黒木華『凪のお暇』に市川実日子、水谷果穂、唐田えりか、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら

ドラマ
2019年06月21日
©TBS
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 7月スタートの金曜ドラマ『凪のお暇』(TBS系)で、主人公・凪(黒木華)を取り巻くキャストが発表され、市川実日子、水谷果穂、唐田えりか、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子らが出演することが分かった。

 原作は、月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中のコナリミサトによる同名漫画。2017年に1巻が発売されて以来、口コミで話題となり累計250万部を突破している(1~5巻)。

 これまで、凪の元カレの我聞慎二(がもん・しんじ)役を高橋一生、人生をリセットした凪が新たな生活先に選んだアパートの隣の部屋に住む男・安良城ゴン(あらしろ・ごん)を中村倫也が演じることが決定している。

 そして、今回、凪を取り巻く個性豊かな豪華キャストが決定した。凪がハローワークで出会う坂本龍子(さかもと・りょうこ)役に、市川実日子。凪が勤めていた会社の同僚・足立心(あだち・こころ)役には瀧内公美、同じく同僚の江口真央(えぐち・まお)役に大塚千弘、織部鈴(おりべ・すず)役に藤本泉。

 そして、ゴンと仲の良いパフォーマーのエリィ役には水谷果穂。大阪支店から異動してきた慎二の後輩・市川円(いちかわ・まどか)役に唐田えりか。凪が引っ越したアパートの隣の部屋に住む白石みすずの娘で小学生5年生の白石うらら(しらいし・うらら)役に白鳥玉季。慎二がよく訪れるスナック「バブル」のスタッフ・杏(あん)役に中田クルミ。慎二の同僚の小倉康明(おぐら・やすあき)役に谷恭輔。同じく同僚の井原亮(いはら・りょう)役に田本清嵐が決定した。

 さらに、北海道で一人で暮らす凪の母・大島夕(おおしま・ゆう)役に、片平なぎさ。うららの母親で、働きながら一人娘を育てるシングルマザー・白石みすず(しらいし・みすず)役に、吉田羊。同じく凪と同じアパートに住み、他人の目を全く気にせず日々の生活を謳歌している吉永緑(よしなが・みどり)役を三田佳子が演じる。

<出演者 コメント>
■市川実日子
空気を読みすぎる人、読めない人。不器用な人、器用な人。
いろいろな登場人物が出てきますが、台本を読み進めていくと、カードをひっくり返したかのように、それぞれの違った側面が見えてきます。いろんな瞬間に、痛いほど共感したり、ハッとしたり。人の、哀しくて愛おしいところが存分に描かれています。坂本龍子は、原作より年上です。
観てくださった方の夏の夜の時間に、静かな風が吹くことを願っています。

■水谷果穂
私の人生の中でクラブに行くことは無いだろうなと思っていたので…。
クラブ通いをしているエリィを演じることが、楽しみでもあり、ドキドキしています!
そんなクラブ通い仲間のゴンの中毒性のある魅力も、そして、ダメなところも知って全てを受け入れているエリィは、自分らしく生きている素敵な女の子だなと思います。
物語のアクセントになるキャラクターだと思うので、思いっきり演じたいです。
原作では、たまに見せるピュアな表情がとてもかわいかったので、そこは繊細に表現していきたいと思います!

■唐田えりか
この度、市川円を演じさせていただくことになりました、唐田えりかです。
原作ファンの方が多い中、不安もありますが、このような役を頂けたこと、素晴らしいキャストの皆さんとお芝居をできることが本当にうれしく楽しみで仕方ないです。その中で円として、しっかりと地に足をつけ息をして生きられるよう精進致します!!
今夏の楽しみのひとつに、『凪のお暇』もきっとなるはずなので、皆さんぜひ毎週見逃さずに観てください!

■片平なぎさ
子どもの頃から“なぎ”“なぎちゃん”と呼ばれてきた私が“凪ちゃんの母”になる。妙な気分。しかし楽しみな作品です。空気を読みすぎて壊れかけた凪の天敵的存在(!?)。でもこの母は、自分が成し得なかった夢を凪に託しているのかも知れない、と私は思うのです。この先の展開がとても楽しみ。

■吉田羊
「空気を読む」という日本人特有の感覚を描いたこのドラマ。「ああ分かる」と共感する人は決して少なくないだろうと、今からワクワクしております。黒木華さんとは朝ドラ以来のがっつり共演。お芝居を交わすのがとても楽しみです。原作から抜け出してきたかのような、抱きしめたくなるくらいキュートで愛おしい華さんの凪に、私も皆さまも、この夏骨抜きにされましょう。

■三田佳子
黒木華さんをはじめ、まさに「今」をときめくキャストの皆さんに紛れて、「婆一点」で参加させていただけることがとても楽しみです。
皆さんに支えていただきながら、ちゃっかりと(笑)、旬の輝きを吸収し、役者として新しい自分と出会えることを期待しています。

金曜ドラマ『凪のお暇』
TBS系
7月スタート
毎週金曜 後10・00~10・54

<あらすじ>
都内にある家電メーカーで働くサラサラストレートヘアが特徴的な28歳の大島凪(黒木華)は、日々何事もなく平穏に過ごすために常に場の空気を読み「分かる!」と周りに同調することで自分の平和を保っていた。しかし、いつもニコニコ、ビクビク、人の顔色を伺う凪の様子に同僚からは、いじり、“良い意味で”のダメ出し、そして理不尽な仕事をふられ放題の毎日。そんな「なんだかなぁ~」な生活を送っていたある日、付き合っていた彼氏・我聞慎二(高橋一生)からの一言がきっかけで心が折れてしまう。それをきっかけに「わたしの人生、これでいいのだろうか…」と見つめ直した結果、凪は人生のリセットを決意する。会社を辞め、家も引き払い、交際していた彼氏もろとも知り合いとの連絡を絶ち、SNSをやめ、携帯も解約。幸せになるために人生のリセットを図る。
そして都心郊外の何もない六畳一間のボロアパートに引っ越した凪。コンプレックスの天然パーマを隠すため毎朝1時間かけてアイロンをかけていたサラサラストレートヘアもやめて、そのままに生きることを決意する。仕事も知り合いも予定もない、誰にも縛られない楽しいはずの自由な生活。しかし、やはり人の目を気にしてしまう凪は空気を読んでしまいそうになる…。凪を追いかけてきた慎二やアパートの隣人の安良城ゴン(中村倫也)、そして新しく出会った人たちに囲まれながら、凪の人生リセットストーリーが始まる。

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