『麒麟がくる』越前編からユースケ、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信が登場

ドラマ
2020年02月19日
『麒麟がくる』

 現在放送中の『大河ドラマ「麒麟がくる」』(NHK総合ほか)の新キャスト発表&スタジオ取材会が行われ、主演の長谷川博己をはじめ、ユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信が役衣装で登壇した。

 本作は、戦国武将・明智光秀を主人公に、戦国の英雄たちの運命の行く末を脚本・池端俊策のオリジナルストーリーで描く。今回発表された4人は、全員が大河ドラマ初出演。第18回の越前編より登場する。越前編では、主君・斉藤道三(本木雅弘)と別れ、一介の牢人となった光秀一族が美濃から逃れて行きつく越前での再出発を描く。

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 明智光秀を演じる長谷川は「ユースケさんや間宮さんとは既に撮影させていただいているのですが、とても楽しくやらせてもらっています。本郷さんや安藤さんとは以前に共演した経験がありまして、その信頼感もありますし、これから安心して一緒に作っていきたいなと今から撮影が楽しみです」と語った。

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 越前を支配する戦国大名・朝倉義景を演じるユースケは「初めての大河ドラマで緊張していたんですが、僕にはいい方に出ましたね。かなりいい感じで、自分でも思わぬ方向に出来上がっていったという手応えがあります。これから朝倉義景がどういう風になっていくかはまだ分からないですが、『麒麟がくる』を盛り上げられたらいいなと思います」と。

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 光秀のいとこ・明智秀満を演じる間宮は「僕は去年の11月から撮影に参加させていただいて、約3か月ぐらい名前が伏せられたまま過ごしていたので、ようやく発表されて心が晴れ晴れした気持ちです。右も左も分からない中で、長谷川さんにいろいろ教えていただきながら精いっぱいついていければと思っています」と意気込んだ。

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 若き関白・近衛前久を演じる本郷は「私が演じる前久という役は関白というポジションになりまして、非常に偉い人物なんです。ですので、そうそうたる皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのは、さぞ気持ちいいだろうなと今から楽しみにしております」と笑みを浮かべた。

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 するとユースケは「僕は上から光秀に言うシーンばっかりなんですけど、長谷川君が苦虫をかみつぶしたような顔で僕の言うことを何でも聞くんですよ。確かに気持ちいいですよ(笑)」と明かして笑いを誘った。

 織田家譜代の家臣でありながら、信勝の暗殺計画に加担する柴田勝家を演じる安藤は「大河っていうのは、役者にとっても戦場の場所でもあるし、成長の場所でもあると思っています。一昨日初めて撮影で所作をやったんですけど、15分ぐらいで『もう完璧です』って言われて(笑)。自分だけ動きがおかしかったらどうしようっていう感じで、撮影が心配です」と不安を吐露した。

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 それを聞いた長谷川は「明智光秀という役は、主演でありながらも受けの存在だと思います。周りの方が存在感を出して攻めてくださればくださるほど、僕はそれを受けて、違う人に渡していくということができる立場だと思っております。だから、ぜひ存分にやっていただきたいと思っております。遠慮はいらないので、それをしっかりと受け止めたいです」と座長としてアドバイスを送った。

 越前編には、4人のほかに、後の徳川家康の祖母・源応尼(華陽院)役で真野響子、駒(門脇麦)の運命を変えることとなる老人・芳仁役でベンガルの出演が決定している。

『麒麟がくる』

『大河ドラマ「麒麟がくる」』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45ほか