アリエル・リン「ビンビンさんに代わって愛犬の世話をしていました(笑)」 「花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-」

エンタメ総合
2020年04月18日

「花不棄〈カフキ〉‐運命の姫と仮面の王子‐」DVD-SET1~3&レンタルDVD Vol.1~15好評リリース中。さらに5月8日(金)にはDVD-SET4 &レンタルDVD Vol.16~20をリリースする。このたびDVDリリースを記念して、本作で愛嬌ある魅力が史上最高のハマリ役となり、“アリエル旋風”を巻き起こしているアリエル・リンに撮影秘話などを聞いた。

アジアを代表するトップ女優アリエル・リンと最旬イケメンスター、チャン・ビンビンらの豪華共演で人気沸騰の「花不棄〈カフキ〉‐運命の姫と仮面の王子‐」。流浪の身分から皇族の姫、そして大商家の若き女当主まで、数奇な運命に翻弄されながらもその才覚としなやかさで愛と信念を貫くヒロイン・花不棄(かふき)。そんな彼女の相手役に抜擢されたのは、「シンデレラはオンライン中!」でブレイク後、「永遠の桃花~三生三世~」などで日本でも人気急上昇中のイケメン俳優チャン・ビンビン。皇族の王子・陳煜(ちんいく)と世直しをする仮面の義侠・蓮衣客(れんいかく)、2つの顔を持つヒーローを熱演している。

<アリエル・リン インタビュー>

◆「花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-」で 5年ぶりに時代劇ドラマに出演した理由は何でしょうか?

アリエル・リン まずストーリーが面白いと思ったからです。波乱万丈な展開で一気に最後まで見たくなります。2人の男性とのラブストーリーがありますし、大家族の家職から護衛まで人々との心温まる、かわいらしい人間ドラマがあります。ヒロインの人生は苦労が多い半面、とても幸せだと思えました。彼女はもともと物乞いの生活をしていましたが、名家の使用人となり、さらに都の大商家の女当主にまで出世します。こうしたプロセスもぜひ演じてみたいと思いました。

◆花不棄の魅力とはどんなところでしょうか? ご自身と比べて似ているところ、共感できるところはありますか?
 
アリエル・リン 花不棄の魅力は前半では極度に抑圧され隠されています。というのも、彼女は敵に見つからないよう隠れて生きてきたからです。でも、個人の特質というのは隠しきれないものです。例えば、彼女の機転が利くところや善良なところ、聡明でお転婆で人に愛されるところ、商売のセンスがあるところなどです。中でも一番大きな点は、彼女が困難な状況にも運命にも屈しないところだと思います。このヒロインは他人に自分の運命を左右されない、自分で未来を切り拓いていくキャラクターへと成長していきます。この部分は私と似ているところであり、共感できるところでもあります。自分自身で人生を変えるために多くの努力と挑戦を続ける、ヒロインのこうした部分には非常に感動させられました。

◆ご自身は花不棄とチャン・ビンビンさんが演じた陳煜=蓮衣客のラブストーリーについてどのように考えますか?

アリエル・リン 私自身の解釈では、花不棄は最初から最後まで蓮衣客を一途に愛していたと思います。純粋に、彼女の愛情を全て蓮衣客に向けていたと思いました。

◆そんなチャン・ビンビンさんとの共演はいかがでしたか? 11歳年下の彼との共演で何か感じたことなどがありましたら教えてください。

アリエル・リン ビンビンさんと共演して思ったのは、彼が非常に若い世代だということですね。生活が全てデジタルなんです。普段からゲームをするのが好きな彼はeスポーツの大会に参加して、情報も全てインターネット上で獲得しているぐらいです。こういうことが印象的でしたが、演技の上では彼はプロフェッショナルで感情豊かで、すばらしいと思いました。彼との面白いエピソードといえば、私たちの共通の話題は犬でした。彼はとってもかわいい小型犬を飼っているんです。名前も彼の名前と似ていて、まるで自分の子供のように、「小彬彬(シャオビンビン」」とか「小小彬(シャオシャオビン)」と呼んでいました。すごくかわいい犬なんですが、ビンビンさんがゲームに忙しい時には私たちのところにやってくるので、彼に代わって世話をしてあげてました(笑)。

◆凄腕ドクターの東方炻(とうほうせき)役だったリン・ボーホンさんとは何度か共演していらっしゃいますが、今回の共演はいかがでしたか?

アリエル・リン 今回のボーホンさんとの共演もとても楽しかったです。東方炻という役は彼がこれまでよく演じていた若者らしくインテリなイメージの役とは違います。彼が作り上げたキャラクターは私が脚本を読んで思い浮かべていたものに非常に近かったです。かわいくて、情熱的で、一途で、オレ様で、彼はそれをとてもうまく演じていたと思います。

◆劇中で最も印象に残っているシーンやせりふを教えてください。

アリエル・リン 最も印象に残っているのは実を言うと東方炻のせりふです。彼の真心と深い気持ちは、彼を愛していない花不棄にとってさえ胸を打つものです。私にとって切ないシーンです。東方炻が花不棄をさらって二人きりの状況で、膠着状態となっている場を和ませるために彼がある話を始めます。東方炻は一貫して花不棄を「朱珠」と呼び「不棄」の名前では呼びません。東方炻はその理由を話すのですが、そこには花不棄への愛がありました。

◆ドラマの見どころと日本ファンへのメッセージをお願いします。

このドラマの最大の見どころは、ヒロインが社会の底辺から少しずつ這い上がって、最後には社会的にも経済的にも地位の高い大商家の女当主になるサクセスストーリーです。また、彼女は全く立場が違うもののいずれも魅力的な男性2人とスリリングな出会いをして、ロマンスを体験し自己を実現していきます。また、花不棄には出生の秘密があり、そのために人生を他人に左右されてしまいますが、彼女はその宿命に打ち勝つために努力し、尊厳をもって生きていくのです。日本のファンの皆さんには長いことお会いできていないですが、これが私の最新作です。自分でもとても好きな作品ですので、皆さんにも好きなってもらえたらうれしいです。

「花不棄〈カフキ〉‐運命の姫と仮面の王子‐」
DVD-SET1~3 & レンタルDVD Vol.1~15 好評リリース中
DVD-SET4 &レンタルDVD Vol.16~20 5月8日(金)リリース

レンタルDVD Vol.21~26 6月3日(水)リリース

セル各\16,000+税  発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

公式サイト:https://kandera.jp/sp/kafuki/

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