『情熱大陸』パティシエ界最高峰の大会に挑んだ髙橋萌の苦悩と葛藤の10カ月を追う

エンタメ総合
2023年02月03日
『情熱大陸』パティシエの髙橋萌©MBS

2月5日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時~11時30分)に、パティシエの髙橋萌が登場する。

2年に1度、フランス・リヨンで開かれる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」。各国の代表3人がチームとなり、1年以上の準備期間を経て開催されるパティシエ界最高峰の大会だ。2023年は1月20日と21日、17カ国の代表が参加して行われた。

大会では10時間をかけて、チョコレート細工、あめ細工、氷彫刻とデザートを作り上げ、その作業工程や出来栄えを競う。今回、花形のチョコレート細工を担当するのが、日本代表唯一の女性、髙橋萌。国内予選に3度挑戦。20年11月に念願の代表となったパティシエだ。

普段は東京の人気洋菓子店で副料理長を務める髙橋。大会準備のために徹夜も惜しまず、仕事の傍ら造形教室に通い、躍動感ある作品を作り出す方法を学んできた。

日本はここまで5大会連続で2位。優勝の期待が集まる髙橋らの元に昨年5月、フランスから今大会のテーマが届いた。そのテーマは「気候変動」。地球の未来への関心が問われる課題。髙橋は「予想外のテーマ。どう表すか難しい…」と言葉をのみ込んだ。

悩んだ末、髙橋がチョコレート細工で作ることに決めたのは「鯨」。しかし、悠然と大海を泳ぐその姿をどうチョコレートで形にするのか。さらに、自信を失うほど苦戦したのが皿盛りのデザートだ。

初めは時間内に確実においしいものが出せるようにと冷たいものを考えたが、どんな味が世界各国の審査員の口に合うのか、どうすればインパクトが残せるのか。先輩たちからは「他の国と同じになる」「食べづらい」など厳しい意見も飛び、普段は明るい髙橋もやがて追い詰められていく。

そして勝負の日。日本を代表して世界最高峰の戦いに挑む一人のパティシエの苦悩と葛藤の10カ月を追った。

<PROFILE>
パティシエ/髙橋萌
1986年11月13日千葉県生まれ。3人姉妹の2番目。
2005年高校卒業後、武蔵野調理師専門学校に入学。製菓を学ぶ。
2007年から、パティスリー タダシヤナギ、リリエンベルグ、Délices Des Sens(フランス・リヨン)、インターコンチネンタル東京ベイを経て、2021年から「エキリーブル」スーシェフ。

2018年 第25回ルクサルド・グラン・プレミオ優勝
2020年 ヴァローナ「マンジャリ30周年レシピ・コンテスト」優勝
2021年11月 2023年のクープ・デュ・モンド出場者を決める国内予選優勝、日本代表選出

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2023年2月5日(日)午後11時~11時30分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
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