竹野内豊の語りで南極の最新貴重映像を紹介 映画「南極物語」&製作の舞台裏に迫るドキュメンタリーも放送

エンタメ総合
2023年05月11日
『「地球最後の秘境 南極大陸」 観測隊が見た神秘の世界』
竹野内豊

映画「南極物語」(1983年公開)の大ヒットから40年。地球はどのような変化を遂げているのか。フジテレビは南極観測隊に同行し、132日間極寒の地で厳しいミッションをこなす観測隊の姿を追った。

5月13日(土)には、「南極プロジェクト」として、最新デジタルリマスター版映画「南極物語」、その過酷な映画撮影の裏側のドキュメンタリードラマ『南極で映画を撮るんだ!超特大ヒット映画「南極物語」をつくった人たち』、そして南極の最新貴重映像が満載の『「地球最後の秘境 南極大陸」観測隊が見た神秘の世界』が放送される。

『「地球最後の秘境 南極大陸」 観測隊が見た神秘の世界』のナレーションを務めるのは俳優の竹野内豊。以前、ドキュメンタリー番組でガラパゴス諸島を訪れ、地球環境問題に関心を持つようになったという。

「氷の大陸」とも呼ばれる南極を知ることは、地球の未来を知ること。オゾン層の破壊や二酸化炭素などの温暖化ガスによる地球温暖化、地球が抱えるさまざまな環境問題の基礎となる情報を集める「南極観測隊」の活動に密着し、過酷な環境で厳しいミッションをこなす隊員たちの生活や、地球温暖化の真実を追う。

竹野内豊 コメント

◆ナレーションを終えての感想をお聞かせください。

第64次南極地域観測隊の皆さま方のご活躍に頭が下がる思いでいっぱいでした。そして、なかなか見られない大変貴重な記録の詰まった数々の映像を世に伝えるため、私もナレーションという形で参加できたことは大変光栄なことです。素晴らしい映像の中から、南極観測に携わる全ての方々と、ドキュメンタリーを制作したスタッフたちの並々ならぬ思いが伝わってきて、身の引き締まる思いでした。

◆この番組の見どころをお聞かせください。

南極は地球上で最も過酷な場所ではありますが、果てしなく汚れのない地球そのものの姿を見ることができる場所でもあります。地球を守っていくことの大切さだけでなく、まずは私たち自身がこの地球の大自然に守られて生きてきたということを銘肝し、自然に対して一人一人が敬意を払うことで、素晴らしい未来へつながるのではないか、そう感じられる映像作品だと思いますので、ぜひ、多くの方々にご覧いただきたいです。

番組情報

『「地球最後の秘境 南極大陸」 観測隊が見た神秘の世界』
『「地球最後の秘境 南極大陸」 観測隊が見た神秘の世界』南極の海底 ©フジテレビ

『「地球最後の秘境 南極大陸」 観測隊が見た神秘の世界』
フジテレビ系
2023年5月13日(土)午後4時5分~5時30分

配信:FOD、TVerにて見逃し配信

ナレーター:竹野内豊

<番組内容>
あらゆる生命体にとって地球上で最も過酷な地、南極大陸。フジテレビ取材班は南極観測隊に同行取材し、現地で数々の神秘的な映像を撮影、取材期間は132日間に及び、記録された映像は400時間以上にのぼった。番組では、その中でもイチオシの絶景映像、神秘的な映像をふんだんに紹介する。
氷の断崖絶壁、そして南極海に広がるカーテン状のオーロラ。厳しい環境の中で生き抜こうとするペンギンの親と子。ヒナから大人へと無事に育ったペンギンたちが独り立ちするまでを描写する。さらにはテレビ局では初めて昭和基地沖の海底に水中ドローンを投入、厚さ数メートルの氷の下はカラフルな生物の楽園だった。南極固有種のメガネカモグチウオが優雅に泳ぐ姿を撮影することに成功、映像は学術的にも活用される予定だ。

また、取材班は観測隊のアイスコア(数百年前にできた南極の氷)掘削チームにも密着、雪上車で南極大陸の内陸部へ向かうと激しいブリザードに見舞われた。そうした過酷な環境の下で行われた今回の調査で、南極大陸で一時的に氷が溶ける異常気象が発生したとみられる過去の痕跡を見つけた。また、日本の観測隊で初めて全自動の水中ロボットを投入した若手3人組のチームや、南極の海の生態系を調査する“お魚チーム”が、得意とする釣りのテクニックを生かして釣りまくる様子も必見だ。

映画 「南極物語」
超特大ヒット映画「南極物語」をつくった人たち ©フジテレビ/学研/蔵原プロ

『南極で映画を撮るんだ!超特大ヒット映画「南極物語」をつくった人たち』
フジテレビ系
2023年5月13日(土)正午~午後1時

配信:FOD、TVerにて見逃し配信

<番組内容>
公開40年記念 映画「南極物語」をつくった11人の証言者が明かす“胸熱ストーリー”
空前の大ヒットを記録した「南極物語」。実話を基に南極観測隊員と犬の絆を描いたこの映画は日本中を感動に包み、「タロ・ジロ」ブームを巻き起こした。そんな史実を基にした物語はいかにして作られたのか? その映画製作、そしてヒットに至るまでは、まさに困難の連続、「不可能への挑戦」だった。南極でどうやって映画が撮れるのか? ある兄弟の壮大なロマン。タロ・ジロ役の犬800頭の大捜索。その情熱に賭け、不可能に挑んだ映画プロデューサー。国民的俳優・高倉健が「地獄を見た」と語った極寒での命の危険と隣り合わせの撮影。テレビ局の社運を賭けた一大キャンペーン。犬たちを最後まで看取ったドッグトレーナの思い。
名画完成、そして大ヒットに至るまでの製作の舞台裏を、当時の関係者11人の証言と貴重な資料、さらに撮影現場の秘蔵映像、再現ドラマを交え伝える。映画作りに青春を賭けた人たちの“胸熱ストーリー”に迫る。

映画 「南極物語」
映画 「南極物語」©フジテレビ/学研/蔵原プロ

『映画 「南極物語」』
フジテレビ系
2023年5月13日(土)午後1時~4時

<番組内容>
高倉健が主演し、実話とフィクションを融合させ壮大なスケールで描いた感動作を最新デジタルリマスター版で放送。
「どうして見捨てたのですか なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」。
南極の厳しい自然の中での犬たちのサバイバル、そして犬をめぐる南極探検隊員たちの心の葛藤を有名なタロ・ジロの実話を基に描いた不朽の名作。公開当時、歴代興行成績1位を記録し日本中を感動の渦に巻き込んだ。
悪天候に阻まれ、南極探検隊員の飼っていた15匹のカラフト犬が南極昭和基地に取り残されたという実話を基に、南極の厳しい環境の中、犬たちの生への奮闘と南極探検隊員たちの姿を壮大なスケールで描く。
1958年(昭和33年)2月、南極昭和基地での越冬隊の活動は、悪天候に阻まれため中止になり、犬係の潮田暁(高倉健)と越智健二郎(渡瀬恒彦)の要請もむなしく、越冬隊と行動を共にしてきた15匹のカラフト犬は極寒の地にやむなく置き去りとなってしまう…。

監督:蔵原惟繕
脚本:野上龍雄、佐治乾、石堂淑朗、蔵原惟繕
出演:高倉健、渡瀬恒彦、夏目雅子、荻野目慶子 ほか
1983年公開

©フジテレビ/学研/蔵原プロ ©フジテレビ