永瀬廉のイラストに会場騒然…神宮寺勇太「さすがですね(笑)」

エンタメ総合
2019年05月20日

映画「うちの執事が言うことには」 映画「うちの執事が言うことには」の公開記念舞台あいさつが行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)のほか、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠が登壇した。

 登壇して早速、47都道府県にライブビューイングされていることが伝えられ、「ヤッホー!」と手を振る永瀬たち。永瀬は「僕の初めての主演の作品がいきなり47都道府県の方々に生中継で見ていただいたわけですもんね。すごい緊張ですけど、精いっぱい取り組んだ作品なので、感想が知れるというのはとても楽しみです」と。

 清原が「本当にたくさんの方に見ていただいてるんだなと思うと、すごく胸が…(永瀬:熱い?)あ、熱いです。昨日から公開されて、どんどん…」と、うまい言葉が見つからず、どもってしまう清原に「いる、俺?大丈夫?」と永瀬が助け舟を出す場面も。

 さらに、神尾が「なんで、ここにいるのかよく分かってなくて。峻って別にいてもいなくても変わらない」と言うと、永瀬がすかさず「いるよ!神尾~」とフォロー。これには「そうやって花穎さまに言ってもらえるなんて、すごく光栄なことですね(笑)」と、神尾も笑顔に。

 5月17日に公開され、今の気持ちを問われると永瀬は「ちょうど1年前なんですよね、撮影した時から。1年しかたってないんですけど、ある程度成長しているわけですし、僕も。今の僕から観ると顔若いな~とか感じられたりするから、すごく自分のアルバムを見ている感じで楽しい気分に。その時の思い出がぷっとよみがえるようなね感じで、何とも言えん不思議な感じですね、本当に。ちょっと恥ずかしいというのもありますし」と明かした。

 映画初主演の永瀬は「そこまで経験がない中での初主演ですから、ここにおるスタッフさん、共演者の皆さん、監督にもすごく助けられながら、やって、僕は人間の温かさを感じました。この作品も、すごくそういうものを感じられる作品なんで、いろんな人に人間っていいなって思ってもらえるような作品になればいいなって思います」とPRした。

 この映画を通して、初めてだった経験はあったかという問いに、永瀬は「すごいたくさんの雑誌とか受けさせてもらって、100誌以上全部で受けたのかな?こんな雑誌あるんだってくらいの数を受けさせてもらって、1日で20誌ぐらい撮ってたりしてたんですよ。ほんまにそれだけ注目していただけてるのかなと思いながら、すごくプレッシャーでもありましたけど、初めての体験だったので、マイナスな感情は一切なくて、楽しかったし、あっという間でしたね」と。

 そんな永瀬の主演ぶりはどうだったか問われると、清原は「1年前なので、記憶があいまいな部分もあるんですけど、間違いないことは、本当に主演だからというわけではないですけど、永瀬廉自体が人を巻き込む力を持っているのかなとは思いましたね」と語ると、永瀬が「ちょっとごめんもう1回言ってもらっていい?聞こえなかったわ」と。

 清原も永瀬の意図を察して、もう一度「ああ(笑)。永瀬廉って人を巻き込む力がある」と言うと、永瀬が「ここ、ニュースのトップでお願いします(笑)」とアピール。清原も「ちゃんと清原が言ったって書いてください、お願いします(笑)。本当に人を巻き込む力があるからこそ、主演というか花穎ができたのかなと思いますね」と。

 さらに、同じKing & Princeで活動する神宮寺からも「初主演とは思えないくらい堂々としていて、僕自身も少しでも支えられたらいいなっていうふうに思っていたんですけど、本当に廉が現場とか楽屋入りすると華やかな空気になるんですよ。本当にそれが自然に出てるところが、僕はすごいなっていうふうに思いましたね」と明かした。

 久万真路監督も「今、神宮寺君が言ったように、華やかってこともありますけど、彼の関西弁が和みますよね。関西弁で言っている時と、花穎のように言う当主の口ぶりとのギャップもあって。みんなを盛り上げようという彼の雰囲気で現場が割と沸き立ったってところは非常に助かりました」と褒めると、永瀬は「照れますね」と笑った。

 共演陣の中で紅一点の優希は「本当に朝からずっと楽しくて、男の子ばっかりだったので仲良くなれるかなってすごく不安だったんですけど、永瀬さんがしっかり座長としてやられていたので、できている輪にしっかりと入れてくれようとしてくださったりとか、すごい楽しかったです」と。

 一番思い出に残っていることは?という問いに神尾は「廉とご飯へ行ったんですよ。廉から誘ってくれて」と明かすと、永瀬が「2人の誕生日が近くて、ちょうど20歳になったタイミングで。映画も共演したからっていうので、誘わせていただいたんです。あと、申し訳ないというのがあって。映画で共演する前に1回プライベートでフットサルして遊んでたみたいなんですよ。なんですけど、楓珠に初めましてって言ってしまって、それのお詫びも含め、誘いました」と明かした。

 そして、見どころをフリップにイラストで描き、それぞれ紹介することに。永瀬は「絵かぁ。これ、見る人減っちゃいますよ。でも、真剣に書きましたから」と前置きし、1人ずつ紹介することに。

