『情熱大陸』パン職人・朝倉誠二の新たなカレーパン作りに迫る

エンタメ総合
2021年06月27日

『情熱大陸』

6月27日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 後11・15~11・45)に、パン職人の朝倉誠二が登場する。

東京港区、白金・高輪の高級マンションが立ち並ぶ一角に佇む小さなパン店「ブーランジェリー セイジアサクラ」は、毎日行列が絶えない人気店。オーナーシェフは、自らの名を店名に冠した朝倉誠二だ。

コロナ禍でのテイクアウト需要が、さらにその人気を後押ししている。この店の一番人気は「ぶどうの天然酵母チーズカレー」。スイス産のグリュイエールチーズをたっぷり使った野菜ゴロゴロの焼きカレーパンは、さっくりした生地とスパイシーな具材とチーズがとろけ、絶妙な後味を残すと人気だ。一日平均500個近くを売り上げ、これまで「パン・オブ・ザ・イヤー」にも輝いている。

しかし、人々を魅了するのはカレーパンだけではない。人気の秘密は、生地そのものにある。ブドウ、ゆず、ホップの3つの自家製酵母を使い、その発酵種が奏でる熟成の香りと味わいが最大の特徴だ。

番組では、自分ならではのパンを追求するため、自らゆず農家も訪ね、ゆずの香りを徹底的に研究する浅倉の姿を見つめる。作り上げるのは“一度食べたら癖になる”“やめられない!”と客の心と胃袋をとりこにする味だ。

パン作りに携わって30年。早朝から夜までパン作りに全てを費やす朝倉は、今回新たなカレーパン作りにも挑む。「マイルドではなく大人向けのカレーパン」や「2種類のチーズ入り焼きカレーパン」など、これまでにない味の試行錯誤には、パンに人生を懸ける男の意地が燃えていた。

「買ってくれるお客さんの先には、このパンを食べる食卓がある。僕はその向こうの人を想像しながらパンを作っている」と、奮闘する朝倉。果たしてどんなカレーパンが出来上がるのか。

<パン職人/朝倉誠二 プロフィール>
1974年12月16日大阪枚方市生まれ。父親の転勤で四国を転々としながら育つ。
高校生の時、たまたまアルバイトをした徳島県のパン屋で、パンづくりに目覚める。
26歳で単身渡仏、パリのブーランジェリーで修業したのち、パリの天才パン職人といわれるベルナール・ガナショー、エリック・カイザーの元へ飛び込みで入門、腕を磨く。
帰国後、原材料メーカーで商品開発やコンサルタントを経験。
2008年、高輪に「ブーランジェリーセイジアサクラ」を開業。
2014年はバゲット部門、2015年はカレーパン部門で「パン・オブ・ザ・イヤー」金賞を受賞。

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