9か月待ちの「鮨 なんば」店主・難波英史に迫る『情熱大陸』11・8放送

エンタメ総合
2020年11月08日

『情熱大陸』

11月8日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、鮨職人の難波英史の生きざまに迫る。

東京ミッドタウン日比谷にある、コロナ禍にもかかわらず驚異の9か月待ちの寿司店「鮨 なんば」。

東京・阿佐ヶ谷で「超コスパの良い店」として名を馳せ、予約困難店の仲間入りを果たしたが、店主の難波は鮨職人としてさらなる高みを目指すため、2年前の春、日比谷に進出。かつては、つまみ7品、すし13貫で1万円ほどだった“おまかせ”を、3万円超の強気の価格設定で勝負に出た。

そのため自らの仕事を一から見つめ直し、全てを大きく進化させた。その象徴が、今や新型コロナですっかりなじみ深いものになった「温度測定器」。全てのネタを温度測定器で測り、シャリもネタに合わせて温度を変えていく。温度管理に徹底的にこだわり、すし一貫一貫に最適な温度を導き出すことで「味・香り・食感」全てが最高の状態となる。

有名店での修業経験がモノを言う鮨職人の世界にあって、“町のすし屋”を転々とした難波。知識だけは負けまいと、あらゆる資料をかき集め、一人試行錯誤を繰り返した。

孤独とコンプレックスを抱えながら、あくなき向上心で至高の鮨を目指す。その原点は、意外にも十数年前に客から言われたある一言だった。「鮨には魔力がある」と語る“すしオタク”難波英史の生きざまに迫る。

<鮨職人/難波英史 プロフィール>
1974年、東京都杉並区出身。20歳より鮨職人を志し、都内のすし店数軒で修業。
2007年に独立、地元の荻窪に「鮨 なんば」をオープン(数年後、阿佐ヶ谷へ移転)。
“味は銀座、値段は中央線”と言われるほどコスパの良い店として知られ、1年先まで予約が埋まる超人気店に。
2018年、東京ミッドタウン日比谷に移転。徹底した温度管理を新たに導入、以前にも増して人気・注目が集まっている。
平日の帰宅は深夜、週末も営業のため、3人の子供たちと満足に遊べないのが悩みの種。趣味は、渓流釣り。

©TBS