IMPACTors横原悠毅&椿泰我がミュージカル初挑戦でW主演『世界でいちばん美しい』上演決定【コメントあり】

エンタメ総合
2022年08月04日
「ミュージカル『世界でいちばん美しい』~鎌倉物語~」

IMPACTors/ジャニーズJr.の横原悠毅と椿泰我が「ミュージカル『世界でいちばん美しい』~鎌倉物語~」(東京公演:10月28日(金)~11月6日(日) 、大阪公演:11月11日(金)~13日(日))でW主演を務めることが決定した。

第31回織田作之助賞を受賞した藤谷治原作の「世界でいちばん美しい」(小学館文庫刊)をミュージカル作品として初上演。鎌倉を舞台に、登場するキャラクターたちの心の内面を描き出した文学作品を珠玉のオリジナル音楽と共につづっていく。

本作では、IMPACTors/ジャニーズJr.のメンバー・横原と椿がW主演を務め、ミュージカルに初挑戦。横原が演じるのは、音楽を3回聴いただけでピアノで弾くことができるほど生まれながらにして内に秘めた音楽の才能を持つ雪踏文彦(せったクン)。椿は、せったクンの幼なじみで彼の才能を認める親友の島崎哲(トオル)役を演じる。

さらに、蒼乃夕妃が音楽教師・北島玲子役、柳美稀が永沢小海役とトオルの初恋の相手・沢口茉莉役の二役を演じる。また、小梅の元恋人・津々見勘太郎役など物語のカギとなる複数役を演じ分ける“マルチマン”で原田優一、レストラン「エグランティーナ」マスターの加瀬靖役でブラザートムが共演する。

脚本・作詞・演出は「フットルース」「プロデューサーズ」「ガイズ・アンド・ドールズ」などのブロードウェイ・ミュージカルの翻訳・演出も数多く手掛け、近年ではミュージカルのオリジナル作品にも精力的に取り組む菅野こうめいが担当。劇中の音楽は、蜷川幸雄、前川知大演出の作品などの舞台、ミュージカル、映画の音楽を多数手掛けてきたかみむら周平が携わり、舞台上でも生演奏を披露する。

横原悠毅(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント

今回、『世界でいちばん美しい』にて雪踏文彦役で主演を務めさせていただくIMPACTorsの横原悠毅です。僕は今回のこの舞台が初めての主演作品であり、初めてのミュージカル作品でもあります。ミュージカル作品での歌唱だったり初めてのことに挑戦する不安や、主演を務めることへの責任感もありますが、信頼できるメンバーと共にW主演としてこの舞台に挑めることをうれしく思います。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこの舞台に足を運んでいただけたらなと思います。

椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント

IMPACTorsの椿泰我です。今回、横原悠毅と「W主演でミュージカル」というお話をいただいた時は、グループではラップを担当しているので本当にびっくりしました。それと同時に、ミュージカル作品を経験できることはIMPACTorsのグループ名にも入っている、“actors”の部分をより確立させる事ができる素晴らしい挑戦だと感じました。初の主演ミュージカルでメンバーとW主演。今までに経験したことの無いことばかりの稽古期間になると思います。全力で稽古を重ねて、最高の作品を皆さまにお届けしたいと思います!ぜひ、たくさんの方に劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。楽しみにしていてください!

脚本・作詞・演出/菅野こうめいコメント

僕は原作小説の作家である藤谷治さんには、「船に乗れ!」の舞台化以来、すごく親近感を感じている。彼の方が僕より少し年下だが、ほぼ同世代。お互い、お坊ちゃま育ちのくせに不良っぽさで武装して、作品はそうでもないけど、無頼派を気取って生きてる感じが似てるなあ、と勝手に思っている。「世界でいちばん美しい」は「船に乗れ!」の続編スピンオフみたいなところがあって、藤谷さんの作品はどれもそうだが、ずっとバックに音楽が流れていて、シーンに合わせて自分なりの選曲でセットリストを作って聴きながら読んで行くと、もうそのままミュージカルなのだ。勿論、そんな読み方が出来る奴は僕以外にいるわけがないから、僕のうぬぼれも一流だとは思うが、躊躇うことなくミュージカル化を決心した。「世界でいちばん美しい」ってタイトルも一切、外連味がなくてミュージカル向きだし。

それと、男二人の話しと言うのがいい。ミュージカルと言うと男女の恋愛ものってイメージがあるけど、意外と男2人の人生を描いているものが魅力的だったりする。『GUYS DOLLS』のネイサンとスカイ、『RENT』のロジャーとマーク、『レミゼ』のバルジャンとジャベールと、なかなか名作が多い。それに、ミュージカルだからって、無理矢理ロマンチックコメディやラブストーリーをやることはない、と思うのだ。特に今のこの時代に。とは言え、この小説は昭和から平成、しかもバブルど真ん中が舞台。それ故に、不器用に一生懸命に生きるしかなかった、せったクンと島崎君みたいな関係と言うかストーリーって、ジャニーズ Jr.の中にまるごとリアルにありそうだから、ぴったりかもしれないな、とも考えた。で、横原君と椿君に会ってみたら、あまりにも「まんま」な感じで、今は、これはやるしかない!と思っている。二人ともミュージカル初主演、しかも、オリジナル・ミュージカルだ。相当の努力が必要だろう。僕も、僕のミュージカル人生で得たノウハウを全部注ぎ込んで真正面から向き合うつもりだ。もちろん、ミュージカル作家としての新たな挑戦も忘れてはいない。是非、期待してほしいです。だけど、これは「世界でいちばん美しいのはどっちだ?」と言う話ではありませんので、悪しからず…。

イントロダクション

雪踏文彦。ひとは、みな、彼のことを親しみを込めて“せったクン”と呼ぶ。島崎哲(トオル)も、親友である彼をそう呼んだ。幼なじみの二人が小学生の頃、“せったクン”はピアノを弾くところを3回見ただけで、その曲を弾ける才能を持っていた。いつもぼんやりしていただけの“せったクン”に秘められていた音楽の才能は、幼少期から音楽の英才教育を受けていたトオルの技術を簡単に追い越すものだった。
そして、中学、高校は違う学校に通った二人だが、大人になり彼がピアノを弾いている鎌倉のレストラン「エグランティーナ」で頻繁に会うようになる。音楽のことしか、ほとんど考えていない“せったクン” 。「エグランティーナ」でさまざまな人と出会い、やがて恋をし、彼がつくる音楽も変化していく。

公演概要

ミュージカル「世界でいちばん美しい」~鎌倉物語~

<スタッフ&キャスト>
原作:藤谷治「世界でいちばん美しい」(小学館文庫刊)
脚本・作詞・演出:菅野こうめい
音楽:かみむら周平
出演:横原悠毅(IMPACTors/ジャニーズJr.)、椿泰我(IMPACTors/ジャニーズJr.)、蒼乃夕妃/柳美稀/原田優一、ブラザートム
演奏:かみむら周平(キーボード)、岩永知佳(キーボード)/大島純(チェロ)/赤間慎(ドラム・パーカッション)
主催:エイベックス・エンタテインメント、クオーレ

<東京公演>
2022年10月28日(金)~11月6日(日) 全14公演
会場:品川プリンスホテル ステラボール

<大阪公演>
2022年11月11日(金)~11月13日(日)全5公演
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

チケット料金:S席9,800円/A席8,100円(全席指定・税込)
チケット一般発売開始日:2022年10月2日(日)午前10時

公式サイト:https://sekautsu.com/
公式Twitter:@sekautsu