『NHK高校講座』に佐藤藍子、小日向えり、緑川光、前野朋哉

エンタメ総合
2019年04月01日

『NHK高校講座』
『NHK高校講座』(Eテレ)の発表会見が行われ、各新番組を担当する佐藤藍子、小日向えり、声優の緑川光、前野朋哉が登壇した。

 通信学習のニーズが高まっている高校教育の現状に合わせて7科目をリニューアルした『NHK高校講座』。佐藤は『地学基礎』(毎週(水)後2・40~3・00)、小日向は『日本史』(毎週(金)後2・00~2・20)、緑川は『社会と情報』(隔週(木)後2・00~2・20)、前野は『ビジネス基礎』(隔週(火)後2・30~2・40)を担当する。

 佐藤は「高校は英語を中心とした学校にいて“地学”に触れていたことがなかったので、最初は戸惑ったのですが、収録するにあたって勉強したらすごく楽しくなってしまって、今は予習するのにわくわくしながら勉強している自分に驚いています。新しい自分が始まったような気がして収録が楽しみでしょうがないです」と。

 小日向は「クリスマスで大掃除をしていた時にオファーの話を頂いて『クリスマスプレゼントだな』と思った記憶にあります。その後、スキップしながら大掃除を終えました。高校講座に出演することが夢だったので本当にうれしかったです」と笑顔。

 歴史好きアイドルとして歴史のおすすめポイントを聞かれると「日本史が暗記だと思っている高校生たちに、考えながら知っていく面白さを分かってもらいたい。私が高校生の頃とは教科書も変わってきていることを私自身もあらためて知ったり、なんで変わったのかを一緒に考えていくのが楽しかったです。なので『歴史は覚えるものではなく変わっていくもの』というのを番組通して伝えたいです」と語った。

 緑川は「最初お話を頂いたときはナレーションのお仕事かと思いましたが、顔出しということで驚きました。人に教えられるほど何か知識があるわけでもないので、自分でいいのかと思いましたが、制作担当者に『分からなくていいので』と言われたので、引き受けることにしました」と。

 また、生徒役で共演する日向坂46の柿崎芽実と松田好花については「リアクションが初々しく、パワーを頂いています」と語り、「自分は声優という立場なので、番組の中でその声色を使って何かやれたらと思うところもありますし、それがいい形で何か番組でお届けすることができたらと思っているので、回を増すごとにどんどんすてきな番組にしていけたら」と意気込みを語った。

 前野は「ビジネス基礎ということで、『ついに商社マンの役が来たのか』と台本を読んだらコンビニの店長役でした。ビジネスや経済を知らない役どころなので、自分も一緒に学んでいけて楽しいです」と語り、「番組はお芝居ベースだけど、映像として分かりやすくなっていると思います。当たり前だと思っていたことも、ビジネスとして勉強していくと広がっていくので自分自身も勉強になっています」と語った。