KAN&松崎ナオが初参加!小田和正『クリスマスの約束』12・25放送

エンタメ総合
2019年12月04日
『クリスマスの約束』

 小田和正が贈る18回目のクリスマス・ライブ『クリスマスの約束2019』(TBS)が12月25日(水)に放送される。

 2年ぶりとなった今回は、シンガーソングライターのKANと松崎ナオが初参加。それぞれの代表曲を披露する。さらに清水翔太が5年ぶりに出演。『クリスマスの約束2009』で披露した「22’50″(22分50秒)」(各アーティストの楽曲をつなげていくというメドレー)で出会って以来、ずっと心に刺さっていたという「この日のこと」を小田と共に10年ぶりに歌う。

 また熊木杏里、矢井田瞳は3月に放送された『小田和正音楽特番「風のようにうたが流れていた」』に続いて出演。さらに、JUJU、スキマスイッチ、根本要、水野良樹、和田唱ら、小田を支え続ける最強の面々が、さまざまな楽曲でクリスマスの夜を彩る。

 今年の収録は、小田の地元である神奈川県横浜市の隣、横須賀市にある「横須賀芸術劇場」で行われた。小田のツアーではおなじみの「御当地紀行」(ツアーで訪れる各地の映像)が場内に流れ、ちょっと照れたような小田がステージに姿を見せると、集まった観客から大きな拍手が。小田が「マイホームタウンを突き抜けて、横須賀にやって参りました。2年ぶりの『クリスマスの約束』ということで、楽しくやっていきたいと思います!」と宣言すると、ゲストアーティスト11人と共に立つステージが赤と緑のクリスマスカラーに染まり「きよしこの夜」のハーモニーが鳴り響いた。

 番組初参加のKANは、クリスマスを意識したという衣装で登場。衣装のポイントや作詞するときの心理について小田とトークが弾む。さらに小田のリクエストでKANの代表曲のひとつである「愛は勝つ」を披露する。同じく初登場の松崎ナオは、小田から「なんとなく縁がありまして…」と、松崎の父親との関係を切り出されるひと幕も。母親の影響でオフコースが好きだという松崎は、小田のリクエストで、オフコース時代に小田が発表した「誇れるのはたゞ」を披露する。

 また、「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬する」という共通の思いで、小田と共に番組を支え続ける仲間たち“委員会バンド”(小田が命名。メンバーは、小田、スキマスイッチ、根本要、水野良樹)は、チューリップの名曲「心の旅」をカバー。さらに新曲を初披露する。

 今回で3回目となる和田唱との「ムービーメドレー」は、懐かしの映画音楽や、松たか子が歌ったあの映画の名曲などで場内を盛り上げる。収録日の前日が44歳の誕生日だった和田に、小田の合図で出演者たちからサプライズでバースデーソングを贈るひと幕も。

 そんな中、和田が観客に口笛での参加を求めると、5階まである場内のあちこちで、小田が話しているにもかかわらず“ひゅーひゅー”と音が鳴り響くという、まさかの観客による“口笛自主練”が発生する事態に。ステージと観客が一体になる「ムービーメドレー」は必見だ。

 さらに根本やスキマスイッチに次いで10回目の出演となるJUJUは、矢井田瞳、熊木杏里と共に往年の名曲を披露。デビュー15周年を迎えたJUJUは「歌うことがすごく楽しい」と小田との息もぴったり、しっとりと歌い上げる。

 そして最後は『クリスマスの約束』のテーマソングともいえる「この日のこと」を清水翔太を招き入れて披露。今年の8月に清水が「この日のこと」を一人で歌っているのを聴いた小田が「『クリ約』はこの歌で始まったなということをあらためて思い出した。今年はぜひ翔太を呼んで、この曲で締めくくりたいと思いました」と語った原点回帰ともいえる楽曲だ。アーティストたちの思いが詰まったステージに、3万通を超える延べ10万人の応募の中から選ばれた1600人の観客が酔いしれた。

『クリスマスの約束2019』
TBS
12月25日(水)深0・10~1・40

<出演>
小田和正

<ゲスト>(※50音順)
KAN
熊木杏里
清水翔太
JUJU
スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)
根本要(STARDUST REVUE)
松崎ナオ
水野良樹(いきものがかり)
矢井田瞳
和田唱(TRICERATOPS)

<バンドメンバー>
木村万作(ドラム&パーカッション)
栗尾直樹(キーボード)
稲葉政裕(ギター)
有賀啓雄(ベース)

<ストリングス>
金原千恵子(ファーストバイオリン)
吉田翔平(セカンドバイオリン)
徳高真奈美(ヴィオラ)
堀沢真己(チェロ)

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/xmas-yakusoku/