「いぬやしき」「BLEACH」の下村勇二監督が演出「レッド・ブレイド」本編オープニング一部公開

映画
2018年12月13日

映画「レッド・ブレイド」 12月15日(土)公開の映画「レッド・ブレイド」の本編オープニング映像が一部公開された。

 本作は、園子温原案のニンジャ・アクションエンターテインメント。いじめられっ子の高校生・マコが図書室で見つけた忍者の児童書「雷風刃」に導かれ、江戸時代の伊賀へタイムスリップ。伝説の忍者・才蔵や仲間たちと共に、修行に励みながら現実世界と仮想世界に忍び寄る巨大な悪に立ち向かう姿を描く。

 『HiGH&LOW THE RED RAIN』のアクション監督、『RE:BORN リボーン』主演で知られる坂口拓が総合演出を手掛け、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015正式上映作品『コントロール・オブ・バイオレンス』の石原貴洋がメガホンをとる。さらに、ド迫力のオープニングアクション監督を『いぬやしき』『BLEACH』などを手掛けた下村勇二が担当する。

 主人公のマコを演じるのは、本作が映画初主演となる小倉優香。共演には、舞台「MIRRORION(ミラリオン)」の搗宮姫奈や、「アズミ・ハルコは行方不明」の花影香音、「孤狼の血」の岩永ジョーイらが顔をそろえる。さらに、総合演出の坂口拓がTAK∴名義で伝説の忍者として登場。その他、仮面女子の美音咲月、グラビアアイドルの徳江かな、咲村良子も出演する。

https://youtu.be/_aDKf2d8St8

<下村勇二監督 コメント>
オープニングアクションは自身監督作品「RE:BORN」でユニットを組みアクション監修した、トリプルクラウン(下村勇二、坂口拓、稲川義貴)が久しぶりに集結してアクションを構築しました。坂口の剣術を最大限に引き出すため、元々剣術家でもある稲川先生に実践的な技術を指導してもらい、自分が映像寄りにアレンジして撮影を進めました。目指したのは、次世代の剣術アクション。その片鱗を少しだけ垣間見ることができたと思います。肩甲骨をフルに使った「可変ウエイブ」は、刀を一振りする間に肩甲骨を左右上下に回し3段階まで可変する事ができる。主観だと刀の残像が残り、刀が一瞬で消えたように見える。坂口だからできる技だ。その他にも、坂口が習得した新しい技が散りばめられ、殺気が漲った殺陣を披露している。撮影は三日間。悪天候で足場が悪く時間もない中、坂口は「この映画のオープニングにふさわしい、説得力があり、迫力ある剣術を観せたい」という強い想いで挑んだ。ぜひ、劇場で「現代に生きる侍」を目撃してもらいたい!あれ?「現代に生きる忍者」が正しいのかな?とにかく、劇場で観るべし!

映画「レッド・ブレイド」
12月15日(土)公開

<ストーリー>
いじめられっ子の高校生・マコ(小倉優香)は、この世界に嫌気が差していた。学校の図書室で忍者の児童書「雷風刃」を読むことが唯一心安らぐ瞬間で、巨大な悪に立ち向かう忍者たちに憧れていた。ある夜、下校途中のマコの前に「雷風刃」の忍者・ヒロ(搗宮姫奈)とユウ(花影香音)が現れる。時空を切り裂き、導かれるようにタイムスリップした先に待っていたのは伊賀の世界。伝説の忍者・才蔵(坂口拓)指南のもと、強さを求めマコの忍者修行が始まる。ところが、マコと同様に、「雷風刃」の悪人・原田勘助(岩永ジョーイ)が現実世界に出現してしまい…。

<キャスト>
小倉優香
搗宮姫奈 花影香音 岩永ジョーイ 美音咲月 徳江かな 咲村良子 榊英雄 TAK∴

<スタッフ>
原案:園子温 総合演出:坂口拓 監督:石原貴洋 脚本:龍一朗
サウンドデザイン:小野川浩幸 音楽:中森信福
プロデューサー:木村俊樹 ラインプロデューサー:真山俊作 撮影:富田伸二 照明:太田博 録音:杉本崇志
オープニングアクション監督:下村勇二 TAK∴ 稲川義貴(トリプルクラウン)
アクション監督:坂口茉琴 アクション監修:匠馬敏郎
主題歌:『moi-meme』(AMG MUSIC)
制作プロダクション:ステアウェイ
配給:AMGエンタテインメント
協力:アミューズメントメディア総合学院
製作:「レッド・ブレイド」製作委員会

©2018「レッド・ブレイド」製作委員会