「Endless SHOCK」堂本光一、ジャニーズJr.椿泰我&松井奏の抜擢は「すごく一生懸命で心を打たれて」

エンタメ総合
2019年11月21日
「Endless SHOCK」

 2020年で上演20周年を迎えるミュージカル「Endless SHOCK」の製作発表に、主演の堂本光一をはじめ、上田竜也、前田美波里、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、石田直、椿泰我、松井奏が登壇した。

 越岡は今年の2月、3月公演に出演予定だったが直前に骨折してしまい、松崎がピンチヒッターとして出演。そんな越岡が「帰ってきました!」とアピールすると、堂本は「本当にくる?今回は、ここにマツ(松崎)がいるから、代わりいないからね?」とツッコんだ。越岡は「本当に骨折して悔しい思いをした分、来年は骨折しないように、この『SHOCK』20周年という素晴らしい時をふぉ~ゆ~も一緒に盛り上げていけたらなと思います」と語った。

 松崎は「去年は、イレギュラーな形でこっしー(越岡)の代わりに帝国劇場に立ち、バトンを引き継いで、無事に千秋楽を迎えました。また、大阪公演では1か月公演を乗り越えました。2020年は、20年という記念すべき年です。また、この歴史ある帝国劇場に戻ってこれるということを誇りに思い、一生懸命頑張ります」と意気込んだ。

 初出演となるジャニーズJr.の椿と松井は、初めての記者会見に緊張の面持ち。椿は「20周年記念公演に携われることをすごく誇りに思うと同時に、とてもプレッシャーを感じています。舞台経験も少ないので、光一君たちの背中を見ながら、多くのことを吸収してカンパニーの一員として認めてもらえるように、そして自らもカンパニーの一員だと胸を張って言えるように悔いのない時間を過ごしたいと思っています。最後までよろしくお願いします」とあいさつ。これを受けて、堂本はふぉ~ゆ~の2人に対し「見たか?あいさつはこうやってやるんだ」と話し、笑いを誘った。

 本作の大ファンだという松井は「事務所に入ってから5回ほど見させていただいているんですが、本当に『SHOCK』が大好きでずっと(出演することが)夢でした。だから、夢がかないました」と笑顔。「『SHOCK』が2000年からということで、僕も2000年生まれなので『SHOCK』と同い年です」と告白し、会場をどよめかせた。松井は「僕としても、『SHOCK』としても節目の時期に出られることを光栄に思います。本気で頑張ります」と語った。

 初出演となるジャニーズJr.たちの抜擢の経緯を問われると、堂本は「つい最近、オーディションをした。踊ったり、歌ったりはもちろん、どういう風に取り組んでるかで選んだ。この2人はすごく一生懸命で、心を打たれて選びました。ただ、2人とも(身長が)でかい。広いリハーサル室でやっていたから、遠くで見ていて気付かなくて、今日、『ONE DAY』を歌ってはけた時に、でかいなって思った」と明かした。

 その2人には、本作の好きな場面は?という質問が。椿が「歌って踊ることが好き。ただ、自分が出ると思って観ていなかったので…」と答えると、「一緒に地獄を見よう」と堂本。松井は「全部好き。その中でも、オープニングの幕が開いて、光一君が階段から下りてくるところが好き」と目を輝かせながら答えた。

「Endless SHOCK」の作品に出演してきて、感じた思いについて質問が上がると、昨年から出演している梅田は「すごくうれしかったのは、帝国劇場の初日にすごく緊張していたんですけど、その前日ぐらいに光一さんが『ステージで何をしてもちゃんと受け止めるから、何をやっても大丈夫だよ』って言ってくれたこと」と振り返ると、堂本は「そんなこと言ってた?」と照れ隠しでおどけて見せた。

 前田は、2015年の大阪公演で骨折した時のことを挙げ「少年隊の植草(克秀)さんに代わっていただいて、皆さんが楽日を迎えるまで入院。これほどまで迷惑をかけてしまって、次には呼んでいただけないだろうなと思っていたんですが、こうして何度もさせていただけることの幸せを今かみしめております」と思いを語った。

 ミュージカル「Endless SHOCK」は、2020年2月4日(火)~3月31日(火)まで、東京・帝国劇場で上演される。