『私が女優になる日_』season2グランプリは16歳・幸澤沙良「今までの人生の中で一番うれしい」

エンタメ総合
2022年08月08日
「『私が女優になる日_』season2」でグランプリを獲得した幸澤沙良©TBS/撮影:加藤春日

TBSスター育成プロジェクト「『私が女優になる日_』season2」の最終ラウンドの視聴者投票が8月7日(日)に行われ、生放送で神奈川県出身の16歳・幸澤沙良がグランプリを受賞した。

10月から放送するTBSドラマの主演女優を“視聴者投票”によって選考するオーディション。ファイナリストたちは、第1ラウンドでは【異種パフォーマンス対決】、第2ラウンドでは世界的映画監督・是枝裕和監督の全面協力の下で実施した【グループ演技対決】、最終ラウンドでは実際にグランプリが出演することになる新ドラマのスピンオフを演じる【個人演技対決】に挑んできた。

そして、最終ラウンドの視聴者投票が行われ、8月7日の生放送でグランプリが発表された。応募総数約5500人の頂点に輝いたのは、神奈川県出身16歳の幸澤沙良。総投票数2万6,233票の内、約半数の1万2,277票を獲得し、見事グランプリとなった。幸澤は、ファイナリスト16人を決める最初の視聴者投票で、セミファイナリスト30人の中から2位で通過し、第1ラウンドでの異種パフォーマンス対決では、初挑戦ながら「ライブペインティング」を披露し、見事勝利。第2ラウンドで世界的映画監督の是枝裕和監督が演出・撮影・編集を手掛けるショートドラマで【グループ演技対決】に挑んだ際には、視聴者投票で3位に。

そして、最終ラウンドの【個人演技対決】で等身大でリアルな演技で視聴者の心を引き込み、TBSドラマ主演デビューの座を懸けたし烈な争いを勝ち抜いた。視聴者投票の結果が発表され、総合プロデューサーの秋元康からトロフィーが授与された幸澤は、大粒の涙を流し「いろいろなことがあったけれど今はやってよかったですし、本当にうれしいです。ありがとうございます!」とうれしさを表現した。

「『私が女優になる日_』season2」©TBS/撮影:加藤春日

生放送後の囲み取材で、幸澤は「今までの人生の中で一番うれしいです。正直あまり自信がなかったので本当にびっくりしましたが、ようやく憧れた場所に来られたんだなと実感しました」と、あらためて喜びをかみ締めた。

総合プロデューサーの秋元康©TBS/撮影:加藤春日

総合プロデューサーの秋元は「皆さんも見てて感じたと思いますが、彼女の素直さと吸収力というものをとても感じました」と幸澤の魅力を語り、スペシャルサポーターのニューヨーク・屋敷裕政は「ファイナリストみんなで戦ってきたという仲間意識がすごいあったんやろうなと感じて、すてきな4人やなと思いました」、嶋佐和也は「僕たちもたくさんパワーをもらいました。幸澤さん、悪いヤツには気をつけてね(笑)」とコメント。同じくスペシャルサポーターの高山一実は、「半年間の頑張りをずっと見てきたので、これからも本当に応援しています!」とエールを送った。さらに、初代グランプリの飯沼愛は「同世代が頑張っている姿にとても勇気をもらいましたし、私も頑張ろうと思いました!」とコメントした。

season2グランプリを獲得した寺澤沙良と初代グランプリの飯沼愛©TBS/撮影:加藤春日

グランプリに輝いた幸澤は、10月スタートのTBS新ドラマ『差出人は、誰ですか?』で主演デビューを飾る。ドラマ初出演にして初主演を果たす。企画・原案はプロジェクトの総合プロデューサーである秋元が担当し、共演には、最終ラウンドでも同級生を演じた櫻井海音が決定。さらに、2019年にデビュー後、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ)や金曜ドラマ『恋する母たち』など話題のドラマに立て続けに出演している藤原大祐も出演する。

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