 神尾は「まゆげを書きました。2つの意味があって、1つは俺と優希美青ちゃんが兄弟役なんですけど、眉毛の濃さが似てるっていう、唯一の共通点があるんですよ」と明かすと、神宮寺が「ごめん、気づかなかった」と。「もう1つあるんですよ。言っていいのか分からないんですけど。翔君、めっちゃ眉毛動くんですよ。芝居してる時に、そこで感情が現れてるんですよ、実は。無意識なのかもしれないですけど」と神尾が明かすと、永瀬が清原の方を向き「眉毛から感情出すタイプの俳優さん?」と。これに、清原は「いやいや、これだけよ(笑)。完成見終わった後に、気になりすぎて。一回、全剃り考えたもん(笑)」と明かした。

 優希は「これは私とお兄ちゃんの登場シーンで。花穎さまによっ!みたいな感じのシーン」を上げ、永瀬が「俺、おるの。この中に?」と問うと、優希は右下を指さし、「目の大きさとか、顔面国宝的な感じで描いた」と明かすと、永瀬は「よくご存じで。顔面国宝です」と客席にアピールした。

 神宮寺がフリップを見せようとすると、客席からざわざわとした声が。イラストを見せると、5つの顔が登場し、永瀬が「祭りとかで売っているお面?」とツッコむひと幕も。神宮寺は「皆さん1度見ていただいたということで、次はいろんな僕の表情を見てもらいたいなと。泣いてる、笑顔、含み笑い、考えてる時の顔、ぼーっとしてる顔などシーンごとに、表情が違うと思うんで、そこを見ていただきたい」と明かすと、また永瀬が「こんなぼーっとしてる顔、隠れてた?」とツッコみ、神宮寺が「隠れてます。もう1回見てください」とアピールした。

 清原は「僕はもう説明いらずでいいかなって思うんですけど、これがおすすめのシーンです」とこれまでで1番でうまいイラストを披露し、永瀬に「このタイミングで微妙にうまい感じやめーや(笑)」とツッコまれた。

 「中学生の花穎です。髪がすごくかわいいやつ。あれが、本当におすすめシーンすぎて。2度目見たときも多分、あはってなる」と紹介する清原に、永瀬は「これ、ただのイジりやからね(笑)」と。

 しかし、そんな永瀬を無視し、清原は「本当に、これ俺、好きなんだよ」と熱弁。永瀬が「僕も大画面で見たんです。あれは、きつかった(笑)」と明かすと、神宮寺が「現場で、俺、イケてない?みたいなこと言ってたよね(笑)」と指摘すると、永瀬は「いざ、スクリーンで見るとさ、鳳さん(奥田瑛二)と並ぶと身長、めっちゃ高いねん。成長期半端ない中学生みたいになってる」とあまりしっくり来ていない様子。

 そして、最後に永瀬がイラストを見せると、観客からは悲鳴が。神宮寺が「さすがですね(笑)。ちなみに、これは何の作品でしょうか?」とツッコむと、永瀬は「これは、うちの執事が言うことにはですよ(笑)。ほかの作品のこと書かないから!見どころですから!」と。

 さらに、神宮寺が「犬、2匹いましたっけ?」と問うと、永瀬が「これは、ペロですよ。ペロの笑った顔とちょっとクシャってしてる顔」と説明。さらに、神宮寺が「こちらは、花穎さまがお二人?」と聞くと、永瀬は「花穎が2人じゃない。これは、パーティーシーンで、赤目と花穎がハグしてるシーンですよ。一応、こっち(左)が花穎で、こっち(右)が赤目なんだけど。神宮寺、ハグする前、めっちゃ照れてたんですよ。だから、照れてる感じを渦巻きで表現させていただいて」と説明。神宮寺が「やばい、この人~。自分だって照れてるじゃん」と指摘すると、永瀬は「耳だよ!照れてるところを見てほしい」と明かした。

 最後に、ペロを演じたカイルがサプライズで登場。永瀬たちは思い思いに「でか!」「めっちゃかわいいじゃん!」とカイルの登場に大喜び。永瀬が「一番成長してます(笑)。めちゃめちゃ仲良いですよ」と近づくも、カイルは後ずさり。それでも永瀬が「ペロ~」と呼ぶと、カイルは永瀬の手をなめ、再会を喜んだ。

 締めのあいさつ前、突然「お色直しいいですか」と、グッズの烏丸家コンパクトミラーを取り出す永瀬。その横で、神宮寺も「ちょっとメモしないと」とリアルパンケーキメモと烏丸家シャープペンでメモをとるしぐさを。永瀬が「じん、まさかお前!それ、うちの執事が言うことにはのグッズやないか!」と言うと、神宮寺がさらにハンドタオルを取り出し、グッズを宣伝した。

 最後に永瀬が「1年の時を経て、ようやく『うちの執事が言うことには』が公開されます。この映画、本当に今フリップで紹介したところ以外にも、本当にたくさん何回も見ていただけるような要素がたくさんあって、今日はこれをテーマにして見てみようって、いろんな着眼点から見れるような、すごい楽しい作品になっております。本当にありがたいことに47都道府県、全国で公開されているということで。日本全国がこの映画を見て、温かい気持ちになればいいなと思ってます。よろしくお願いします」と締めくくった。

映画「うちの執事の言うことには」
公開中

©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会