北川景子「今だからこそピッタリな作品」野木亜紀子との初タッグ『フェイクニュース』に意気込み

ドラマ
2018年09月01日

『フェイクニュース』 北川景子と脚本家・野木亜紀子が初タッグを組む土曜ドラマ『フェイクニュース』のスタジオ見学会が行われた。

 本作は、北川演じる大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹が、あるSNSの投稿からフェイクニュース騒動に巻き込まれていく。何が真実で、何が嘘なのか、記者としてどう立ち向かっていくかを前・後編で描く。

 北川は「今回初めてNHKの土曜ドラマの枠に参加させていただいて、野木先生とも初めてタッグを組ませていただきました。お話を頂いた時はとてもうれしかったですし、内容も今だからこそできるもの。取り扱っているテーマがフェイクニュースというところで、インターネットが主流になっている今だからこそピッタリな作品だと思ったので、すごく意気込みをもってクランクインさせていただきました」とコメント。

 撮影について聞かれると「テーマ的にすごくライトでポップな感じではないので、そこをいかにエンタテイメント作品として、楽しいところは楽しく作っていけるのかなっていうのがテーマに今のところ10日間撮影してみて思っています。今はまだ探っている部分もあり、監督と話をしながら丁寧に作っているという感じです」と明かした。

 北川の印象を聞かれた野木は「モニターを見ていて、さすが決まるなと感じました。すごくお話的にも北川さんのいろんな表情が見られるシーンがあると思うので楽しみです」と。

 野木は、本作について「社会派のネタを扱ったドラマではあるんですけど、基本的に笑えるコメディテイストのエンタテイメント作品になっています。軽い気持ちで見ていただけるかな」と。気を付けたことはと問われると「リアルとフィクションをどれぐらいの対比で入れるかということを気を付けました。やっぱり実際に起こっている問題とか、実在の名称とかを本当に現実どおりにやってしまうと問題が出てくる部分もある、だけど、まるっきり嘘にしちゃうと今度はリアリティがなくなってくる。いろんなところに迷惑をかけない中で、エンタテイメントとしては盛り上げなくてはならなかったので、リアルとフィクションのはざまを気をつけました」と明かした。

土曜ドラマ『フェイクニュース』
NHK総合
10月20日、27日(土)
後9・00~9・49