「さよなら、ティラノ」主人公ティラノのキャラクター&新たな場面カットを公開

エンタメ総合
2020年04月21日

 初夏公開予定の長編アニメーション映画「さよなら、ティラノ」より、新たな場面カットと主人公・ティラノのキャラクター詳細が公開された。

 本作は、シリーズ累計200万部を超える宮西達也の大ヒット絵本“ティラノサウルスシリーズ”『ずっとずっといっしょだよ』などを原作に長編アニメ化したもの。日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションが制作、劇場版『名探偵コナン』シリーズの静野孔文が監督を務める。

 脚本には「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」の佐藤大、アニメーション・ディレクターに「グスコーブドリの伝記」の江口摩吏介、音響監督に「ヱヴァンゲリオン新劇場版」シリーズや「天気の子」の山田陽など、日本アニメーション界を代表する俊英スタッフが集結した。

 声優キャストもティラノ役の三木眞一郎、プノン役の石原夏織をはじめ、悠木碧、石塚運昇などベテランから若手まで超豪華声優陣が勢ぞろい。また、オープニングナレーションを、原作者の宮西達也が担当している。

 そして、音楽は「王立宇宙軍 オネアミスの翼」以来、33年ぶりのアニメーション映画を担当する坂本龍一。エンディング曲は、作詞を坂本慎太郎が手がけ、ハナレグミ&コトリンゴが歌う「楽園をふたりで」だ。

 本作の主人公・ティラノ(CV:三木眞一郎)は、誰もが怖れる肉食恐竜のティラノサウルス。親友と岩場に閉じ込められて以来、暗闇が苦手になり、雨やすきま風の吹く洞窟で暮らしている。竜なのに空を飛べないプテラノドンの少女・プノン(CV:石原夏織)には、「お前を食べてしまうぞ」と怖い恐竜のふりをするが、なぜかうそだと見抜かれてしまう。実はうそをつく時に尻尾が動いてしまうという正直者なのだ。

 過去に親友を亡くしてから肉食をやめて赤い実しか食べなくなったティラノは、母親を亡くしたプノンの境遇が自分と重なり、赤い実が豊富な地上唯一の楽園“天国”を目指して一緒に旅に出ることに決める。

 見た目は怖いが、実は心優しいティラノ。そんな力強さと優しさを兼ね備えた主人公を、ベテラン三木眞一郎が見事に演じている。

<作品情報>
「さよなら、ティラノ」
2020年初夏公開

出演:三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也/石塚運昇

原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊)
監督:静野孔文(劇場版『名探偵コナン』シリーズ)
音楽:坂本龍一
アニメーション・ディレクター:江口摩吏介
脚本:佐藤大 うえのきみこ 福島直浩
アニメーション制作:手塚プロダクション
製作:MediaCastle Corp.
配給:東映ビデオ

公式サイト:www.sayonara-tyrano.jp

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