古田新太がゲイで女装家の教師に!『俺のスカート、どこ行った?』4月スタート

ドラマ
2019年03月07日

『俺のスカート、どこ行った?』
 4月から日本テレビ系で放送される新土曜ドラマが、古田新太がゲイで女装家の教師を演じる痛快学園エンターテインメントドラマ『俺のスカート、どこ行った?』に決定した。

 古田演じる原田のぶおは「ダイバーシティ」宣言を掲げた私立・豪林館学園高校に赴任してきたゲイで女装家の新任国語教師。奇想天外で破天荒な原田は、歯に衣着せぬ原田節を教育現場で炸裂させながら、巨大な権力に負けない力を発揮し、生徒たちの心を解き放っていく。

 古田は演じる役柄について「女装については何度も役でやっているから慣れています(笑)。今回の役はゲイで女装家の高校教師だから、生徒の男子女子で分け隔てなく相談に乗れるし本音でキツいことも言えるかなと思っています。原田のぶおは結構歯に衣着せぬ言い方をする人なので、生徒と本音で語れるというか、教育の現場だからという忖度がないイメージです。ぶっきらぼうに見えることもあると思うけど、教師としての本質が見えてくれば、嫌われない人なんだろうと思います」と。

 また「土曜ドラマということで、生徒役のイケメンやかわいこちゃんの生活の悩みを見て共感し、おじさんの女装家がズケズケ言うのを見てゲラゲラ笑うというドラマになれば、若い人たちも楽しめるドラマになるんじゃないかと思います。きっといいドラマになると思うので、ふざけられるところはふざけていたいな。これで低視聴率ならただのミスキャストですよ(笑)。おいらの責任じゃない(笑)」とコメントしている。

 キャラクター(原田のぶお)監修を務めるブルボンヌは「女装しちゃうアラフィフのゲイが学校で教える。ってこれアタシがモデルですよね?最初に企画をうかがったときは、末席でくすぶってたオネエキャラに注目してくれるなんて、と小躍りしたんですけど、何だよ偶然かよ!まあそれでも、最高にシンパシーを感じる設定のドラマが登場して感無量ですぅ。ただね、アタシが高校や大学の生徒さんに授業をしたのは、あくまで派手なゲストを呼んでくださるイベント講義。毎日一緒の担任の先生が、自身を女性と思うトランスジェンダーではなく、ゲイ男性としてあえて女装をするなんて、という疑問も。その答えも含め、“オネエ”というあいまいな言葉の奥にある、人間の多様性をどんな風に描いてくれるのか、しかと見届けたい!でも、女装っぷりに定評のある古田新太さんが演じるなら、きっとカッコよく生徒たちに向き合ってくれるはずよね。ドラマ史上初のとんでもないキャラクターを、生んで~!」と期待を寄せている。

『俺のスカート、どこ行った?』
日本テレビ系
4月20日(土)スタート
毎週土曜 後10・00

脚本:櫻井智也、加藤拓也
音楽:井筒昭雄
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:大倉寛子、茂山佳則(AXON)
IPプロデューサー:植野浩之
キャラクター(原田のぶお)監修:ブルボンヌ、白川大介
演出:狩山俊輔、水野格