和田正人、吉川愛が『シャーロック』第6話にゲスト出演

ドラマ
2019年11月05日
『シャーロック』

 ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)の第6話(11月11日(月)放送)に、和田正人、吉川愛が出演することが分かった。

 和田が演じるのは、大学病院の精神神経科准教授・宇井宗司。学生時代から研究に全てを注ぎ、教授を務める平田初雄(伊藤洋三郎)の退官後、その研究を引き継いだ。研究室では、患者のカウンセリング時の相棒と称して、カナリアを飼っている。また、平田の研究だけではなく担当患者も引き継ぎ、現在は高遠綾香(吉川愛)の治療に当たっている。
 吉川が演じるのは17歳の女子高生・高遠綾香。塾帰りに男性から襲われそうになったことがきっかけでPTSDから不眠症になり、母・高遠美樹(霧島れいか)の勧めで宇井の治療を受けている。

 しかしある日突然、自ら殺人を犯したと告白。警察がその供述通り捜査すると、死後20年以上が経過している白骨化した遺体が発見された。自分が生まれる前の殺人というあり得ない状況の中、警察の事情聴取で、綾香が“前世”で自分が殺害したと証言したことから一躍、“前世殺人”の重要参考人として注目を集める。

『シャーロック』

<和田正人 コメント>
◆台本を読んだ感想

「シャーロックである主役の獅子雄に始まり、ワトソンである若宮、江藤やクミコ、作品を彩る登場人物が、実に個性的で魅力的に描かれているなと思いました。私が演じる宇井宗司という役に関しても同意です。どのキャラクターにも必ず、人間らしさが潜んでいます。そうした部分を大切に、そして滑稽に演じられたらと思います」

◆宇井宗司を演じるに当たって

「何かに没頭し、その道を突き詰めていく研究者という人物を、どのように表現するか。脚本を読んだ印象だと彼はきっと、打たれ弱く、傷付きやすい人間なのだろうと。他人の言動に敏感に反応し、いちいち心に傷を負っていく。そんな弱さがあるからこそ、手に入れられた成果もある。そんな誰もが思い当たるような、人間らしさを表現できればと思います」

◆撮影現場の雰囲気について

「幅広い年齢層の作り手さんが混じり合い、フレッシュなアイデアと、経験豊富な実績で、作品づくりという未知なる答えを、共に追い求めていく空気感が、まさにシャーロックとワトソンの関係性のように思いました」

◆ディーン演じる“シャーロック”について

「撮影現場でも度々、監督と綿密な打ち合わせをしている姿を拝見しました。シーンを作る上での緻密さやこだわり、何かを探求している姿が、まさにシャーロック。対面する時にあまり目を合わせたくないというプレッシャーを感じます」

◆視聴者へのメッセージ

「犯人が誰なのか。視聴者の皆さまにとって、それはとても大切な要素だと思いますが、『シャーロック』に関しては犯人探しは二の次。作品のだいご味は何と言っても、彼の謎解きのセンスだと思います。視聴者の皆さまが早い段階で犯人を解き明かしたとしても、それ以上に、シャーロックである獅子雄の脳内を解き明かしたいという興味の方に心ひかれてていくドラマだと思います。最後までどうぞお見逃しなく」

『シャーロック』

<吉川愛 コメント>
◆台本を読んだ感想

「最初難しい話なのかなと思って読み始めたのですが、とても面白くてスラスラ読んでしまう作品だなと思いました。読んでいてドキドキしていました」

◆高遠綾香を演じるに当たって

「綾香は17歳でいろいろなものを抱えてる女の子です。私は演技をする時声が上がりやすいのですが、素の声でやりたい役だったので声は素で、性格はその時思った感情を出したいと思っています」

◆撮影現場の雰囲気について

「撮影現場の雰囲気は、真剣な時とみんなでワイワイする時と空気感がシーンによってガラッと変わる現場だなと感じました」

◆ディーン演じる“シャーロック”について

「難しいセリフが多くて、ドイツ語だったり、英語だったり、本当に大変な役だなと感じました。ディーンさんのすごさを肌で感じてとても勉強になりました」

◆視聴者へのメッセージ

「私の役は“前世で人を殺した”と言っていますが、本当はどんな女の子で、どんなものを抱えているのか。じっくり見てほしいです」

<第6話(11月11日放送)あらすじ>
 誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が、まだ眠りから覚めやらないベーカーハイツに、いつものように江藤礼二(佐々木蔵之介)が捜査依頼に来ている。江藤が若宮潤一(岩田剛典)と見ているのはテレビやネットで話題持ちきりの前世殺人のニュース。女子高校生の高遠綾香(吉川愛)が自ら告白した殺人を捜査すると遺体が発見されたのだ。しかし、遺体は死後18年が経過している。綾香は小暮クミコ(山田真歩)の聴取に、“前世で殺害した”と証言したのだ。若宮と江藤が事件について意見を交わしていると、獅子雄が突然前世は存在すると口を開く。実は起きていて瞑想していただけだった獅子雄は、前世殺人だったら盛り上がると飛びつく。
 獅子雄は若宮、江藤と共に綾香の家に行く。娘を罰するつもりで来たのかと憤る母親の美樹(霧島れいか)に対して、父の一也(二階堂智)は冷静に対応。獅子雄は前世の記憶を持つと言われる人間が存在したことを綾香に話して心を開き、話す機会を得る。
 綾香の部屋に入って話を聞く獅子雄は、彼女が不眠症であることを見抜く。綾香は塾帰りに男から襲われそうになったPTSDから不眠症になり、大学病院でカウンセリングを受けていた。
 綾香を治療していたのは、PTSDの権威、平田初雄教授(伊藤洋三郎)。しかし、平田は既に退官していた。獅子雄たちは平田が勤めていた大学病院を訪ね、准教授の宇井宗司(和田正人)と会う。宇井は平田退官後、患者を引き継いでいた。

『シャーロック』
フジテレビ系
毎週(月)後9時~9時54分

<出演者>
ディーン・フジオカ
岩田剛典

佐々木蔵之介
ほか

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sherlock/
公式Twitter:@SHERLOCKcx
公式Instagram:sherlock_cx

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