千原ジュニア、イチローの国民栄誉賞辞退に共感「そういう世代かも」

エンタメ総合
2019年04月08日

『Abema的ニュースショー』
 無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaNewsチャンネル」で、『Abema的ニュースショー』が4月7日に生放送された。

 4月7日の放送では、先月でメジャーリーグ『シアトルマリナーズ』の現役選手を引退したイチロー氏が3度目の国民栄誉賞受賞を辞退したニュースを紹介。スタジオゲストとして登場したマーケティングアナリストの原田曜平さんは「昭和のスターの王(貞治)さんと平成のスターのイチローさんはすごくキャラが違っていいなと思う。王さんは国民栄誉賞頂いてその後も人格者でいて、イチローさんはスーパースターなのにちょっと生意気だったり斜に構えたとこがあったり」とそれぞれの魅力を比較。「特にイチローさんや千原ジュニアさん、木村拓哉さん、ホリエモンさんらの“団塊ジュニア”と言われている世代は、ちょっと反発的で生意気な人が多い。(日本の)人口も多く競争もしてきたし、景気が悪い中で勝ち残ることをしてきた人たちだから斜に構えた人が多い」と独自の視点でその理由を分析した。

 これに対して、番組MCの千原ジュニアは「たしかに。(国民栄誉賞とは次元が)全然違いますけど、僕も(総理主催の)“桜を見る会”今年も誘ってもらったんですけど、知らんおっさんと見たないわと断ったんですけど、そういう世代なんですかね」と思い当たる節がある様子。さらに「(俺と違って、兄の)せいじだったらひょいひょい行くもんね」と付け加え、スタジオの笑いを誘った。

 番組の後半では、地上波が報じない東京都世田谷区にある“ゴミ屋敷”を番組の進行を務めるテレビ朝日の三谷紬アナが突撃取材する様子を放送。道路にはみ出るほどに積みあがった大量のごみ袋が散乱するその家の家主は、三谷アナの取材に対して「1人じゃどうしようもできない」と答え、近隣の住民は「行政が悪い。何年もほったらかしだから本人もかわいそうだと思う」と語る。三谷アナは「人間として生きる上で人に助けてもらいたいとか、年配の人が1人で生きるにはどうするべきなのかなど、もっと深いところに問題が根ざしていると感じた」とゴミ屋敷はあくまで氷山の一角であると取材の感想を語った。

 取材映像を受けて、千原は「吉本興業の若手芸人を行かせたら、一発できれいになるけどね。(吉本興業は)47都道府県で“住みます芸人”というのをやっているが、東京都23区で同様の“住みます芸人”やって地元の方のお手伝いさせたら、よっぽど社会貢献になると思う」と独自の“解決策”を提案した。

AbemaTV『Abema的ニュースショー』
放送日時:4月7日(日)正午~昼2時 ※生放送
放送チャンネル:AbemaNewsチャンネル

過去放送URL:https://abema.tv/video/title/89-76

<出演者>
MC:千原ジュニア
進行:三谷紬(テレビ朝日アナウンサー)

出演:
江川達也(漫画家)
鈴木涼美(作家・元セクシー女優)
田辺健二(SPA!副編集長)
原田曜平(マーケティングアナリスト)
古谷経衡(文筆家)
舛添要一(前東京都知事)

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