Aぇ! groupが“1度きり”の舞台に挑戦!『THE GREATEST SHOW-NEN』11・7スタート【コメントあり】

エンタメ総合
2020年10月26日

『THE GREATEST SHOW-NEN』

関西ジャニーズJr.・Aぇ! groupの新番組『THE GREATEST SHOW-NEN』(ABCテレビ 毎週(土)深1・05)が11月7日にスタートする。

この番組は、Aぇ! groupのABCテレビ初レギュラー番組。歌、ドラマ、バラエティと幅広いジャンルで活躍してきた正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の6人が舞台に挑戦する。

幕が開けた初日から千秋楽まで、回を重ねていく通常の舞台と異なり、この番組における舞台は1回限り。毎回違う演出家や新進気鋭の脚本家、劇団などとコラボして本番に向けてのハードな稽古に取り組んでいく。

さらに普段なら見ることのない演出家からのダメ出しや、稽古中のメンバー同士のぶつかり合いなどの稽古風景や上演後の反省会から始まり、一発勝負で披露した舞台を反省会と合わせて放送する。

この新たな挑戦に正門は「前例のない初めての試み。斬新で新しい切り口の番組。メンバーも、スタッフさんもどうなるのか、誰もが分からない」と語り、佐野は「小さい頃から舞台が大好きで、グループで毎月1本、舞台に立たせてもらえるのは幸せ」とコメントを寄せている。

初回放送の舞台を手掛けたのは、京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画。「マダムの休日」と題した舞台の主人公は、大豪邸に住む謎のマダムの元に“レンタル彼氏”としてやってきたお互いに初対面の6人。マダムの“レンタル彼氏”になるために、6人がそれぞれの特技を披露する。

初舞台を前に取り組んだ稽古では、「発声やストレッチといった芝居の基礎を教えていただいたのが、すごく勉強になりました」(末澤)、「同じ意味の言葉でもニュアンスが変わるだけでウケたり、ウケなかったりするので、コメディにおける言葉の大切さを学んだ気がしました」(福本)と学ぶことが多かったよう。

そんな中、草間は「僕たち、いつも舞台をやらせていただくときに横山君(関ジャニ∞・横山裕)が演出してくれるんですけど、演出の仕方が特殊やなと思っていたんです。だけど今回、ヨーロッパ企画さんとさせていただくと作り方が似ていたんです。それで『横山君の作り方はコメディを作る時に一番いい作り方なんや、正解やったんや』って思いました。だって、何もないところから『取りあえず、やってみ』で始まってたから(笑)」とジャニーズの先輩、横山の演出家ぶりを明かしている。

リーダーの小島は「『土曜の夜1時5分からは、Aぇ! groupの時間だね』とお茶の間で言われるくらい僕らも成長できたらなと思っています」と意気込みを語っている。

Aぇ! group コメント

正門良規

◆初回収録を終えた感想は?

最初にこのお話を聞いたときは、「どういう風に放送するんやろ?」と思ったのと同時に、「すごいことをしてるんじゃないか」というのが既に伝わってきました。前例のない斬新な切り口の番組ですが、なにより僕らが楽しんで舞台をできたことが伝わればうれしいなと思いました。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

特に“こういう役”って熱望しているものは正直ないんです。と言うのもいろんな劇団の方といろんな組み合わせでできることを思い切り楽しみたいなと思っているので。今から出会う人たちとの舞台を意欲的に取り組んでいきたいと思っています。

末澤誠也

◆初回収録を終えた感想は?

ホッとしました、一発勝負という形で1公演しかない舞台だったので、プレッシャーもありましたけど、稽古日数が少ない中でも演出家の皆さんと作り上げた舞台ができたことがうれしかったです。みんなが楽しめたのもよかったなと思いました。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

今まで外部の舞台では少年や青年の役が多かったので、めちゃめちゃ暗いキャラやボソボソしゃべるような役、殺人鬼くらい振り切ってるような役とかやってみたいですね。

草間リチャード敬太

◆初回収録を終えた感想は?

もともと僕たちはグループになる前から、松竹座で舞台をさせてもらっていたので、原点が舞台だと思うんです。その姿を見るより先に、テレビで僕らを知ってくださっている方々に、原点に近いもの、より進化したものを見せていけるように、頑張っていきたいと思いました。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

僕、普通の役ってあんまりやったことなくて、神様とか長老とかちょっと、ひと癖ある役が多いんです。使い方が難しいのかなって思うところもあるので、劇団さんによってどう調理されるんやろ?っていうのがすごい楽しみです。逆に全然目立たない役とか、ミステリーで一発目に殺される役とか、それで違う格好でまた出てくるとか、そういう役をやってみたいです。

小島健

◆初回収録を終えた感想は?

この舞台の最後の方で、マダムが階段の奥へ消えていく場面があるんですが、リハーサルではただただ面白おかしく「マダム!ありがとうございました!」という気持ちで演じてたんですが、今日、そのシーンを演じたときは「これで終わるのか」と思うとマダムの背中がめちゃめちゃ切なく感じました。こんな風にこれから1か月ごとに出会いと別れを繰り返していくんだなと思って。リハーサルから本番で、一番僕の心情が変わったところでした。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

これまで“小島健”のイメージの舞台が多くて。だからこの番組で新しい可能性を広げたいので、たくさんの役柄を試したいです。ヨーロッパ企画さんでは“ケンカをして怒る人”を演じましたが、これからいろんな感情を勉強していきたいです。

福本大晴

◆初回収録を終えた感想は?

直接お客さんはいなかったんですが、別室で舞台を見てくださっていた方たちが寄席かと思うくらい大爆笑だったとスタッフさんから聞きました。オンエアはまだですが、若干手応えを感じているので、これを毎月続けていけるように頑張りたいと思っています。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

例えば芸能界とはまったく違う日常の中のサラリーマンやアルバイトをしている人を演じてみたいです。あとは、犯罪に手を染めてしまったダークな役もやってみたい。いろいろジャンルにかかわらず挑戦していきたい気持ちが強いです。

佐野晶哉

◆初回収録を終えた感想は?

僕もマダムが帰っていくタイミングで「もう、終わっちゃうんや」っていう気持ちと「次が始まるんや」っていう気持ちの両方で、変な感覚になりました。稽古が始まって1か月、すごい密度の濃い時間だったので、これが毎月続いていったら、6人がもっと成長していくんじゃないかなと思いました。

◆今後、挑戦してみたい役柄は?

何をやっても“佐野晶哉”になっちゃうんです。この6人でお芝居したら女装しても、コスプレしても(笑)。だからサイコパスとか「そんなこともできるんや」って言ってもらえるような役に挑戦していきたいです。

番組情報

『THE GREATEST SHOW-NEN』
ABCテレビ(関西ローカル)
2020年11月7日スタート
毎週(土)深1・05~1・30

©ABCテレビ