稲垣吾郎、ベートーヴェン役に“ヒステリックゴロチ”で挑む!?

エンタメ総合
2018年11月12日

舞台「No.9-不滅の旋律-」 舞台「No.9-不滅の旋律-」の公開稽古が行われ、主演の稲垣吾郎が事前の囲み取材に応じた。

 3年ぶりの再演に稲垣は「キャストも変わりゼロから始まるという感じ。一度見た方も新たに楽しむ事ができると思う」と、剛力彩芽、岡田義徳、橋本淳らが加わりパワーアップした今作の手ごたえを明かした。

 続いて、初演で“ハマり役”との呼び声が高かったベートーヴェンと自分の共通点をあらためて問われ「やっぱりヒステリックなところ。最近香取(慎吾)君や草彅(剛)君に、“ヒステリックゴロチ”って言われるんですよ(笑)。この間も番組中に“#ヒステリックゴロチ”っていうので拡散して、軽く炎上しましたけど。皆さんの前では隠してるんですけど、多少そういうところがあるんですよ」と話し、「(草彅、香取とは)何十年も一緒にいるので、隠してもバレてしまいますよね。家族みたいなもんですから。最近は大人になって少し大人しくなったんですけど、ちょっとせっかちだったり、ヒステリックな部分はあるのかもしれない。でもそういうのはベートーヴェン役に生きてるんじゃないかな」と分析した。

 また公演中の香取、草彅の観劇については「京都劇場でやった時も2人同時に来てくれたんですけど、お客さんがそわそわしちゃうから、できればバラバラで来てほしいですね(笑)。一人の存在感がでかいので、あの方々」とくぎを刺すひと幕も。

 さらに「自分自身もこの3年で環境が変わったり、人間って成長もしますし、いくら演じると言っても常にその時の自分みたいなものが(役に)にじみ出るもの。ベートーヴェンさんは56歳まで生きてたんですけど、最低でも僕も、吾郎の『56(歳)』ぐらいまでは、この役をずっとやり続けたいです」と意欲を語った。

 舞台「No.9-不滅の旋律-」は12月2日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪、横浜、久留米でも公演を行う。