界は、今も変わらず実力至上主義であることが判明した。

 さらに、楓さんは「プレイヤーもやれる内は、自分のお金は自分で稼いで、今後何店舗も出したり、店を大きくしたりするために、店のお金はとっておく」と話し、将来を見据えた堅実的なお金の使い道についても明かした。

 ホストクラブの客といえば、水商売、女社長などのイメージだが、ある日の『GRAN』の店内を見てみると、清楚なお嬢様系の客ばかり。直接話を聞いてみると、「歯科医師をやっています。月収は100万くらい」「タレント寄りの仕事。月収は150万くらい」と、さまざまな職業の客が来店していた。

 そんな中、楓さんの太客である女性のテーブルには、桁外れの高級な酒のボトルが並んでいた。番組スタッフは、その女性に「これまでで、どのくらいの金額を使った?」と質問してみたところ「そんなに気にしたことがない。気にしたことはないけど、家は建つかもしれない。前はキャバクラで働いていたけど、今は何もしていない」と答えた。

 そこで彼女の実態に迫るため、家賃が200万円という港区の超高級マンションの自宅を取材させてもらうことに。部屋にはハイブランドの腕時計にアクセサリー、最新家電が並んでいた。「(仮想通貨が)面白そうだと思って暇だし始めたら、運が良くて、数百万が数千万になりました」と話し、彼女の収入は、全て仮想通貨での資産運用によるものだという事が明らかになった。

AbemaTV『給与明細』
放送日程:毎週日曜 後11時~11時30分
放送チャンネル:AbemaSPECIAL

【1日1000万稼ぐ『新世代ホスト』vs 700万現金払いの『無職女』】
5月27日(日)放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/F2KW4w9gTfSa1M?autoplay=true
ストーリーテラー:テリー伊藤
※6月2日(土)までAbemaTVで無料配信中

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