京本大我「予測がつかないほど面白い作品」初主演舞台「BOSS CAT」

エンタメ総合
2018年07月06日

178387_01_R Punk Fantasy「BOSS CAT」の公開ゲネプロと囲み取材が東京・よみうり大手町ホールにて行われ、主演の京本大我(SixTONES/ジャニーズJr.)、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)、高田翔(ジャニーズJr.)、細見大輔、平野潤也(演劇集団円)が登壇した。

 フランスの詩人 シャルル・ペローの童話「長靴をはいた猫」をもとにしたストーリーを初舞台化。5人の出演者だけで芝居が繰り広げられる。日替わりのフリートークをするシーンや客席に登場し観客と話すシーンがあり、毎公演楽しめる演出も。

 本作が初主演舞台となる京本は、本作のポスターとは異なったメイクや髪形で登場。「僕が演じる猫はスタイリッシュでもあり、パンクな弾ける部分も持っています。そのあたりをメイクさんや衣装さんに表現してもらって、このようなメイクや髪形になりました。僕はカラコンをつけたことがなく、怖いというお話をメイクさんにしたところ、目の下にラインストーンをつけていただきました。客席から見るとライトを浴びて青い目に見えるような仕掛けになっています」とメイクを工夫したことを明かした。

 使用人、姫、うさぎと3役を務める高田は、「稽古中、自分がどのモードに入っていいのか分からなくなった。最初、せりふも覚えられず大変でした」と苦労を明かし、初めて女性役には「カツラもつけて、つけまつげもつけて、ちゃんとチークもひいて、姫を演じています。姫を演じると聞いて、宝塚の方の映像を見て所作を勉強したり、すね毛も剃りました。夜寝る前に美白クリームでケアしたりして、女子力上げてます(笑)」と。

 また、京本が初座長ということで、何か座長らしいことはありましたかという質問に対して高田は、「さすがだなって思ったのが、せりふ覚えが一番早かった」とコメントすると、「やめてよ、ゲネ前に」と京本が照れながら、「準備をしておかないと遅れをとってしまうなって思っていたので、台本をいただいたその日から覚え始めました。皆さんの演技力の安定感というものに、ついていくのが大変でした」とコメント。これには、細見が「そんなことないでしょ」と言い、中山、平野もうなずいていた。

 食事会はなかったのかと聞かれると京本は、「ないっす」と即答。「一度もなかったね」と細見もコメント。「一番年上の俺ですら、してないしね」と中山も。すかさず京本が「稽古の休憩時間に、みんなでおいしいご飯屋さんの情報交換はしていました。大阪での公演もあるので、時間があったら初めての食事会ができれば」と思いを伝える場面も。

 最後に、本作の見どころを聞かれた京本は、「原作の『長靴をはいた猫』を読んだ人でも、予測がつかないものに。みんなが演じるキャラクターがどれもおかしくて、ぶっとんでいます。コメディタッチな部分があるかと思えば、聞かせる部分もありますが、構えずに、ラフに来てもらったほうが、楽しんでもらえるのかなって思います。我慢せず笑ってもらえれば、芝居もやりやすくなるくらい面白い作品です」と語った。

Punk Fantasy「BOSS CAT」は、7月8日(日)までよみうり大手町ホールで上演中。7月19日(木)~22日(日)には、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演予定。

公式HP:https://www.bosscat-stage.com/