青柳翔が鈴木聡×ラサール石井の舞台「三十郎大活劇」に主演 ヒロインに横山由依【コメントあり】

エンタメ総合
2022年01月28日
パルコ・プロデュース「三十郎大活劇」
(上段左から)青柳翔、横山由依、入野自由(下段左から)松平璃子、近藤公園、小倉久寛

青柳翔が主演、横山由依がヒロインを務めるパルコ・プロデュース「三十郎大活劇」が、4月より上演されることが決定した。

パルコ・プロデュースでは、2020年に鈴木聡の名作「阿呆浪士」(1994年初演)をラサール石井の演出により上演。装い新たなエンターテインメント時代劇として大成功を収めた。そして今回、その相性抜群の名タッグ、鈴木脚本×ラサール演出が再び実現。一夜にして銀幕スターに駆け上がった若者・紅三十郎を主人公にした、94年初演の物語「三十郎大活劇」を上演する。

激動の映画界を駆け回る若者たちの切なくも熱いドラマ、そして“LOVE&PEACE”というメッセージをストレートに描いた青春物語となる本作。この不安定な時代にこそ改めて伝えたいドラマに、演劇の名手と実力派の役者陣が再び息を吹き込む。

主人公・紅三十郎を演じるのは青柳翔。劇団EXILEのメンバーとして劇団公演のほか、サイモン・ゴドウィン演出の「ハムレット」、こまつ座「人間合格」などに精力的に挑み、主演映画「たたら侍」は第40回モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門で最優秀芸術賞を受賞した。

青柳は本作への出演について「この素晴らしい作品を前に、プレッシャーはもちろん感じていますが、打ち勝って、やって良かったー! と思えるように、頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。

ヒロインは、AKB48の元メンバーで、2代目グループ総監督も務めた横山由依。本作がグループ卒業後初の作品となる。横山は「私が演じるおやつは、時代に翻弄される主人公たちを見守り、支える存在です。その時代に生きる人々の苦労や熱を伝えられるよう丁寧に演じたいと思います」と意気込みを語った。

さらに、入野自由、本作が櫻坂46卒業後初の舞台出演となる松平璃子、近藤公園、小倉久寛が出演する。

青柳翔 コメント

今回取り組むのは、舞台は戦前、そして演じるのは活劇スターと、初めての経験で分からないことだらけですが、それが楽しみでもあります。ラサールさん、豪華な競演の皆さん、そしてこの素晴らしい作品を前に、プレッシャーはもちろん感じていますが、打ち勝って、やって良かったー! と思えるように、頑張りたいと思います。
先日、ラサールさんとお会いしまして、時代背景の参考となる作品や、考えるヒントになる知識をたくさん授けていただきました。
本当に膨大な知識に驚く一方でしたが、稽古に入る前にできることは何でもやって、万端に準備して臨みたいです。
脚本の鈴木さん自身、『青臭い時代』とおっしゃる頃の作品だと聞き、とても驚きました。30年近く前に誕生した作品が、今もって全く色褪せていないんです。面白さはもちろん、今、この時代にも通じるメッセージ性。本当にすごいことだと思います。
30年近く前に誕生した戦前の活劇スターを、現代人の自分が演じることにも不思議な縁を感じつつ、このチャレンジをさせていただけることを光栄に思います。

横山由依 コメント

ラサールさんが演出される作品に呼んでいただけると聞いてとてもうれしいです。
昨年舞台で共演させていただいた際、私にもお芝居のアドバイスをくださったり、作品に真摯に向き合われている姿が印象的で、またご一緒させていただきたいと思っていました。
第二次世界大戦が始まろうとする時代の日本映画界で生きる人々の愛や情熱を感じ、私も胸が熱くなりました。
私が演じるおやつは、時代に翻弄される主人公たちを見守り、支える存在です。
その時代に生きる人々の苦労や熱を伝えられるよう丁寧に演じたいと思います。

作品情報

パルコ・プロデュース「三十郎大活劇」
2022年4月2日(土)~17日(日)新国立劇場 中劇場
2022年4月23日(土)・24日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール

脚本:鈴木聡
演出:ラサール石井
出演:青柳翔/横山由依/入野自由、松平璃子、近藤公園、小倉久寛 ほか

公式サイト:https://stage.parco.jp

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