• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

銀シャリが“活弁”に挑戦「本当に気持ちよかった!」

「弁士サミット」

 映画「カツベン!」の公開を前に、活弁の面白さをより身近に感じてもらうため、現役活動弁士4名と特別ゲストの銀シャリを迎えて「弁士サミット」が開催された。

 銀シャリは「活動漫才師の銀シャリです!成田(凌)さんが好きです!よろしくお願いいたします!」とあいさつ。続けて“活弁”を知っていたかについて聞かれると、橋本直は「もともと京都国際映画祭で少し知識はあったつもりでした」と答えるも、鰻和弘は「カツベン!なんておいしそうな弁当のことかと思いましたわ!」と答え、会場を笑わせた。

 また「普段漫才はやっているけど、映像を見て言うことなんてないですから!でも今日はNEWスターが生まれるかもしれませんよ!」と言いつつ、「緊張はしてないですが、震えていますね。武者震いでしょうか?(笑)」と会場を和ませた。

 現役活動弁士の第一人者、澤登翠は「映像がまだモノクロで音がついていなかった時代、今でいう映画は『活動写真』と呼ばれ、それ自体を体感できました。今日は新しい映画体験として持って帰ってください」と活弁の魅力を紹介した。

 声優としても活躍する活動弁士の山崎バニラは「弁士がそれぞれ台本を書きます。だから人によって映画の雰囲気もガラっと変わります。これがまた魅力です。声優は頂いたせりふを話すのですが、活弁の経験からここ、こうしたらどうですか?などと口を出してしまい、嫌な声優になっていると思います(笑)」と語った。

 そして主演・成田凌に活弁の指導をした坂本頼光は「成田さんは稽古熱心だったので、すぐに自分の語りをつかんで、何も言うことなくて。親はなくとも子は育つとはこのことですね。永瀬(正敏)さんも稽古時間が短かったのに、成田さんの師匠役を見事に務めました!」と称えた。

 ライバル弁士の高良健吾を指導した片岡一郎は「練習に行くのが憂鬱でした。自分が5年かかったものを高良さんは5分で覚えてしまう。次は何を教えればいいか分からなかったです」と高良の弁士ぶりを絶賛。続けて「森田甘路さんは舞台で活躍されている方なので、声が出来上がっていたし、ちゃめっ気がある人ですごくよかった!あと、ヘタクソな弁士役の人にも活弁も教えましたよ!(笑)楽しみにしててください」と期待をあおった。

 活弁を披露するにあたり、意気込みを聞かれ「自信あります。まぁ僕らもチャンピオンですからね!」と話した鰻だったが、橋本から「めちゃめちゃタバコの量増えてましたけどね!」とツッコまれ「言わんといてや。でもね、仕上がってます!楽しみにしていてください!」と自信をのぞかせた。

 そして、映画「カツベン!」で成田演じる俊太郎と黒島結菜演じる梅子が久々に再開するシーンのメイキング映像を基にした、5組による活弁がスタート。

 1番手は大正琴とピアノを引き語るスタイルの山崎バニラ。“黒・黒島結菜”という架空の人物を作りあげ、梅子が腹黒い女性の設定で面白おかしく活弁。終盤には、エンディング曲の原曲「東京節」も披露した。

 2番手は坂本頼光。成田と黒島の会話の中に自身を登場させ、「けったいな人だったね、肝心な時にいない。今日も小岩で営業らしいで?闇営業かな?」と最後に会場を沸かせた。

 3番手は片岡一郎。映像の中にある動き全てを物語に吹き込み、メイキング映像を学生のデート途中に仕立てた見事な活弁を披露した。

 4組目は現役活動弁士の第一人者・澤登翠。周防正行監督を“カツ・ベン先生”と設定し、愛らしい姿などと表現し、会場を圧倒。最後には「周防監督、怒らないでくださいね!」と謝りを入れ、会場を笑わせた。

 そして、満を持して銀シャリが活弁。鰻が活弁を始めるが「この現場は寒い」という気温の話の一点張り。小声で橋本もツッコミを入れ続けるも「ひたすら気温の話とカイロの宣伝でしたね」と自虐して終了。しかし鰻は「感触はなかったですけど、活弁は本当に気持ちよかったです!出演している方々は僕よりも上手だと思うので、映画館で素晴らしい活弁を見てください!」とアピールした。

 最後に、澤登が「1つの活動写真でもいろんな顔が見れていいですよね!ぜひ、カツベン!も劇場でご覧ください」と呼びかけた。

映画「カツベン!」
12月13日(金)公開

<STORY>
一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは「人使いの荒い館主夫婦」「傲慢で自信過剰な弁士」「酔っぱらってばかりの弁士」「気難しい職人気質な映写技師」とくせものぞろい。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手まで現れる。俊太郎の夢、恋、青春の行方は…。俊太郎の活弁が響き渡るとき、世紀のエンターテイナーの物語が始まる。

出演:成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 高良健吾 音尾琢真 竹中直人 渡辺えり 井上真央 小日向文世 竹野内豊

監督:周防正行 脚本・監督補:片島章三 音楽:周防義和
撮影:藤澤順一 照明:長田達也 美術:磯田典宏 録音:郡弘道 活動弁士監修:澤登翠 活動弁士指導:片岡一郎 坂本頼光

©2019 「カツベン!」製作委員会

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える