ユアン・マクレガー、堺雅人の粋なフリに神対応『プーと大人になった僕』Jプレミア

エンタメ総合
2018年09月06日

『プーと大人になった僕』ジャパンプレミア 9月14日(金)公開の『プーと大人になった僕』のジャパンプレミアが行われ、主人公クリストファー・ロビンを演じるユアン・マクレガーと、日本語吹替を担当した堺雅人が初対面を果たした。

 ステージには、切り絵風の100エーカーの森が表現され、プーの物語おなじみの入り口からユアン・マクレガーが登場。「皆さんに会えてうれしいよ!初めて来日を、それもプーと一緒に来ることができて本当によかった」とあいさつした。レッドカーペット上のファンサービスが始まると、ユアンの神対応に涙を流すファンも見られた。

 舞台あいさつでは、プーを抱きかかえたユアンが再登場。映画の再会シーンを思わせる演出にファンも大興奮で、大きな歓声に包まれた。その後、日本語吹替版でユアン演じるクリストファー・ロビンの声を担当した堺雅人が登場。ユアンとの初対面に、堺は「ユアンさんの演じるクリストファー・ロビンと一つになろうと頑張っていたので、実際にお会いできてうれしいです!」と。ユアンは「今後、彼の映画が英語圏で公開されるときには、僕が彼の声を吹き替えるよ」と話し、会場を沸かせた。

 本作のテーマの「大人になって忘れかけていた大切なもの」について聞かれたユアンは「プーが言ってるけど、どうやって時間を過ごすかが大切なんだ」とコメント。「何もしない時間を大切にしないと、僕らは仕事ばっかりになってしまうからね」と、プーの名言を使って観客に語りかけた。

 少年時代の夢について聞かれると、世代も近く、幼い頃から思い描いていた“俳優”という夢をかなえた2人は、多くの共通点が判明。「9歳の頃から思い描いていた夢は、俳優だったんだ」と振り返ったユアン。堺は「僕は幼稚園の学芸会で『白雪姫の森』小鹿役だったんです。その時はまさか俳優になるとは思ってなかったんですが、クリストファー・ロビンのように物語の世界に入ることが子供の頃から好きでした」と意外な少年時代を語った。

 プーのお気に入りの名言について聞かれると、ユアンは「『何をするのが好き?』というプーの質問に、クリストファーが『何もしないことが好きだよ』と答える場面が一番好きなんだ。僕も何もしない一日が大好き。でも、その日が一番忙しくなったりするんだよね」と笑顔。堺は「僕は『今日が一番好き』という言葉が好きです。まるで不思議な力を持っている“マスター”が語っているみたいですし」とユアンが演じた「スター・ウォーズ」シリーズのオビワン・ケノービ役に思わせる粋な回答を披露。ユアンは「そのマスターは、実は赤いマントをまとっているかもね(笑)」と初対面とは思えない息の合ったやりとりで会場を盛り上げた。

 最後に、ユアンは「この作品は、感じるままに受け止めてみてほしいし、何よりもこの作品を心から楽しんでほしい。本作への出演はとても美しい経験だった。監督のマークは、とても美しい映画を作り上げたんだ」と。堺は「今日ユアンさんに初めてお会いしましたが、一緒に遊びたくなる素敵な人!近くにいたら、師匠としてずっとついていきたい。皆さんもユアンさんと一緒に、ぜひ100エーカーの森へ遊びに出かけていただけたらと思います!」と締めくくった。

『プーと大人になった僕』
9月14日(金)全国ロードショー

監督:マーク・フォスター(『チョコレート』『ネバーランド』)
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式HP:disney.jp/Pooh-Boku

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