6月29日(金)公開の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジャパンプレミアが開催され、若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、ハン・ソロの生涯の相棒チューバッカが登場。さらに、及川光博、ミキ、 JAXA宇宙飛行士の野口聡一も駆けつけた。
今回が初来日のオールデンは、日本のファンを前に「日本に来られて本当にうれしい。ずっと来たかった国だったから、こんなに温かく歓迎してくれて感激だよ」とあいさつし、ファンからは温かい拍手が送られた。
「スター・ウォーズ」シリーズの中でも絶大な人気を誇るハン・ソロの魅力について、オールデンは「ハン・ソロには愛してやまないところがあるけれど、実際に演じてみてとても“人間的”なところが魅力だと思う。自信がある時もあれば、怖がっている時もあり、『スター・ウォーズ』シリーズの中で最も共感できるキャラクターだと思う」と力説した。
ロン・ハワード監督は、「スター・ウォーズ」が日本文化の影響を受けた部分について「すべてのSW作品に日本文化の影響があるけれど、本作で描かれるハン・ソロとベケットの師弟関係に日本の影響があると思う。また、悪役ドライデン・ヴォスのパーティーのシーンに出てくるドレスやスーツは日本文化の影響を受けているよ」と秘話を明かした。
イベントには「スター・ウォーズ」の大ファンで、カメオ声優として日本語吹替版に出演している及川光博、ミキ、JAXA宇宙飛行士の野口聡一も登場。及川は「スター・デストロイヤー型の抱き枕が欲しい及川です。『エピソード5』好きにはたまらないシーンが満載で、もう目が足りないという感じの映画です。脚本はもちろん音楽も素晴らしい。ちなみに、マントが大好きなランド・カルリジアンが大好きです!」と早くもSW愛全開。
ミキは「昨日奥さんと『エピソード1』を見てたんです。そしたら『アナキンは誰?』と言われて、『後のダース・ベイダーになるよ』と言ったら、『こんなかわいい子が…』って驚いてた奥さんがかわいかったです」(晃生)、「僕はカメオ声優で出演させていただいたのですが、お兄ちゃんと2人で出たいと言ったら、お兄ちゃんはSWの世界観を壊すと言われて僕だけ出ました(笑)」(亜生)と。
野口は「『スター・ウォーズ』ファン歴40年以上ですが、その中でも今日はとても思い出深い日になりました。実はまた宇宙に行くのですが、宇宙でも信頼できるバディを作ることは大切なんです。本作でチューバッカとハン・ソロがどうやって信頼できるバディになったのか、しっかりと映画を見て次のフライトに生かしたいです」と語った。
そんな4人を代表して、及川がオールデンや監督に質問することに。及川が初めてミレニアム・ファルコンに乗った時の気持ちを聞くと、オールデンに「本当に最高の気分だったよ!とにかく素晴らしい船なので、乗った瞬間とてもワクワクしたんだ」と笑顔。
さらに及川がハン・ソロ以外の一番好きなキャラクターを聞くと、オールデンは「ヨーダ!!」、監督は「僕はチューバッカだね」と答え、チューバッカも大喜びした。
最後に、監督は本作について「本作の若きハン・ソロは反骨心にあふれ、自由を求めているけれど、ハンだけでなく、謎の美女キーラや新ドロイド L3-37、チューバッカも自由を求めているんだ。アクション満載のアドベンチャーを、ぜひ日本のファンの皆さんに楽しんでいただきたい」と見どころをアピールした。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
6月29日(金) 全国公開
監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ
出演:オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ)/ウッディ・ハレルソン(ベケット)/エミリア・クラーク(キーラ)/ドナルド・グローヴァー(ランド・カルリジアン)/ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.