『世界遺産』“奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島”を2週にわたって放送

エンタメ総合
2021年07月28日

『世界遺産』

8月22日、29日(日)の『世界遺産』(TBS系 毎週(日)後6・00)で、世界遺産に登録が決まった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が放送される。

今年5月、世界遺産への登録の可否を事前に審査し勧告するユネスコの諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)と国際記念物遺跡会議(ICOMOS)から、自然遺産、文化遺産としてそれぞれ登録がふさわしい旨の勧告を受けていた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県・沖縄県)と「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道・青森県・秋田県・岩手県)。

7月16日からオンラインで開催されているユネスコの第44回世界遺産委員会拡大会合で、26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が、27日には「北海道・北東北の縄文遺跡群」が正式に世界遺産に登録されることが決定した。

日本の世界遺産としては「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が24件目、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が25件目の世界遺産登録となった。

2019年の「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)以来、2年ぶりとなる日本の世界遺産登録の吉報。これを受け、『世界遺産』では、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県・沖縄県)を8月22日、29日の2週にわたって放送する。

日本の自然遺産としては「小笠原諸島」(東京都)の登録以来、10年ぶり5件目の自然遺産登録となった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」。西表島は周辺海域を含む全域が西表石垣国立公園、沖縄島北部はやんばる国立公園、奄美大島と徳之島は奄美群島国立公園と、それぞれが国立公園に指定されており、絶滅危惧種の中でも絶滅の恐れが最も高い「深刻な危機」に指定されているイリオモテヤマネコをはじめ、同じく絶滅危惧種であるアマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどが生息している。

島の成り立ちを反映した独自の生態系によって進化した希少な動植物を守っていくうえで、日本では既に重要な地域であることが認められていたが、世界遺産登録により国際的にも自然遺産として重要な地域であることが認められた。

2018年にIUCNから登録延期勧告を受けたものの、2019年、登録基準の見直しで世界遺産の登録へ再推薦となっていた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」。

番組ではJNNネットワーク局である沖縄県の琉球放送(RBC)、鹿児島県の南日本放送(MBC)の協力の下、昨年から取材を開始。1年以上かけて撮影した「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の自然を余すところなく紹介する。

プロデューサー・堤慶太 コメント

「日本にこんなところがあったのか!」…鹿児島と沖縄の地元局の撮影チームが1年以上かけて記録した映像を初めて見たときの印象です。エメラルドグリーンのサンゴ礁の海、マングローブの林、奇岩の絶景、ジャングルに現れる巨大な滝…奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島の4つの島の壮大な景観にビックリしました。ここにしかいない動物や植物もたくさん登場します。夏の暑さを吹き飛ばす、南の島の大自然をお楽しみください。

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©TBS

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