「こち亀」秋本治が『Style2030』に出演 休載なしの40年連載を可能にした“持続可能”な仕事術を明かす

エンタメ総合
2022年10月14日
『Style2030 賢者が映す未来』©BS-TBS ©秋本治・アトリエびーだま/集英社

10月16日(日)放送の『Style2030 賢者が映す未来』(BS-TBS 第3日曜 午前10時~10時54分)に「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者・秋本治がゲスト出演する。

『Style2030』は、ホストの龍崎孝(ジャーナリスト)が、さまざまな分野の第一人者をゲストに迎え、SDGsの達成期限である「2030年」に向け、私たちはどう思考をリセットし、どう暮らしを変えていけばよいのかを語るトーク番組。ゲストがSDGsの17の目標から2つをテーマとして選び、トークを展開する。

1976年の漫画家デビュー以来、「週刊少年ジャンプ」に40年間、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に連載を、一度も休むことなく続けた秋本治(69歳)。単行本は201巻に上り、「こち亀」はまさに、国民的な漫画の代名詞になっている。

今回の対談で、秋本はSDGsの1つ、「働きがいも経済成長も」に着目し、2年間のアニメーター時代に学んだ時間管理の大切さや、休載なしで40年連載を可能にした「持続可能」なネタ探しの方法、多忙な漫画業界の労働環境を大きく改善したわけなど、「秋本流仕事術」を明らかにする。

また、作品に登場する家電や通信技術などが、「未来を予言している!」とファンの間で話題の「こち亀」。秋本の時代を読み解く先見性はどうやって磨かれたのか。秋本自ら、その秘密を明らかにし、いまのニッポンには、日本で生まれた技術や製品を世界に広める「名プロデューサー」が必要だ、と持論を展開する。

「こち亀」の連載期間中、インタビュー取材はあまり受けなかったという秋本。収録中、秋本も思わず「こんなに長時間、話すのは珍しい」とコメント。少年時代に芽生えた、漫画への強い憧れや、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん、「あしたのジョー」のちばてつやさん、「デビルマン」の永井豪さんら、漫画界のレジェンドたちとのゴルフ交友録など、数々の貴重なエピソードが披露される。

『Style2030』の“名物”が「グラレコ(グラフィックレコーディング)」。「グラレコ」は、情報共有に優れたビジネススキルとしてNASAやGoogleが活用、日本でも注目されている。イラストや図を入れた板書で、秋本治との対談がリアルタイムで“見える化”されていく様子にも注目だ。

『Style2030 賢者が映す未来』©BS-TBS ©秋本治・アトリエびーだま/集英社

番組情報

『Style2030 賢者が映す未来』
BS-TBS
2022年10月16日(日)午前10時~10時54分

番組ホームページ:https://bs.tbs.co.jp/culture/Style2030/
番組公式Twitter:@2030_style

©BS-TBS ©秋本治・アトリエびーだま/集英社