平成最後の悪を“三匹のおっさん”が退治!『三匹のおっさんリターンズSP』19年1月放送

ドラマ
2018年11月07日

「三匹のおっさん」 北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が送る大人気シリーズ「三匹のおっさん」シリーズが、2019年1月に『三匹のおっさんリターンズスペシャル(仮)』として放送されることが決定した。

 本作は、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が演じる元悪ガキ3人で結成した私設自警団“三匹のおっさん”が町内の悪を成敗する痛快ドラマ。2014年、2015年、2017年と3シーズンにわたって放送された後、2018年のお正月に新春スペシャルとして放送されている。

 妻や嫁が働き始め、娘も社会の一員になり、“女性が社会で活躍する時代だね”と圧倒されるおっさんたち。しかし、妻たちが勤める会社で働く女性を応援すると見せかけ、詐欺まがいの行為を行っていた。そんな卑劣な悪徳詐欺軍団をおっさんたちが成敗する。

 北大路ら以外にも、これまで出演してきた中田喜子、藤田弓子、甲本雅裕、西田尚美、大野拓朗、三根梓も出演する。

<北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎 コメント>
◆1年ぶりの「三匹のおっさん」、久々の再結集となりましたが、いかがですか?

北大路:楽しいですね、3人が元気で会えるっていうのは我々の夢ですから!

泉谷:“コウレイ”ですからね。高い年齢って意味の“コウレイ”じゃないですよ、毎年恒例の“恒例”(笑)。この年齢でメインを張ってやるドラマってないですからね。倒れるわけにはいかないなっていう責任感を感じますね。

志賀:やっぱり元気でいないと。こうやって3人そろって町内のために働くという大目的があるからね。

◆今回は、頑張る女性を巧妙にだます悪徳詐欺と戦いますが、どのような思いで撮影に挑まれていますか?

泉谷:女性が働く時代だから、それを目当てに悪いことをする奴らもいるんじゃないかな。これから、ますますそうなるだろうから、警告になればいいかなと思います。

北大路:人間は誰だって隙があって、そこをうまく突いてくるからね。やっぱりうっかり乗っちゃうんだよね。だからお互いに気を付けて、気がついたら「ヤバイよ!」って声をかけあって…というふうにしないとね。

志賀:男女とか関係なく、今はこういうはっきりした詐欺だけでなく、言葉でどれだけ人のことを傷つけているか、そういうのも嫌だなって思いますね。それに対応するための一つの手助けになればいいかな。

◆昨年に引き続き、1月の放送ということで「三匹のおっさん」が日本の年初めを彩ることになります。

北大路:年明けのめでたいときにドラマをやらせてもらうというのはありがたいですね。2019年は新しい元号が始まるから、けじめの年でも出発の年でもあっていろんな思いが湧きあがるんじゃないですかね。

泉谷:お年寄りが、女性と子供と仲よくできるような橋渡しができるといいよね。いつまでも。

志賀:だからちょっと、“世の悪は尽きまじ”みたいなとこはあるよね。

泉谷:平成最後っていうと、俺たち最後なのかなって気が一瞬しちゃったんだけど、そんなことないよね?(笑)元号変わってもやるよね?

北大路:三匹のおっさんが世の中からいなくなるっていうのはありえないね。次から次へと事件が起こるんだから。忙しいよ、これからも!

『三匹のおっさんリターンズスペシャル(仮)』
テレビ東京系
2019年1月放送

<あらすじ>
キヨ(北大路)、ノリ(志賀)、シゲ(泉谷)の三匹は夜回り中、記憶喪失の女性・栗子を発見する。精神的ショックで過去を忘れてしまったとみられ、キヨはしばらく栗子を自宅で預かることにする。そんな中、三匹の地元・皐ケ丘では、化粧品のセールス販売会社「LADY DO」のカリスマ女社長・峰岸美鈴が、女性の社会進出を前面に掲げ、 “フレンズ“と呼ばれる販売員を募っていた。シゲの妻・登美子(藤田)とキヨの息子の妻・貴子(西田)は説明や商品を気に入り、フレンズとして働き始める。しかし、強引な飛び込み営業や毎日売り上げを発表して競争させるやり方に、二人は疲れを見せ始める。やがて、登美子がひったくりでバッグを盗まれる事件が発生。三匹はひったくり犯を捕まえようと作戦を練るのだった。一方、キヨの家に滞在中の栗子が芳江(中田)と銀座に出かけたまま、行方不明となる。芳江はデパートの化粧品売り場で栗子とはぐれたというが…。さらにキヨは「LADY DO」の社屋に乗り込んで苦情を申し立てる熟年女性・桑原菊枝から事情を聞き、会社の思わぬ実態を知ることに…。

原作:有川浩
脚本:鈴木聡
監督:白川士

出演:北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎、大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子ほか