『猫ひた』3周年イベントはバッジをかけた白熱したバトルに!番組卒業の八神蓮らのメッセージも

エンタメ総合
2019年03月11日

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 tvk(テレビ神奈川)のお昼の情報番組『猫のひたいほどワイド』(毎週(月)~(木)正午~後1・30)のファンイベント「『猫のひたいほどワイド』祝3周年感謝祭~バッジより大切なもの~」が3月9日(土)、神奈川・関内ホールで開催された。八神蓮、小林且弥、三上真史、藤田玲の各曜日のMC陣4人と、猫の手も借り隊(=リポーター。以下、借り隊)が曜日対抗企画やファンとの触れ合いを楽しみ、イベント最後には番組を卒業する3名がメッセージを寄せた。

 イベントのオープニングアクトとして、火曜借り隊・大矢剛康が考案の「猫ひた体操」を同じく借り隊の山形匠と披露。会場全体を盛り上げてから、レディースに扮した“鬼村ほなみ”こと進行役の岡村帆奈美アナが登場し、感謝祭がスタート。

 まずは、「出演者が選ぶ 猫ひた5大ニュース」を。この1年で起こった印象的な出来事をアンケートで出演者たちが答え、ランキング形式で発表。月曜MC・八神や木曜借り隊・山下永玖、水曜借り隊・朝日奈寛、火曜借り隊・大矢、火曜MC・小林のエピソードがVTRとともに披露されると会場は笑いに包まれた。

 そして、曜日対抗企画を。優勝した曜日には、ごほうびロケと100バッジが獲得できるとあって、日頃からバッジ獲得のために争っているというコント風のVTRが流れると、借り隊メンバーたちもヒートアップ。乱闘をする団体芸を披露した後、対抗戦がスタート。1試合目は「借り隊 クジャク対決」。制限時間1分で客席に配られている洗濯ばさみをどれだけ自分の体につけてもらえるかで対決。

 スタートの合図とともに、1階席、2階席と借り隊たち16名がお客さんの元へ行き、腕や背中につけてもらっている中、髪の毛につけてもらう借り隊の姿も。終了の合図でステージに戻り、数えると火曜借り隊の洗濯ばさみの数が僅差で多く、まずは火曜が1勝を得た。

 2試合目は「サムライラグビー対決」を。タグラグビーのタグを刀に置き換えたヨコハマ元町発祥のゲーム。3分間、3対3で対決をし、より多く得点した曜日がトーナメントを勝ち進むチーム戦。月曜VS木曜では、木曜チームの隙を見て、多く得点した月曜。4対3で月曜が勝利。続いて、火曜VS水曜の試合では、火曜MCの小林が、マイクセットを落とすほどの激しいプレーを見せるが、2対1で水曜が勝利。決勝は月曜と水曜の対決となった。決勝戦では白熱するあまり水曜借り隊の朝日奈が客席にボールを飛ばし、観客に当たってしまう場面も。予想以上に真剣勝負となった決勝は、両者1点も取れないまま試合終了間近に。試合終了のブザーが鳴る寸前に、月曜チームが1点を決め、勝利した。

 最終試合は各曜日のメンバーが走りながらオリジナルの劇を繰り広げる「爆走劇対決」を。月曜は、石原壮馬が世界記録を持つこま回しに挑んだり、谷水力が特技のマジックを走りながら披露し、一芸で客席を驚かせていた。

 火曜は、生放送に遅刻しそうな借り隊と、そこに車を運転しながら放送の練習をしている小林が通りかかりるというストーリーを。小林が練習していた放送内容が実際に起きるという落ちに客席からは笑いが起きていた。

 木曜は、MC・藤田の無茶ぶりに借り隊が走りながら応えていく。無茶ぶりに応える借り隊たちに客席も応援。途中、青木一馬がマイクを落としながらも応えると大きな拍手も。

 最後に、水曜がMC・三上と太田裕二がギターを抱えて登場。“みず”というユニット名で1曲披露し、奥谷知弘が途中、合いの手を入れるとともに会場も一体感に包まれる。

 各曜日が披露し、勝敗は観客の「ブンブンブンブーン」というアクセルの音に見立てた歓声が多さで決定。その結果、火曜の歓声が多く勝利。全対決で2勝を挙げた火曜が感謝祭3年目にして優勝を果たした。

 イベントの最後には、3月いっぱいで番組を卒業する八神、石原、青木の3人が代表して一言ずつコメントを。八神は「3年間いろんなことがあった。僕も借り隊みたいにもっとロケへ行きたかったなと思いつつ、なかなかできなかった。僕、ボケたいんですよ(笑)。なので、3年間MCをやって思ったことは、いい経験ができたなということと、MC向いてないなということ。週の初めで少しゆったりとした感じで、猫ひたをお届けできたんじゃないかなと思います。中学校も高校も3年間で終わります。なので、小林君も三上君も藤田君も留年ということで(笑)」と、ひと笑いを入れながらあいさつを。

 石原は「毎週、ロケをやらせていただいて、プライベートではいかないような場所だったり、普通に生きていたら出会わないような人と出会えました。年をとった時にどういうセカンドライフを送ろうかなという(笑)、人生としての収穫もいっぱいありました」と。

 青木は「まだこういう風にしたかったなというような悔いもあるんですけど、それでも一生懸命3年間務めさせていただきました。まだまだ残りたい気持ちはありますし、地元・横須賀を盛り上げていきたいという気持ちはあるんですけど、前向きな卒業ととらえて今後も頑張らせていただきたいと思います。今の僕のキャラがあるのは、猫ひたのおかげであり、木曜メンバーのおかげです」と感謝の言葉が送られ、温かい拍手の中「曜日対抗編」は幕を閉じた。

 なお、イベントの模様を送る特番『猫のひたいほどワイド 祝3周年感謝祭スペシャル』が、3月31日(土)後4・00より放送される。