二宮和也主演映画「ラーゲリより愛を込めて」赤坂Bizタワーで衣装などの大型展示企画が11・9より開催

エンタメ総合
2022年11月01日
映画「ラーゲリより愛を込めて」©2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ©1989清水香子

12月9日(金)に公開予定の二宮和也主演映画「ラーゲリより愛を込めて」。その公開を記念した大型展示企画「映画 ラーゲリより愛を込めての世界」を、11月9日(水)から赤坂Bizタワーで開催することが決定した。

映画「ラーゲリより愛を込めて」は第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった主人公・山本幡男が、わずかな食糧で過酷な労働を強いられるなど誰もが絶望するような残酷な状況下において、生きることへの希望を捨てず、仲間たちを励まし続け、ともに乗り越えるまでを描いた作品。

山本役は高い演技力と豊かな表現力で俳優として高い評価を得ている二宮和也が演じ、山本の妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演する。

大型展示企画「映画 ラーゲリより愛を込めての世界」は、公開を1か月後に控えた11月9日(水)から赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F展示スペースにて開催。

劇中でキャストが着用した衣装のほか、舞鶴引揚記念館、平和祈念展示資料館の協力を得て、「シベリア抑留とは何か」「抑留者たちの生活はどういったものだったのか」など当時の過酷な生活を感じることができる解説コーナーも設置される。実際に使用されていた生活用品や抑留者が家族に宛てた手紙など、貴重な資料からは抑留生活のリアルが感じられる。

さらに、11月12日(土)からはこの企画展にあわせて舞鶴引揚記念館、平和祈念展示資料館でも連動企画を開催。それぞれの地でラーゲリでの真実と映画の世界観を体感できるようになっている。

なお本企画は、赤坂の街を舞台に開催中の「Shake the World. AKASAKAクイズラリー2022秋」にも参加する。クイズは赤坂Bizタワーの「映画 ラーゲリより愛を込めての世界」のほかに「Shake the World. AKASAKA」関連施設に点在する「クレイジージャーニー展」「ブランチパーク」などからも出題され、全問正解した方にはクイズラリー限定の映画「ラーゲリより愛を込めて」特製ステッカーなどがプレゼントされる。

映画「ラーゲリより愛を込めて」特製ステッカー©TBS

「映画 ラーゲリより愛を込めての世界」イベント概要

赤坂Bizタワー

場所:赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F展示スペース
期間:2022年11月9日(水)~12月25日(日)
営業時間:午前11時~午後7時
定休日:なし
入場料:無料

※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。

京都・舞鶴引揚記念館

期間:2022年11月12日(土)~2023年1月15日(日)
営業時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎月第3木曜日(8月と祝日を除く)、年末年始(12月29日~1月1日)
入館料:一般 大人:400円/団体大人(20名以上):300円
学生(小学生~大学生):150円/団体学生(20名以上):100円
期間中の映画紹介コーナー:一部無料
公式サイト:https://m-hikiage-museum.jp/

※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。

新宿・平和祈念展示資料館

期間:2022年11月12日(土)~2023年1月15日(日)
営業時間:午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
休館日:月曜日
(※祝日または振替休日の場合はその翌月。※夏休み期間は除く)
年末年始(12月28日~1月4日)
新宿住友ビル全館休館日
入館料:無料
公式サイト:https://www.heiwakinen.go.jp/

※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。

作品情報

映画「ラーゲリより愛を込めて」
2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開

出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕 ほか

原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画・プロデュース:平野隆
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「Soranji」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝

<あらすじ>
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた――。
身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子供と一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。さらに、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。
終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子供たちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。
誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた…。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いをかなえようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは――。

公式サイト:http://lageri-movie.jp/

©2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ©1989清水香子