次世代型テーマパーク「リトルプラネット」が海外初進出 TBSが出資するプレースホルダ社が中国でデジタル知育事業をスタート

エンタメ総合
2021年11月24日
「Little Planet 小星球楽園(仮)」
「Little Planet 小星球楽園(仮)」

TBSホールディングスが2018年より出資している株式会社プレースホルダが全国に展開する、遊びが学びに変わる次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(http://litpla.com/)が海外に初進出することが決定。中国国内にある大型商業施設において、今冬「Little Planet 小星球楽園(仮)」を約6か月間オープンする。

リトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパーク。「砂遊び」「紙相撲」といった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合した多彩なアトラクションを通じて、子どもたちに“遊びが学びに変わる”体験を提供している。

このたび、中国国内で多数の大型イベントを手掛ける上海今境文化創意有限会社(英語名:Shanghai Jinjing culture & creative Co., Ltd、本社:上海市、以下「今境社」)が、リトルプラネットのコンセプトに深く共感し、中国で近年ニーズの高まる“次世代の知育体験”を共に展開していきたいとの思いが一致したことから、同社とプレースホルダ社がライセンスパートナーシップを締結し、海外初となるパークを開催する運びとなった。

「Little Planet 小星球楽園(仮)」では、プレースホルダ社が保有するリトルプラネットの各種ライセンス(アトラクションやキャラクターのデザイン、システムなど)と内部設計に基づき、今境社がパークの施工および運営、現地でのプロモーションを手掛ける。

AR(拡張現実)技術を使った砂遊び「SAND PARTY!(サンドパーティ)」やセンシング技術とプロジェクションマッピングを駆使したデジタルボールプール「ZABOOM(ザブーン)」といった日本で人気のアトラクションを通じ、中国のファミリー層に向けて“遊びが学びに変わる”体験を提供する。パークの所在地など詳しい情報については、2021年12月中に発表予定。

TBSテレビ メディアビジネス局長・安倍純子 コメント

TBSは2018年の出資開始より、国内外へのリトルプラネット事業展開をサポートし、共同での知育ビジネス開発に取り組んで参りました。特に2019年に設立いたしました弊社の海外事業開発部は、プレースホルダ社とともにリトルプラネット事業の海外進出に力を注いでおります。

リトルプラネットの魅力のひとつに、言語や国や文化に関係なく、子どもたちが楽しめるところがあります。今回の中国展開を皮切りに、今後も世界にリトルプラネットを広げ、多くの子どもたちに最高の“時”を提供して参りたいと思います。

 

次世代型テーマパーク「リトルプラネット」とは

リトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパーク。砂遊びや紙相撲、影絵遊びといった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合したアトラクションを通じて、子どもたちに“未来のアソビ”を提供している。2021年11月現在、首都圏のほか大阪・名古屋など全国9箇所に常設パークを展開し(「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」を含む累計)、累計100万人を超えるファミリーにここにしかない“未来のアソビ”を提供してきた。

直営パークに加えて、近年は企業とのライセンスパートナーシップによるパーク展開を積極的に進めており、2021年にはイトーヨーカドーと連携したデジタルキッズパーク「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」が4月、11月に相次いでオープンするなど、その勢いを加速させている。

11月17日にオープンした「TOYLO PARK powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉」
11月17日にオープンした「TOYLO PARK powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉」

今回の海外進出を皮切りに、今後は世界各国でのライセンスパートナーシップをさらに強化していく考えで、2022年内には海外初となる常設パークのオープンも予定している。またコンテンツ面では、海外と日本のパークをリアルタイムでつなぐグローバルなコミュニケーションを楽しめるアトラクションなど、デジタルならではの“遊びが学びに変わる”体験の創造に向け、開発を進めている。

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