『WHO I AM シリーズ』24年1月に新シーズン開始 西島秀俊&仲里依紗がナビゲーター続投【コメントあり】

エンタメ総合
2023年10月19日
『WHO I AM パラリンピック』

WOWOWオリジナルドキュメンタリー『WHO I AM シリーズ』(WOWOWプライム/WOWOW4K 無料放送・配信)の新作が、2024年1月スタート。ナビゲーターを務める西島秀俊、仲里依紗からコメントが到着した。

WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)の共同プロジェクトとして2016年にスタートし、TOKYO 2020の開催を経て、2023年1月にリニューアルしたWOWOWオリジナルドキュメンタリー『WHO I AM シリーズ』。

世界最高峰のパラアスリートに迫る『WHO I AM パラリンピック』と、アーティストやクリエイターなどスポーツの枠を超え多様なラインナップがそろう追加シリーズ『WHO I AM LIFE』の2シリーズとなって2シーズン目を迎える。

そして、いよいよPARIS 2024を迎える2024年、1月よりスタートする最新シーズンのラインナップが決定した。今シーズンは、全作品無料放送・配信となる。

『WHO I AM パラリンピック』は、2018年に国際エミー賞にノミネートされたほか、これまでアジア太平洋放送連合賞最優秀TVスポーツ、日本民間放送連盟賞優秀(4度)を受賞するなど、国内外で多くの評価を得てきた。

今シーズンは、車いすテニスで史上最年少グランドスラム制覇&世界ランキング1位を達成するなど、2023年に目覚ましい飛躍を遂げ、2024年のパリパラリンピックでも大注目の小田凱人に加え、東京パラリンピック陸上女子100メートルで世界新記録を樹立し金メダルを獲得したイタリアのアンブラ・サバティーニが登場決定。ナビゲーター&ナレーターは、シリーズ開始当初から引き続き西島秀俊が務める。

『WHO I AM LIFE』

一方の『WHO I AM LIFE』は、アーティストやクリエイターなどスポーツの枠を超え、多様なラインナップがそろう追加シリーズとして2023年1月にスタート。

1作目として放送・配信したヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・アーティスト)のエピソードは、科学技術映像祭 文部科学大臣賞、衛星放送協会オリジナル番組アワード グランプリを受賞するなど、高い評価を受けた。

2シーズン目もギニア出身のミュージシャン、シディキ・コンデと、オーストリアの舞台俳優、ユリア・クノルといった多様なラインナップがそろった。ナビゲーターは、昨年から引き続き、仲里依紗が務める。西島と仲によるコメントは以下を参照。

『WHO I AM パラリンピック』ナビゲーター&ナレーター・西島秀俊 コメント
『WHO I AM パラリンピック』ナビゲーター&ナレーター・西島秀俊

2016年から『WHO I AMシリーズ』のナビゲーターとナレーターを務める中で、僕自身もアスリートの生き方や考え方からさまざまなことを学んでいます。その間、戦いの舞台はリオデジャネイロから東京へと変わってきましたが、次なる舞台であるパリが近づいてきているのを感じています。また、今年3月には、WHO I AM PROJECT主催のノーバリアゲームズにも参加し、「みんなちがって みんないい」というメッセージを体感することのできる貴重な機会となりました。『WHO I AMシリーズ』が一人でも多くの方に届くことと合わせて、こうしたプロジェクト活動が少しずつでも広がればと願っています。今シーズンも、新しい出会いと学びができることを僕も楽しみにしています。皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです。

『WHO I AM LIFE』ナビゲーター・仲里依紗 コメント
『WHO I AM LIFE』ナビゲーター・仲里依紗

『WHO I AM LIFE』の新シーズンに、またナビゲーターとして参加できることをとてもうれしく思っています。今回もどのようなアーティストやクリエイターの方々に出会えるのか、私自身、今からとてもワクワクしています。そして、私もナビゲーターという立場から、さまざまな個性や、自分らしくいられることの素晴らしさなどを皆さんにお届けできればと思っています。ぜひご覧ください。

番組情報

『ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック』(全2回)
WOWOWプライム/WOWOW4K(無料放送・配信)
2024年1月スタート

◆ラインナップ

小田凱人(日本/車いすテニス)

愛知県一宮市出身。10歳で車いすテニスを始め、ジュニア時代から実力をつけ、2023年にその才能が花開く。17歳にして史上最年少グランドスラム制覇および史上最年少世界ランキング1位の偉業を達成。国枝慎吾が引退した車いすテニス界をけん引し、2024年パリパラリンピックで大注目の若き世界王者。

アンブラ・サバティーニ (イタリア/陸上)

陸上の中長距離専門として国内屈指の選手に成長していた2019年、交通事故に遭い左足を切断。しかしすぐに新たな目標を見つけパラ陸上を再開すると、2021年2月に行われた世界選手権の100メートルでいきなり世界記録を出し、衝撃の世界デビューを果たす。事故からわずか2年後の東京パラリンピックでは、予選・決勝ともに自身の世界記録を更新し、金メダルを獲得。次世代スターとしてまだまだ進化を続ける21歳は、パリでの連覇と、さらなる記録を追い求める。

『ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE』(全2回)
WOWOWプライム/WOWOW4K(無料放送・配信)
2024年2月スタート予定

◆ラインナップ

シディキ・コンデ (ミュージシャン)

ギニア生まれ。14歳の時にポリオを患い、下半身にまひが残り、車いす生活に。祭りや行事を通して音楽・ダンスに出会う。ユニットや楽団を組み、活動の場は村から街へ、そして首都へと変わっていった。1998年、ギニアのダンスカンパニーのNY公演に参加したことをきっかけに活動拠点をNYに移す。60歳を過ぎた今、彼はNYやアフリカで、大人や子供たちに音楽を教えながら、次世代へとバトンをつないでいる。

ユリア・クノル (舞台俳優)

日本生まれ。生まれながら脳性まひがあり、オーストリアのザルツブルクで育つ。幼い頃から水泳に取り組み、ユース代表チームに選ばれ、将来はパラリンピックへの出場も期待されるほどだったが、ウィーンへと移り住んだ後、空間や時間を超越し自由を感じられることから演技にほれ込む。俳優業を夢見て独学で演劇を学び2015年に初舞台を経験すると、その後もキャリアを積み重ね、国内に2人しかいない車いすの舞台俳優として活躍。一方で与えられる役が限定されていることや、車いすユーザーとして差別を感じることも少なくなかったことから俳優の国家ライセンス取得を決意。近い将来、格式高い舞台でトップ俳優たちと肩を並べることを目指し、活動を続けている。

公式HP:https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/
公式Instagram:@wowowparalympic
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