若村麻由美、葉山奨之、永井大が『シャーロック』第5話にゲスト出演

ドラマ
2019年10月29日
『シャーロック』

 ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)の第5話(11月4日(月)放送)に、若村麻由美、葉山奨之、永井大が出演することが分かった。

『シャーロック』

 第5話では、若村と葉山が母子を演じる。乾千沙子(若村)は、息子・貴之(葉山)に精いっぱい愛情を注ぎ育ててきた母親。数年前、貴之が大手ゼネコンに内定した際は心から喜び、貴之の設計士になりたいという夢を全力で応援していた。しかし最近では、会社の人間関係で悩んでいる貴之を見ては心を痛めていた。どうやらパワハラを受けているようだ。そして息子に関心を持たない夫・貴久(小市慢太郎)のことも気に入らない。そんな矢先、貴之が行方不明になってしまう。

『シャーロック』

 永井が演じるのは、貴之にパワハラをはたらく上司・町田卓夫。町田は過去にも何度か職場で部下にパワハラをはたらいていたが、政治家の息子だということで見過ごされていた。そして貴之を心身ともに追い込んでいたのだが、ある日貴之が失踪、さらに町田の自宅で大量の血痕が見つかる。

『シャーロック』

<若村麻由美 コメント>
◆台本を読んだ感想

「『白い巨塔』以来、脚本家・井上由美子さんのファンですが、五話の謎解きには“こうきたか!”と衝撃でした」

◆乾千沙子を演じるにあたって

「子供の夢は私の夢、息子を愛してやまない母親の哀れを意識して演じました」

◆撮影現場の雰囲気について

「永山耕三監督をはじめとした“大人”な現場。キャストが背高メンズぞろいで見上げてばかりでした(笑)」

◆ディーン演じる“シャーロック”について

「住宅街でのロケで、ヨーロッパの貴族が歩いている?と思ったらディーンさん演じるシャーロックでした。ミステリアスですね」

◆視聴者へのメッセージ

「母の執念と、シャーロックの名推理をお楽しみください」

『シャーロック』

<葉山奨之 コメント>
◆台本を読んだ感想

「現代社会で問題視されているパワハラという題材をドラマで扱うことは挑戦だな、という印象を持ちました。そしてパワハラを受ける側として自分が演じることは、すごく責任を感じましたし、貴之という役がこういう思いをしている方々の代弁者になればいいなと思いました」

◆乾貴之を演じるにあたって

「家族に見せる顔と、仕事でのパワハラを受けている時の顔との“めりはり”に注意して演じました。母親に接する時は、会社で起こっていることをなるべく見せないように、会社のことを引きずらないように特に意識しました」

◆撮影現場の雰囲気について

「永山耕三監督とは久しぶりにご一緒できてうれしかったです。演じる前から、ワクワク感がありましたし、実際現場に入って、“ああ、これだ”と感じました。若村さんは事務所の先輩でもあるのですが、今回が初共演なので、はじめはとても緊張しました。若村さんが演じられる愛情たっぷりのお母さんにすっと乗ることができたので、すごくいい空気感になったのではないかなと思います」

◆ディーン演じる“シャーロック”について

「格好いいですよね。見た目だけではなく、とにかくミステリアス。そこがこのドラマのキーになる部分なのかなと思っています」

◆視聴者へのメッセージ

「このドラマを見ている人がパワハラをどうとらえるか、人それぞれだとは思いますが、現実でもこういうことがあるのではないかと思うので、考えるきっかけになってくれればと思います」

『シャーロック』

<永井大 コメント>
◆台本を読んだ感想

「“一体、誰が犯人なの!?”と結果が気になるお話の構成で、脚本を読ませていただいた瞬間からこの物語の面白さを実感しました」

◆町田卓夫を演じるにあたって

「町田は、政治家の息子で、親の権力を笠に着て生きてきた人物です。自分の感情をすぐに言動で示す人であり、何げない一言や感情表現が独特で、かつ、全く悪気なく言っている一言が、部下に対してパワハラ発言になっているという感じを意識しました。自分自身演じていて引くこともありました」

◆撮影現場の雰囲気について

「永山耕三監督とは、同じ月9枠の『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』で大変お世話になり、再度ご一緒できてうれしいです。今回も、監督が描くものを精いっぱい表現しよう、そう思わせていただける現場でした」

◆ディーン演じる“シャーロック”について

「見た目の格好良さに加え、良い声で遠慮なくズバズバと物を言う格好良さが、観ていて気持ちよくて魅力的です」

◆視聴者へのメッセージ

「町田は、犯人なのか?犯人ではないのか…キーパーソンになっております。誰が犯人なのか一緒に予想しながらお楽しみください!」

<第5話(11月4日放送)あらすじ>
若宮潤一(岩田剛典)が誉獅子雄(ディーン・フジオカ)に文句を言っている。獅子雄は、同居しているくせに、家賃も生活費も一銭も払っていないのだ。「細かいことを言うな」と取り合わない獅子雄に手を焼いていると、そこに、江藤礼二(佐々木蔵之介)がやって来る。いつものように事件解明を獅子雄に委ねたい江藤。今回も奇妙な事件だった。
彼氏の留守中、部屋に入った女性からの110番通報で警察が駆けつけると、そこはスプラッター映画のような惨状。室内には大量の血液と破れたシャツ、バスルームには血塗れのタオルと凶器と思われる包丁とのノコギリが残されていた。
しかし、被害者が見当たらない。周辺の目撃証言や、運び出された痕跡もない。部屋の持ち主、町田卓夫(永井大)を江藤と小暮クミコ(山田真歩)が取り調べるが、本人は知らないの一点張り。さらに、町田は政治家の息子だったため、江藤は上層部から解放するよう指示されてしまう。
何とか町田の鼻を明かしたい江藤は、獅子雄をたきつける。捜査協力費用を得たい若宮も加勢。「死体が歩いたのかも」と言う若宮の言葉に、獅子雄は「死体は誇り高い。生きてる人間みたいにウロチョロしない」と否定し、“歩く死体”の謎に乗り出すことに。
現場に残されたシャツに、町田と同じ会社で働く乾貴之(葉山奨之)のイニシャルが確認される。貴之は2日前から行方不明で、家族から捜索願も出ていた。江藤は、貴之の母・千沙子(若村麻由美)から、「息子は町田のパワハラを受けていた」と聞く。社員たちはパワハラを否定するが、獅子雄は町田の不自然さを見逃さず…。

『シャーロック』
フジテレビ系
毎週(月)後9時~9時54分

<出演者>
ディーン・フジオカ
岩田剛典

佐々木蔵之介
ほか

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sherlock/
公式Twitter:@SHERLOCKcx
公式Instagram:sherlock_cx

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