“怨霊界の大エース”貞子の豪速球に球場どよめく

映画
2019年05月13日

映画「貞子」 5月12日に北海道・札幌ドームで行われたプロ野球「日本ハムファイターズ×西武ライオンズ」戦で、映画「貞子」の貞子がファーストピッチに登板した。

 3万人もの観客が集まる球場で、FIGHTERS GIRLによる華やかなダンスが披露されいていると、突如、BGMの音声が乱れ、耳障りなノイズ音が会場に響く。大型ビジョンには、不気味な井戸から這い出てくる貞子の姿が。ざわめく場内、異変に怯える様子のFIGHTERS GIRLたち。

 次の瞬間、大型ビジョンに映し出されたのは、まさに今マウンドに向かい歩いてくる貞子の姿。その姿を目の当たりにした観客の驚きのどよめきに包まれる中、貞子は4度目となる登板に挑んだ。

 『リング』シリーズおなじみのあの楽曲「feels like“HEAVEN”」に乗ってダンスをするFIGHTERS GIRLたち。それを横目に微動だにしない貞子。

 会場がその一糸乱れぬダンスに沸いていると、ついに貞子がグローブを携え、マウンドへ。観客が固唾をのんで注目する中、貞子は大きく振りかぶった見事なフォームから渾身の投球。真っすぐとキャッチャーに届いた“呪い球”はなんと98キロの豪速球。客席からは、「ナイスピッチング!」という声援と歓声が送られた。

 貞子は、予告編が再生されたビジョンを指差し、映画をアピール。多くの観客たちの声援に包まれる中、満足げに退場した。

 その後、囲み取材に応じた貞子は呪念で回答、読み取ったスタッフがその思いを代弁した。投球の手応えについて貞子は「100点満点です!進化した呪いを皆さんに感じていただけたと思います。3年ぶりの投球、さらに『リング』シリーズも20年の節目ということで、非常に緊張しましたが、先発の試合のバーベイト投手につなげられるよう神聖な気持ちで臨みました。FIGHTERS GIRLの皆さんの応援もあったおかげで最高の投球ができたと思います!」と少し照れた様子で答えた。

『貞子』
5月24日(金)全国ロードショー

<あらすじ>
病院で心理カウンセラーとして働く茉優(池田エライザ)は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めで動画クリエーターとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)は再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込むが…

<出演>
池田エライザ
塚本高史 清水尋也 姫嶋ひめか 桐山漣 ともさかりえ 佐藤仁美

原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)
監督:中田秀夫
脚本:杉原憲明 音楽:海田庄吾
主題歌:女王蜂「聖戦」(Sony Music Associated Records)
プロモーション使用楽曲:女王蜂「feels like “HEAVEN”」(Sony Music Associated Records)

製作:『貞子』製作委員会
配給:KADOKAWA

公式サイト:sadako-movie.jp

©2019『貞子』製作委員会