sumikaが今年の高校サッカー応援アーティストに決定

エンタメ総合
2020年10月19日
sumika
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第99回全国高校サッカー選手権大会の応援アーティストにsumikaが決定した。

高校生たちを応援する応援歌のタイトルは「本音(ほんね)」。作詞はボーカルとギター担当の片岡健太、作曲はキーボードとコーラス担当の小川貴之が手掛けている。

sumikaは、片岡健太(Vo./Gt.)、荒井智之(Dr./Cho.)、黒田隼之介(Gt./Cho.)、小川貴之(Key./Cho.)からなる4人組バンド。さまざまな人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しいとの願いを込めて、2013年に結成された。これまでに2枚のフルアルバム「Familia」(2017年)、「Chime」(2019年)、ミニアルバム、e.p、シングル等を発売。ツアーでは日本武道館、横浜アリーナ、大阪城ホール等の公演を完売させる、今最も目が離せないバンドだ。

今年3月には、4曲入りEP『Harmonize e.p』を発表。作品を携え今春より開催予定だった「sumika Arena Tour 2020 -Daily’s Lamp-」が、新型コロナウイルスの影響により、全公演開催見合わせになるなど、sumikaとしての活動が止まっていた中、5月末、“Dress farm 2020”(ドレスファームニーゼロニーゼロ)プロジェクトを立ち上げ、メンバー全員が一人一曲を作曲~リモートレコーディングされた新曲4曲と、未発表ライブ映像4曲の計8作品を公開。医療やエンタメ従事者対象の基金“Dressfarm 2020”も創設した。また、この夏は映画「ぐらんぶる」の主題歌、挿入歌を書き下ろし、デジタル配信リリースを行うなど精力的に活動を行っている。

sumika コメント

◆応援歌アーティストに選ばれた時のお気持ちは?

小川貴之:とても光栄で、聞いた時は信じられませんでした。自分たちが選ばれたことをとても嬉しく思います。

荒井智之:毎年の風物詩である大会ですし、光栄に思うと同時にプレッシャーも感じています。

片岡健太:本当に僕たちで大丈夫ですか?と思うくらいびっくりしました。僕の両親も喜んでいます。

黒田隼之介:誰もが知っている大きな大会なので、すぐに両親に報告しました。

片岡健太 コメント

◆高校サッカーのイメージは?

絵に描いたような「青春」のイメージです。筋書きのないドラマですよね。
今を夢中になっている姿に、青春だなと感じます。僕たちも頑張るぞ!と思えます。

◆sumikaとは、どんなバンドですか?

自分たちが好きなもの、嘘偽りのないものを形にしていくことを心がけているバンドです。

◆バンドで大切にしていることはありますか?

「続けていく」ということを大事にしています。
メンバーと意見を言い合って、全員が納得する曲を、作り続けていくということです。
音楽を嫌いになりたくないですし、嫌いになりたくないものって、音楽以外に見つからないので。
音楽に出会い、sumikaとして、活動できていることがすごく幸せです。

◆応援歌「本音」について

今年は、人に会えない時間が長かったので、人の本音が見えづらい部分があったかと思います。
この高校サッカーを通して、みんなが本音で言い合えるような時間や瞬間が訪れてくれたらいいなという思いを込めて作りました。「ありがとう 本音だから」という歌詞は、面と向かっては照れくさくて言いづらいけど、曲なら言える。音楽だからこそ、素直になれる特別なフレーズです。
それから、以前、ロッカールームの映像を見た時に、監督が選手に対して、「ありがとう」と言っていたのが、印象的でした。今回は更に、「開催してくれてありがとう」と思う方もいるかと思いますので、たくさんの「ありがとう」という感謝の言葉を伝えていきたいです。

◆「本音」は、片岡さんご自身の経験から生まれた曲とお伺いしましたが…

2015年、僕の声が出なくなり、活動休止をしてしまいました。その時にメンバーが、心配し、声をかけてくれて、「声、戻らなくても良いから一緒にバンドやろうよ!」と言ってくれたことが嬉しかった。
辞めるしかないかな?と思っていたけれど、「大丈夫だよ!今までいろいろ頑張ってくれて、ありがとう!」というメンバーの“本音”に気づくことができ、当時の経験が今回の曲に活きていると思います。

◆応援歌「本音」は、高校生たちにどんな存在になってもらいたいですか?

照れくさくて言えないこともたくさんあると思いますが、本音で言わないと伝わらないこともありますし、大事な人の本音は、一生を支える言葉にもなります。本音を言い合える関係性を、高校生活で作って頂きたいなと思います。

◆このような境遇でも頑張っている高校生たちへ

僕は、高校1年生の時に軽音楽部に入って、その時のご縁がつながり、このメンバーに出会えました。
当時の時間がなければ、僕は今の人生を歩んではいないと思います。その大切な時間を奪われてしまった2020年、あるべきだったはずの出会いを取り戻せるように、力になりたいです。
僕たちも春から予定していたアリーナツアー全公演が見合わせになり、絶望していたのですが、高校生たちの諦めずに前を向いている姿勢、監督やマネージャー、選手を支えるご家族の方の願いを力に変えて、前に進んでいこうとする選手たちが、僕たちの力にもなっています。

◆みんなの想いが詰まった選手権、高校生のどんな姿が見たいですか?

ありのままの姿が見たいです。夢中になっている時は気づかないと思うのですが、素直な気持ちで前を向く姿が、人の心を動かします。暗くなってしまった2020年、切り裂く光となるのは、夢を追いかける高校生たちだと思っています。

日本テレビスポーツ局プロデューサー 岡本和孝コメント

全国高校サッカー選手権大会の応援歌は、選手たちが仲間とともに厳しい練習や高校生活の悩みなど、苦しい時を乗り越えるための支えとなってきました。そして、その後の人生のステージで苦しい時や行き詰った時の「心の応援歌」「人生の応援歌」として、選手たちの心の中でずっと生き続けています。
そしてそれは全国大会に出場した選手だけでなく、会場に応援に来てくださった方やテレビで応援してくださった方々、全国全ての高校生たちにとっても同じです。
今回、sumikaの皆さんに高校サッカー応援歌を書き下ろして頂きました。この曲が、全ての高校生たちにとって「一生の宝」となるだけでなく、この大会に携わった全ての人にとっての人生の応援歌となることを期待しています。

sumikaオフィシャルHP:http://www.sumika-official.com/home/

高校サッカー公式HP:https://www.ntv.co.jp/soc/
高校サッカー公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCfFXsi4cAfWEnq6NxuUEeQw
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